心の窓(写真集)
リース先日姉のところへ手伝いに行ってきました。 山に囲まれて、車がなければどこにも行けないような山奥です。 そんな状況の家なので、食べ物も何もかも、そこですべてことたります。 だからほとんど外に出ることがありません。 子供を塾へ送るのに車で出かけるときも、「せっかく行くなら」と買い物を山ほど頼まれます。 一緒に住んでいる人が多いので、肉屋で買う肉の量もキロ単位(笑) トイレットペーパーも車に積めるだけ(笑) でもそんな山奥にいると、肉体労働ばかりだし、いろんなことが流れて行っていいもんです。 で、ある日突然大玄関に届いていた枝。 「リースにしといてって伝言です」って・・・姉は私が不器用なのを知っていてそんな難題を・・・。 ぼろぼろ実をこぼしながら作りました。 最初は黄色い皮に包まれているのに、ちょっと時間が経つとパカッと割れて 中から赤い実が出てきました。 これがはじけてきっと種がでてくるんでしょうね〜。 せっせとリースにして、落ちた実を掃いて、ふーっと一息。 ふと、近くの木から葉がはらはらと落ちているのを見て、 以前義兄が説法で語っていたオシャカさまの弟子の話を思い出しました。 弟子の中で一番頭の鈍い子。自分の名前すら忘れてしまう子。 他の弟子からは「アホだ」と散々からかわれます。 ある日その弟子がぼーっと落ち込んでいるので、お釈迦様は「何をしてるんだ」とたずねます。 弟子は「自分は愚かなので、とうてい無理です」と破門を願います。 お釈迦様はその弟子に「愚かなことを知っているお前は愚かではない。庭を毎日掃除しろ」と命じます。 そのお弟子さんは、お釈迦様のおっしゃるとおり、毎日毎日、庭掃除をします。 後にその庭掃除を通じて悟りを開いたため、その弟子は大抜擢された、という話でした。 この話、悟りとは通過点でしかない、というところがポイントなようですが、 兄は少し捻じ曲げてました(笑) 枯れて落ちる葉もあれば、まだ緑なのに落ちる葉もある。 でも春には新しい葉がどんどん芽吹く。 これはまるで、人間界のようではないか、と。 そのとき兄が伝えたかったことはきっと、老いも若きも定められた死は避けられない、 けど命のバトンはつながってるよ、ということでしょうかねぇ。 |