|
Mar 5, 2011
[Kurils: The great game in Asia-Pacific]
By M K Bhadrakumar
Asia Times Online
Ambassador M K Bhadrakumar was a career diplomat in the Indian Foreign Service.
「ロシアは南クリル諸島に巡航ミサイルを配置した。これは大統領の同地訪問に続く領地主権の主張である。
ロシアの行動の理由。その一。
極東開発はロシアの政策であって、下級官僚を送る代わりに、誤って大統領が来てしまった。
その二。
モスクワはちっとも進まない日本との交渉に嫌気が差し、スピードアップさせるために大統領を送ったのだ。
その三。
クリルは『フォークランド紛争』なのである。
日本は内政の失敗から国民の目をそらすため、紛争を道具に使っている。
だから警備の薄いクリルが標的になったのだ。
ロシア側にも、『鉄の女』サッチャー首相のような人物が必要なのだ。
その四。
日本側に攻撃性が強まったから。
ロシアは、日本お得意の奇襲攻撃に備えなければならない。
その五。
日本の政権は弱体で、しょっちゅう首相が交代している。
これではロシアとの戦略的対話ができるはずがない。
ロシア側も選挙対策として、日本に弱みを見せた、と国民に思われることは避けたいのだ。
その六。
ロシアの中国対策として。
中国を(非公然でも)クリル開発に参加させ、日本との溝をさらに広げさせる。
新華社通信『クリル諸島が日本の手に落ちれば、ロシア艦隊の移動に支障が生じる。
クリル諸島はロシアにとって、国力を見せ付ける舞台なのだ。』
ロシアは中国と米国との連携を恐れている。特に台湾と北朝鮮との『交換』をである。
中国は、太平洋に出て行くために、どうしても台湾を解放したいのだ。
台湾問題を解決するためには、朝鮮問題は格好の取引材料になるであろう。
北朝鮮がさらに核武装を続ければ、日本と韓国が原爆を持つのは時間の問題だ。
そうなれば、米国の影響力ははなはだしく損なわれる。
また、ロシアは冷戦時代のように、米国の軍拡につきあうほどの軍事予算の支出は無理である。」
|