無精さかやき
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著者がうなりまくる芭蕉さんの句
しばらくは花の上なる月夜かな
(「新芭蕉講座 第三巻」 頴原退蔵、加藤楸邨、矢島房利著)
「評」は、
「花と月との融けた春夜の情を把んで適確なる作である。」と始まり、 「明る過ぎる位明るい。そしてその中に一抹の水の如き寂寥を滲ませているのは、「しばらくは」が、月と花との融合したその頂点を示しつつ、移ろうものの姿を言いとめているからであろう。」と締めている。 なるほどねえ。
その次の次の句がこれだ。
無精さかやき 起されし春の雨
と読んだ人いませんか。
こんな昔、7、5、5の句なんて進んでる。 しかも、4コマ漫画のような面白さ。
残念。
そんなわけなく、
無精さや かき起こされし 春の雨
漫画どころではなくて、これまた著者を大いに満足させる句だったようです。
微笑どころでなく大笑いしてしまってごめんなさい。
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