111008_石巻片付けお手伝いの事(記録)
10/7夜から、会社のボランティア活動で石巻へ行って来ました.
お散歩記事では無いのですが、とーちゃんの記録として残します.
以下、自分の日記:
4月の最初の週から週末毎に”片付けボランティア”のバスが会社から出ている.
「自分にも出来る事をしたい…」と思うものの〜腰が悪いので参加する事を躊躇していた.
まず、出来る事からとこれまで精一杯の現金寄付をして来たつもりだが、
『何に使われているのか?有効に使われているのか?無駄な使われ方をしているのでは?』
さっぱり使途が判らない...事に疑問すら感じ始めた.
そう思うとやはり、一度は、自分で直接的に貢献出来る事がしたくなって来た.
会社のボランティアの話を聞くと
「土砂の片付けが中心でとにかく超重労働.体力に自信がある人で無いと勤まらない.」と、誰もが言う.
そこで、何としても参加するべく”キントレ”に励んできたここ5ヶ月間.
腰をサポートする為に腹筋を中心に毎日トレーニングして、体重5kg減量(←おまけが付いた.)
満を持して、9月末にエントリーし、抽選も通過して10/7-8に参加の運びとなった.
神奈川県から、行き先は石巻へ〜♪
10/7(FRI)仕事を終えて20時に会社発!
この日は一日外仕事だったので、家でシャワーを浴びて出直した.
初めて知ったのだが、夜行バスの運転手さんは2名体制で2時間毎に交代をする.との事だ.
つまり、2時間毎に休憩時間が有る.
一日仕事の後なので、出発するなりとても眠い…当日の参加者の自己紹介などしてバスは22時消灯.
しかし、2時間毎の休憩でウトウトする頃に起こされ、ほとんど眠れないで4時30分に石巻の道の駅“上品の郷”に到着.
6時近くまで仮眠の時間だが、今度はすっかり明るくなって眠れず…目が覚めてしまった.
作業着に着替えをして、周辺を散歩していると平衡感覚が無く、どうも足元がふら付く.今日の
作業に多少の不安を感じる.
ちなみに食事は事前に3食分のパンを購入した.
午前7時、石巻市立湊小学校内の湊ボランティアセンターに到着.
朝学校に到着すると小学生の観光バスと入れ違いだった.子供達は、毎日近くの小学校へみんなで通学しているとの事.学校はまだ機能していない様だ.
また、小学校にはまだ3人の避難者の方々が.その方々も今週には仮設住宅への移転が決まり、ボランティアセンターも今週一杯で小学校から転居するとの事だった.
ボランティアセンターの作業指示で全体が二班に別れる事になった.とーちゃんの班は、民家の床下土砂の撤去との事、もう一つの班は、他のボランティアと協力して側溝の土砂撤去.そちらは想像を超える程の重労働らしい.
センターでスコップを借りて民家へ徒歩で移動.移動の途中、流された家は全体の半分位だろうか?何も無い空き地が散見される.残っている家も傾いたり、壁しかなかったり、無傷の家は無い.防波堤もコンクリートが粉々に破壊され、マンションの基礎は深く2m位まで水流で掘り返されているさまだった.
半年以上経って未だに当時のまま手付かずで生々しさが残る建物も少なくない.
お手伝いをさせて頂く民家に到着し、既に床を剥いである縁の下から泥を除去する作業に着手.
厚さ5cm分くらい泥質の土砂が入っている様だが、いったいどこからこの泥は入って来たのか?床下の通気口と言えば、せいぜいティッシュの箱くらいの大きさなので床下一面に入り込む事がイメージ出来ない.
結局やった作業は、泥の撤去と土砂の袋詰め、家の解体、解体後のゴミ整理など.
床の桝目の間から泥を掻き出すのにかなりの汗をかいた.とにかく泥は重い...
半壊の住宅なのでそこら中に釘が出ている.知らず知らずの内にあちこち擦りむいたのだが、家の修復をしている作業依頼主さん曰く、「傷口から破傷風になる.」依頼主さんも膝が破傷風になったとの事.破傷風菌がそこに居ると云う事になるので怖い作業だった様だ.ちなみにこの話は、作業を終えてから聞いた.
実質作業は4時間程度であったが、日頃運動をしていないとーちゃんにとっては作業限界であった.
20時会社出発、翌日23時会社帰着27時間(家からだと30時間)の内の4時間であるのでかなり効率は悪い.とーちゃんの様な初参加者も多数居るので、その日の成果だけを見るとどれだけ現地のお役に立っているのか?
かなり疑わしいのは確かだ.
しかし少なくともかれこれ6ヶ月もの間この活動を継続してくれている事務局の皆さんの想いは現地に伝わっていると確信している.
また、これまでテレビや写真で見て来た現地の報道を自分の目で見る機会を得て、津波の想像以上の壊滅的力を感じる事が出来た.既に8割方の瓦礫撤去が終わっている状況下でも、その凄まじさを見て体感する事が出来た.
平地が大きく広がるここ石巻は、集団での高台移動は無さそうな予感がする.大きな防波堤が建設されるのだろうか?港町でも防波堤は作れるのかな?
いずれにしても町の復興には、まだまだ時間が掛かりそうだ.(おわり)
家で待っていた人にもワンにも