半可通日記

今日のための今日を生きるのではなく、明日のための今日を生きよう。

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2010年3月15日

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[The Informant! (2009)]

ジョージ・クルーニー製作、スティーブン・ソダバーグ監督、主演マット・デイモンというお友達映画である。

例によって「事実に基づいた映画」なのだ。

会社名の "ADM" は、日本人の耳には "ATM" に聞こえる。

これは実在する「アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド」社である。

穀物メジャーといえば、超有名な「カーギル」社と "ADM" しかいないのだ。

そんな国際企業の副社長マーク・ウィテカーであるからして、パリ・チューリヒ・東京・メキシコ・ハワイを、肩で風切って飛び回るビジネスマン。

専攻は生化学、出身校はコーネルである。

当然ながらゴリゴリの資本主義信奉者であり、会社にはリンカーンの肖像画や白頭ワシの像が飾られている。

訪問先のアンハウザー・ブッシュ社(実在)の受付ホールにも、巨大なワシの像が展示されている。

星条旗が誇らしく掲げられた自宅がまた凄い。

「風と共に去りぬ」に登場するような南部コロニアル様式で、車は真っ赤なポルシェなと八台を所有。

さて、「リジン」(リシン lysine)は、劇中では「ライシーン」と発音されている。

わが味の素社は、このアミノ酸を大量生産しており、その原料はアメリカ産のとうもろこしなのだ。

そのモロコシを仕切るのが、穀物商社のADMというわけ。

日本の連想から、マークは妄想する。

日本のスシのトロはスペイン語と同音だな、日本にはパンティの自販機があるな、、云々。

大会社の幹部でありながら虚言癖のあるマークは、味の素社のリジン価格談合をFBIに垂れ込む。

盗聴装置を与えられて舞い上がったマークは、すっかりスパイ気取り。

あることないこと、周囲に吹聴して回るのであった。

FBIの内部通報者としてのマークの秘密の生活は二年半に及び、おびただしい録音テープを提供した。

証拠を固めたFBIは会社幹部を一網打尽にするのだが、この期に及んでようやく「事件」は、すべてマークのでっち上げだったことが判明してしまう。

そしてADM社は、マークが書類を偽造し、会社のカネを横領していたことを発見する。

この盗みを隠すために価格談合事件を吹聴したというのだが、さて本当なのだろうか。

横領した金額は5億円なのか11億円なのか、マークは明言しない。

会社自体は、当局に500億円の罰金を科せられてしまう。

マークは9年服役するが、女房のジンジャーは釈放まで待っていてくれた。

現在マークは立派に会社を立ち上げ、社長を務めているというから笑える。

ちなみに、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド社と味の素、協和発酵の国際カルテルの謀議は実際にFBIに隠し撮りされ、公開されて大騒ぎになった経緯がある。

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[アメリカの教科書問題]

[Texas Conservatives Win Vote on Textbook Standards]
NYTimes_com
3/12/20

「ブラッドレー氏は、第二次大戦中には、日本人同様、ドイツ人やイタリア人も強制収容所へ送られた、と教科書を改訂するのに成功した。」

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『ニュームーン/トワイライト・サーガ』

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[New Moon (2009)]

ああ、広大なカナダの森林地帯には、異界の者たちが溢れているのであった。

109歳の吸血鬼と別れた18歳の高校生ベラは、深い抑うつ状態に入り、夜中には発作を起こす。

さらには、自殺願望を持つに至るのだ。

心配したパパは、ハンサムなジェイコブの元へ娘を送り出す。

ヴァンパイアのエドワードの庇護を離れたベラは、その乙女の生血に魅せられた吸血鬼連中に狙われる。

絶体絶命のヒロインを救ったのは誰あろう、ジェイコブであった。

なんとジェイコブは狼人間だった。

ベラはジェイコブに惹かれる一方、エドワードのことも忘れられない。

はるばるイタリアはシエナくんだりまで出かけたベラは、処刑寸前の恋人を救い出す。

赤目のジェインを演ずるのは、ダコタ・ファニング。

エドワードの愛車はボルボ。

ベラのプリンターはキャノン。

ジェイコブ役の俳優は、元来は細身であったが、狼人間を演ずるに当たり、食欲がなくても無理やり食事させられ、トレーナーつきっきりで筋トレした結果、ムキムキの肉体美になったのだとか。

女児名の「ベラ」は、ほとんど人気がなかったのに、ここ十年ほどで急激に命名数が増えた名前である。

この映画『ニュームーン/トワイライト・サーガ』は、「トワイライト〜初恋〜」の続編である。

第二作も好評だったので、第三作の 『トワイライト・サーガ エクリプス』 も近々発表予定である。

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