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テレマン:トランペット協奏曲

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 私は少年期よりテレマンのトランペット協奏曲が好きです。バロック期のトランペット協奏曲集では必ずカップリングされています。

 トランペットの魅力を素直に、ストレートに表現しています。輝かしく、テクニカルで、豪快で、元気一杯のバロック協奏曲です。

 LP時代からモーリス・アンドレで聴いています。


■テレマン トランペット協奏曲二長調
 テレマン(1681〜1767)は、当時ドイツで最も有名な音楽家でした。バッハ家とも親交が深く、特に次男カール・フィリップ・エマヌエル・バッハとは名付け親として親交を結び、ハンブルクの地位の後任もエマヌエルに指名していたと言われています。非常に多くの作品を書いたといわれ、教会カンタータでさえもJ.S.バッハの6倍は書いたという記録があります。現在でもその作品の全貌はまだ判っておらず、まだまだ知られていない曲がこれからも新たに紹介されていくことと思います。

 テレマンのトランペット協奏曲は、トランペットと弦楽合奏のために書かれ、トランペットの高音域の至難の技巧が用いられ、今日トランペット奏者の重要なレパートリーとなっています。

 作品は、緩急緩急の4楽章からなっています。第1楽章はテレマン独特の気品のある響きに満ちた美しいアダージオ、第2楽章は明るく快活なアレグロ、第3楽章は弦楽のみで演奏されるロ短調の深く響き豊かなグラーヴェ、第4楽章は輝かし華やかなテーマを持ったアレグロです。

●ナチュラル・トランペット
 バルブの機構が発明され実用化される前には、管の長さを変える機構を持たず、倍音のみで演奏されていた。このトランペットをナチュラル・トランペットと呼ぶ。倍音の音と音との間隔が狭くなる高次倍音を使うため、バロック時代には現在のソプラノ・トランペットの倍の管長(長さだけをいえば、バス・トランペットやテナー・トロンボーンと同じ長さである)のナチュラル・トランペットを用い、さらに現在のトランペットの常用音域より高いニ調(D管)を常用していた。音色はテナー・トロンボーンの最高音域を想像すれば、当たらずとも遠からずである。ナチュラル・トランペットのために書かれた楽譜を現在のソプラノ・トランペットで吹くと、高音域では輪郭が際だちすぎたキツイ音色となり、中低音域ではまとまりのない拡散気味の音色になってしまう(メンデルスゾーンの『結婚行進曲』冒頭のファンファーレなど)。

●倍音
 ある音の、周波数が(2以上の)整数倍である音を倍音(ばいおん)といい、1倍である音(元の音)を基音(きおん)という。

 正弦波弦楽器や管楽器の音を正弦波(サインウェーブ) に分解すると、耳に聞こえる周波数の音の他に、その倍音が含まれている。このような倍音を英語でハーモニックオーバートーン(harmonic overtone)と呼ぶ。

 また、管楽器や弦楽器では、同じ管や弦の長さでも、奏法によって、倍音を聞こえさせることができる。特に金管楽器ではその出される音のほとんどは倍音である。このような倍音を英語でオーバーブロー(overblow(管楽器))、フラジオレット(flageolet(弦楽器))と呼ぶ。

●トランペット協奏曲の歴史
 協奏曲が非常に栄えたバロック時代にはきらびやかな音色が好まれ、テレマンらによって多く作曲された。現在定番とされているレパートリーも多くはこの時代のものである。しかしそれ以降の古典派や前期ロマン派の時代では、作曲家達がより深みのある作品を作ろうとする傾向へと時代が流れていく中で、当時のナチュラルトランペットには自然倍音しか出せないという決定的な弱点があったため、トランペットは作曲家達の要求に応えることが出来ず、トランペット協奏曲はあまり作られなくなった。ちなみに、その弱点を補う装置をつけた楽器のための協奏曲をハイドンが1曲作曲しているが、この曲は現時点で一般に最も有名なトランペット協奏曲である。

 19世紀に発明されたバルブトランペットが普及してくると状況は一変した。トランペットは作曲家の要求に応えうる高度な演奏能力を備えた楽器となったため、トランペット協奏曲も再び脚光を浴びるようになったのである。

 しかしながら、現代のトランペットは、音色、音域、奏法などの観点で金管楽器の中で最も独奏に適した楽器のひとつにはなったが、未だ定番といえるレパートリーはそれほど多くはないのが現状である。

●有名な作曲家と作品
1658 トレルリ
1671 アルビノーニ
1678 ヴィヴァルディ
1681 テレマン
1685 J.S.バッハ - ブランデンブルク協奏曲第2番
1719 L.モーツァルト -
1732 ハイドン - トランペット協奏曲
1778 フンメル
1901 トマジ
1905 ジョリヴェ - 2曲
1920 アルチュニアン
1921 アルフレッド・リード
1932 シチェドリン

●テレマン
 ゲオルグ・フィリップ・テレマン(Georg Philipp Telemann, 1681年3月14日-1767年6月25日)は、後期バロック音楽を代表するドイツの作曲家である。生前は同時代の作曲家であったバッハやヘンデルより、人気と名声のあった作曲家とされる。彼の作品は優に4000曲を超え、いまだに整理がしきれていない。

 テレマンは、12歳でオペラを作曲し始めた神童であった。ライプツィヒ大学で法学を学ぶと同時に、学内では楽団コレギウム・ムジクムを組織した。楽器の多くを演奏することができ、木管楽器については高い技術を有していたという。23歳でプロムニッツ伯爵の宮廷楽長にになると、伯爵が好むフランス風管弦楽組曲を作曲した。27歳で、アイゼナハ宮廷楽長に赴任、宮廷礼拝堂楽団を組織した。31歳で、自由都市フランクフルト・アム・マインの教会の楽長に就任。しかし、テレマンの最大の転機は、40歳となった1721年、ハンザ自由都市ハンブルクに移動したことである。その後46年間、都市音楽監督兼ヨハネスカントールとして、オペラ、コンサート、教会音楽や出版を行い、高い名声を得た。テレマンは、裕福な市民層を相手に作品の予約販売という方法で成功を収めたほか、隔週の音楽雑誌「忠実な音楽の師」を刊行、毎号、新作楽譜を掲載するという新手の商法を生み出すという商売上手であった。1722年、ライプツィヒの聖トマス教会の楽長が亡くなった時、ライプツィヒ市はまずテレマンを招聘しようとしたが断られたため、仕方なく知名度の低かったバッハを招聘したというエピソードからも、当時のテレマンがバッハより人気が高かったことがわかる。

 テレマンは、オペラ20曲、室内楽200曲、協奏曲100曲、管弦楽130曲、受難曲46曲、教会カンタータ1000曲という膨大な作品を残したが、その中心は器楽作品である。

●モールス・アンドレ
 モーリス・アンドレ(Maurice André, 1933年5月21日 - )は、20世紀有数のフランスのトランペット奏者のひとり。セヴァンヌ近郊アレスの出身。

 アマチュア音楽家の家庭に生まれる。父親の友人バルテルミーにトランペットの手ほどきを受け、パリ音楽院に進むべきだと奨められるが、入学許可証を得るため、軍楽隊に加わった。音楽院では、在学1年目にコルネットで、2年目にトランペットで首席となる。音楽院では、ある教員よりうまく演奏することができたため、鬱憤を募らせたその教員に殴られ、帰郷を命ぜられたこともあった。それから数週間後に、アルバンの著書に載っている全14曲の練習曲を、ミスなしで演奏し切った。卒業の翌年、パリ国際音楽コンクールで見事優勝をとげる。

 1955年にジュネーヴ国際コンクールにて、1963年にもミュンヘン国際コンクールにて優勝。

 流麗で優美な演奏は、多くの金管楽器奏者を触発した。テレマン、バッハ、ハイドン、フンメルらのトランペットのための協奏曲の録音は、これらの作品の再評価に大きな力がったといってよい。トランペットの高音楽器の開発に力を注ぎ、その結果ピッコロトランペットを創り出した。この楽器は、熟練していない演奏者の手にかかると、甲高くきつい音色になってしまうが、アンドレはこの楽器をやすやすと扱い、理想的な柔和な音色を出してみせた。

 録音数は、1960年代初頭から現在に至るまで、優に300点をこえる。他の楽器のための作品を編曲して、トランペット独奏用のレパートリーを広げることにも尽くしてきた。今まで世界各地で4000回に上る演奏会をこなし、たびたび来日して演奏旅行を行なった。2003年にも来日している。ミシェル・ルグランらとイージーリスニングのアルバムも制作している。

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トランペットの話題をありがとうございます。こう見えても20年近くはお世話になった楽器です。トランペットコンチェルトはハイドンとフンメルは少しだけチャレンジした経験があります。今My BACH はずっとケースの中で眠ったままです。。。

2006/10/19(木) 午後 11:10 poc*ap*co0*02

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今My BACH もずっとケースの中で眠ったままです

2006/10/19(木) 午後 11:31 yosid

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お互いのBACHちゃんは目覚めるときは来るのでしょうか???

2006/10/20(金) 午前 0:04 poc*ap*co0*02

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今年、思い切ってオートバイを買ったので、丘、山や峠で、ラッパを吹き鳴らそうと思ってはいるのですが。

2006/10/20(金) 午前 7:40 yosid

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モーリス・アンドレのCDを取り上げましたのでトラバさせてもらいました。

2009/6/5(金) 午前 11:28 geezenstac

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