力率改善

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ご質問にお答します

第92話 ご質問にお答します

読者から久々に質問をいただきましたので、ご紹介します。

***** 以下引用 *****

貴社益々ご繁栄のことと慶賀申し上げます。
貴社のメール楽しく拝見しています。
さて、力率に関しよくわからないことがありメールさせてもらいました。
素人質問で申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。

一般の工場などでは、キュービクルに力率改善用コンデンサがあり、
力率は、100になっています。
このような工場でも、工場内設備の負荷側のモータ力率は80程度ですが、
負荷側のモータにも力率改善のコンデンサを付けることは、
省エネにつながるのでしょうか。

以上宜しくお願い致します。

***** 引用ここまで *****

以下はこの質問に対する私の返信です。

メールマガジン「低圧力率改善で省エネしよう」をお読みいだだき
ありがとうございます。

さて、
>一般の工場などでは、キュービクルに力率改善用コンデンサがあり、
>力率は、100になっています。
>このような工場でも、工場内設備の負荷側のモータ力率は80程度ですが、
>負荷側のモータにも力率改善のコンデンサを付けることは、
>省エネにつながるのでしょうか。

との、ご質問をいただきましたが、
同様の疑問をもたれる方が多い。というよりそれがむしろ普通なのでは
ないか。と感じていたことが、私がこのメールマガジンを書き始めた
最大の理由でした。

諸外国では、日本のような力率割引制度がある国はほとんど存在しない
そうです。
しかしながら、欧米では需要家の負担で低圧側のコンデンサ設置による
力率改善が行われています。
日本でも、昔は高圧受電であっても低圧側に進相コンデンサを
取付けていたようです。
昭和40年代になってからだと思いますが、高圧コンデンサに
切換えられていったわけです。
これについては、もしかすると電力会社の陰謀ではないか?^^;と
考えたこともあります。

高圧側の力率改善によって、100%になっているのあれば、
低圧側に進相コンデンサを設置したからといって、力率割引が
増えることはありません。
高圧側のコンデンサを取外して、低圧側にコンデンサを設置することにより
使用電力量が低減されて、はじめて省エネになったということができます。

使用電力が低減される理由は、損失の減少や電圧の安定化による
効率の上昇などをあげることができますが、
どのような条件下で何%省エネできるかをはっきりと示すことは
困難です。

私は過去の経験をこのメールマガジンに書くことにより
低圧力率改善の優位性を少しでも示すことができるのはないか
と思っています。




今後ともよろしくお願いします。


「低圧力率改善で省エネしよう」発行者
               中野雅夫


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