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NSC,YCC秋山兄弟インタビュー 後半・・・




−−人見知りがなくなったとおっしゃっていましたが、他にもYCCに行って成長したなと思うことはありましたか?
 
勇輝 頭が柔らかくなりましたね。いろんな種類の脳を使っていると思うので、入る前と卒業後ではだいぶん違うと思います。
 
−−そういう面で、これまでしていなかった行動をとるようになったとか、具体的に新たな動きはありましたか?
 
勇輝 この1年でテレビのバラエティ番組の見方は違ってきたと思います。今までやったら興味のないものはそのまま流していたんですけど、何でこんなにおもんないんやろうってところから入って見てみたり、エンドロールで知ってる作家さんの名前を見て「この人、この番組もやってるんや」って意識したりとか、そういうことは増えました。
 
−−放送作家とは、みたいなことで印象に残っていることはありますか?
 
勇輝 常にアンテナを張る、自分が面白いと思ったらすぐメモをする。メモの中から広がることもあるので、そういうことは常にしておきなさいと言われていました。 
−−同期の皆さんとはいかがでしたか?             イメージ 1
 
勇輝 僕はだいぶん仲のいい方やと思います。授業終わりで毎週飲みに行ったり、「卒業後はみんなどうすんの?」っていう話とかもあるので。
 
−−卒業後はどうされますか?
 
勇輝 そうですね……とりあえず作家としてがんばっていくしかないです!
 
−−秋山さん、そんな弟さんですが。
 
秋山 いや、本当に言っているとおりだと思います。がんばり続けないとダメな職業なので。構成作家も芸人も。
 
−−最近のNSC生たちは秋山さんから見ていかがですか?
 
秋山 めちゃくちゃうまいですね、みんな。僕らの時代におったら全員1位になるくらいですね。
 
−−そんな違いますか。
 
秋山 はい。僕らの時代はめちゃくちゃ荒いんですよ、技術が。今の子らはしっかりネタしてるなって思いますね。
 
−−その違いは何でしょうね?
 
秋山 僕らのときは何を見たらいいかわからなかったんですよ。漫才を見るにしても番組がそんなになかったですし。たまに特番があるくらいで。あとは昔の師匠のDVDを見ることしかできなくて。今はネットでいくらでも…。僕らみたいなやつらのネタでもぶわ〜って映像が出てくるので…。今の人らはむっちゃくちゃうらやましいです。
 
−−今のNSCの授業を見てみたいですか?
 
秋山 思います。どんなんやってるんやろうなって思います。
 
−−NSCはもう15年前ですもんね。今となってはいい思い出だけが残っているっていう感じですか?
 
秋山 それはもういい思い出ばっかりですね。でも、後でいい思い出になったという感じですね。そのときはずっとしんどかったですし、怖かったです。今思えば全部いい思い出やんなとは、後で思えるようになりました。
 
−−不安とか恐怖を抱きながらも、1年間通った理由はなんでしょう?
 
秋山 同期の存在ですね。先生はおもんないって言っても、いやでも、あそこで見てる何人かがちょっとだけ笑ってたよな、みたいな。
 
−−授業でネタを見ていた同期の反応が救いになっていたんですね。
 
秋山 はい。でも、全員絶対笑うもんかっていうスタンスでこっちを見てるので、ほんまにまったく笑わないんですよ。僕らの時代は特に。むちゃくちゃみんなとがってて、絶対笑いませんでした。だから、卒業間近になってようやくクスクス、クスクスっていう反応があって。あ、笑ってる!ってなったときに最高にうれしかったですね。 
−−それは目の前にいる人をどうやって笑わせようかという、     イメージ 2
今舞台に立っている感覚とすごく近いですよね。
 
秋山 そうです、そうです。NSCのときからその感覚を教えてもらってたんやって卒業してからだいぶん経ってから気づいたというか。僕、ジャルジャルのネタのときなんか、目は睨んでるんですけど、ずっと口元押さえて笑ってました()。こいつ笑ってるやんって横のやつにはばれてたと思うんですけど()。それが、僕がNSCの時にクスクス笑ってた人らは見事にみんな、この世界に残ってるんですよ。いまだに、全員やっているので。
 
−−秋山さんもそうですよね。他の方がクスクス笑っていたということは。
 
秋山 いや、僕はもう最後の方でした。でも、それが大きかったですね。あ、わらかしている!って思えて。
 
−−そういう歯が立たないような場所も根性つきますね。
 
秋山 絶対いいと思います。NSCは芸人になる人はもってこいやと思います。辞めるのは簡単なので、しがみついてでもやってほしいなと思いますね。
 
−−今は『M-1グランプリ』『キングオブコント』『R-1ぐらんぷり』と、分かりやすい目標もありますしね。
 
秋山 そうなんですよ。僕もNSCに入って『M-1』に出たい!って思って。それで去年、初めて決勝に出たときに「俺すっげーな!」って、初めて自分のことを思いました。初めてですね。自分すげえなって思ったのは。
 
−−隣で勇輝さんがめちゃくちゃ笑ってますよ。
 
勇輝 いや、なんなんこいつと思って()
 
秋山 俺すげーなって思ったのは初めてやった。
 
勇輝 もう、家の感じ出てるから、それ以上言うのやめとけって()
 
秋山 それくらい嬉しかったです。
 
−−お互い、芸人さんと裏方さんという立場で、それぞれに対して思うことを教えてください。
 
秋山 スタッフさんは芸人を愛してくれているなって実感しますね。もう、すごくいい環境やなって思います。社員さんもそうですし、作家さんなんて芸人のことをすごくリスペクトしてくれるというか。だからこそ下手なものを見せられへんなって思います。
 
−−勇輝さんは裏方として、どういうところに芸人さんはすごいなと思いますか?
 
勇輝 一歩表舞台に出たらすごく輝いて、どの芸人さんもすごいなって思います。だからこそ裏方として気持ちよく芸人さんにやっていただけるような準備をしないといけないなって思います。
 
−−将来はどういう作家さんになりたいですか?
 
勇輝 ゆくゆくはバラエティ番組だけじゃなく、情報番組とかニュース番組とか、何でもできるマルチな作家になりたいです。
 
−−こんなふうに兄弟で、お互いプロとしてお話しする日が来るとは…って感じですか?
 
秋山 想像もしませんでした。
 
勇輝 そうですね()
 
秋山 まだピンと来てないです、正直。
 
−−今、どんな感じでお話されてるんですか?
 
秋山 家のリビングかな……って。実家の。
 
勇輝 ()
 
−−やっぱりまだ弟ですか?
 
秋山 でもちょっと顔つきが違うので、ああ!って思いましたね。ご飯はよく行くんですけど、こういう仕事の現場で会うのはあのラジオ以来だったので、あ、ちょっと仕事の顔してるって思いました。……そんな刈り上げてた?
 
勇輝 いやそこ、仕事とは関係ない()
 
−−勇輝さんは芸人・アキナの秋山さんとして接してみて、どうですか?
 
勇輝 やっぱり兄でも背筋がぴっとなります。すごいなって思って。変な感じですけど()
 
秋山 まあ弟もめちゃ負けず嫌いなので、作家は向いているんやと思います。
 
−−NSCYCCでまず続けるために大事な事は諦めないこととのことでしたが、ほかに何かありますか?
 
秋山 自分を好きになることやと思います。自分を好きになるからこそ、おもんないって言われたときに、しっかり傷ついて、もう言われたくない、じゃあどうしようってなるので。NSCとか、YCCとかに入ったら自分のことを好きになる人が多いと思います。
 
−−それはなぜでしょう?
 
秋山 誰も守ってくれる人がいないですし、もう、自分で戦うしかないので。自然と自分のことを好きになっていくと思います。
 
−−NSCはそうやって一人で戦う場所でも、卒業したら同期の存在は変わりますよね。
 
秋山 卒業したら全然違うんですよ。あのピリピリしてたのはどこに行ってんやろって思うくらいです。もう、今なんかジャルジャルのネタも手叩いて笑ってます。DVDも買いました()。家でも見てゲラゲラ笑って。でも、やっぱり負けたくないっていう気持ちもあって。
 
−−勇輝さんは、同期の存在はいかがでしたか?
 
勇輝 同期はいろんな感性の人が集まるんです。社会人も、大学生もいます。面白いと思うこと、見る番組も違いますし。「何?その番組。ほな見てみるわ」っていう新たなつながりもできますし、同期は自分にないものを持っている人たちばかりなので、そこを吸収できるいい環境です。
 
−−どういう方がいらっしゃいましたか?
 
勇輝 年を重ねてる方もいますし、働きながらの方もいます。就職活動に生かそうと入ってくる大学生もいます。いろんな環境の方の普段の話を聞いているだけで面白かったです。だから集まった人も濃かったですね。土日の授業なので社会人でも通えるんです。

−−では最後に、NSCYCCに入ろうかどうしようかと今、決めかねている方もいると思うので、そういう方の背中をひと押ししてくださるメッセージをお願いします。

秋山 ほんまにちょっとでも興味があるなら飛び込んできてほしいです。結果がどうなっても、NSCで気づかされることが多いので。一瞬でも興味を持った方は入学して、1年間経験してみてほしいです。人間としてもすごく成長できる場所だと思うので。学費の40万円も売れたらすぐ回収できます! 芸人をやりたいなら入ってきてほしいなと思います。 

勇輝 僕は漠然と作家になりたいと思っていて、学校があるのも知っていて、なかなか入る勇気がなかったんですが、でもそこを一歩踏み越えたら、「あ、めちゃ楽しいやん」って。僕が通った構成作家コースじゃなくても、総合コースの吉本の社員さんとか、マネージャーさんになりたい人も、授業の話を聞いているだけでもプラスになることしかないので、目指している人は入った方がいいと思います。

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