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2012年2月20日

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「歴史を直視しろ」とか言う馬鹿

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歴史の話になると、さも自分が知っている歴史が本当であるかのように信じ込み、他人の歴史観を否定したがる人たちがいる。そして、他人の歴史観が自分に都合が悪ければ、「歴史修正主義者」とか訳の分からないレッテル張りをする連中までいるのです。

そもそも、歴史というのは修正することすら不可能なほど嘘が多くを占めており、本当の歴史などを知っている人はこの世に一人も存在しません。それでも、真実に近づきたいという一心で綻びを修正していこうとするのは当たり前の行為でしょう。逆に、修正を否定する人と言うのは、自分の知っている歴史が真実であると信じて疑わないお目出度い脳の持ち主という訳です。

学校教育で習う歴史は特に嘘にまみれていて、数値を見れば矛盾が暴かれるような、本来虚偽であることが疑いようも無いことでも平気で教科書に載せています。

例えば、江戸時代の農村の困窮はことさら強調されており、慶安の触書などをもってきて、権力が農民から搾取していたかのように偽装していることがあります。慶安の触書には、「農民は米を食うな」というような内容があり、これをして農民は粟や稗を食べており、重い年貢に苦しんでいた、という歴史が定着してきました。この嘘は近年暴かれ修正されてきていますが、信じている人も未だに多いのではないでしょうか。

そもそも、江戸時代の全国の石高は1700年時点で2580万石、人口は2450万人、1834年時点で3050万石、人口が2700万人であり、1石が国民一人の年間消費量(一日3合)であることから、平時では人口以上の米の収穫があったことになります。もし、農民が米を食べられなかったのだとしたら、1834年の農民の総数を超える、2850万人分の米はどこに消えたというのでしょうか?残りの階級の人間が消費したとでも言うつもりでしょうか?そんな馬鹿な話はありません。凶作や流通の問題で飢餓が起こることはあったでしょうが、国内をひとつの市場としてみた場合では、農民も一日3合の米を食べれて、さらに米は余ったという計算になるのです。

こんな馬鹿な話を、誰も疑問を抱かぬまま当たり前のこととして認識しているのが「歴史」の本質であり、歴史というのはこのような嘘偽りが多くを占めていると考えるのが普通のことです。

これは当然の話で、歴史は時の権力の都合の良いように改変されてきているからであり、江戸時代の歴史書と明治時代の歴史書では、内容が大きく違うことからも分かります。また、同時代であっても旧会津藩の残した歴史と明治政府による歴史では、真逆のことが書かれていたりするのです。

国内ですらこれなのですから、他国とは全くの相容れないものになっています。それぞれ都合の良いように解釈、改ざんされてきたものを、どちらが正しいと言っても徹底的な検証無くしては折り合うことなど出来るはずがありません。現在、日本の政治家などでも韓国や中国の主張する「日本の近代史」を真実であると見做している馬鹿がいますが、言語道断としか言えません。歴史においては、他国の主張が正しいなどということは100%有り得ないことです。それぞれが、自分の国に都合が良いように解釈するのが歴史であるにも係わらず、それを他国に迎合するというのは異常の極みでしょう。国内でも一致しないものが海外と一致するわけがありません。

「歴史を直視」するには、膨大な資料に当たって矛盾点を修正し、その後に可能となることであり、一個人や一般人には到底出来ることではありません。にもかかわらず、歴史の直視を簡単に言ってのける人たちは、つまりは自分の都合の良い歴史を妄信している愉快なレベルの知能の持ち主だということになります。

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