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10/26(火)『べき論』

長崎の岩永先生からいただいている“考える言葉”を転載させていただきます             

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             『 べき論 』

 “べき論”なるものがあって、いろいろな意見があるらしい。
 “べき”とは、“べし(可し)”の連体形で「‥然の意(・・・するのがよい。・・・しなければならない)、確実な推量の意(・・・するらしい)、O辰啓蠅瞭虻遒慮譴砲弔い董意志・決意を表す(・・・するつもりだ)、げ椎修琉奸福ΑΑΔ垢襪海箸できそうだ)、ヌ仁瓩琉(・・・せねばならない)」(広辞苑)。

 “べき論”に対しては、否定と肯定の大きく二つの意見に分かれる。

 まず、否定論者の言い分はこうだ。「“べき論”は、観念論であって現実的でない。命令的で押し付けがましい。ストイックで、不自由な感じがする・・・・・」。一方、肯定論者はどうかというと、「あるべき事をそうあるべきとして追求するは、人間として当然である」と考えている節がある。

 どちらの言い分にも、一理ある。何も肯定・否定の二分法的な考えに捉われる必要はない。私はどちらかというと“べき論”的に思考する癖があるような気がするが、そこに止まらず、もう一歩踏み込んで考えるようにしている。

 例えば、「税理士として、いかにあるべきか?」という、あるべき姿を思い描いたとしよう。さらに一歩踏み込んで、「それは、自分にとって、そうありたいのか、そうでないか」と問うようにしている。「そうでない」とすると「なぜ、そうありたくないのか?」と考えるようにしている。それから、「あるべき姿を追求することをやめたとしたら、どうなるのだろうか?」ということも考えてみる。

 このように踏み込んで考えてみると、単なる“べき論”ではなく、自分にとっても極めて重要な内容であったり、気づいてなかった自分のしたい内容であったり、することがある。だから「すべき」ではなく、「する」あるいは「したい」という気持ちに変わることが往々にしてあるのだ。結果、多くの否定論者の言い分は解消されることになるだろう。

 人は誰でも、個人であると同時に社会人である。そのいずれかを肯定し、いずれかを否定するようなことはできない。しかし、分離思考の強い現代人の価値観は、二項対立的な判断をしてしまい、自己矛盾を引き起こしてしまう傾向にある。“べき論”の論争も、根本にはその問題がある。
 今盛んに叫ばれている企業の抜本革新は、企業としての「“あるべき姿”と“現状”との差」をいかに埋めるかの戦い(=自己差別化の戦略)である。“べき論”なくして、真に持続的成長はないと思う。

 “べき論”、大いにけっこう!それを自分の「する」あるいは「したい」に変えることができるかどうかは、その人の価値観に帰すべき問題であると考える。

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「こうあるべき」と言われている内容が間違っていたらどうなのでしょうか。無能な上司から、上司であることを傘に「こうあるべき」と言われると、部下としては反論ができず、不服従で対抗するしかありません。昔、サラリーマン時代にさんざん経験しました。その馬鹿な上司は役員になり会社をつぶしました。

2010/10/27(水) 午後 7:35 [ 加藤経営企画有限会社 ] 返信する

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経営も仕事は「あるべき姿」を目指してするものですから、「あるべき姿」は組織内で共有される必要があるのだと思います。それがベクトルを合わせるということですよね(笑)
会社の経営目的に照らして「あるべき姿」を話し合える社風や仕組みが必要ではないでしょうか?それがなくて、あるべき姿が納得できなければ戦う場を変えるのみでしょ!正解ですよ。

2010/10/28(木) 午後 0:05 yok*_s*_ne*01 返信する

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