旅に出たい。
|
。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・ |
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
|
。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・。・*。・ |
|
+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + 向田邦子 私が初めて彼女の作品に出会ったのは、たしか中学生の時。 国語の教科書に載っていた「字のない葉書」という作品だったと記憶しています。 そのときは、作家の名前は覚えていなかったのですが、その内容と(ノンフィクションです。) なぜか 頭の中で情景が思い浮かばれて ずっと強く印象に残っていました。 2年位前から、向田邦子という人に興味を持って作品を読み進めていたとき またこの作品に出会いました。 時代は第二次世界大戦中。状況が悪化する中、やむを得ず末っ子の娘(邦子の妹)をたった一人で疎開させることになった家族。 まだ字の書けない娘の安否を確かにするため、父は大量の葉書を買ってきて彼女に持たせ、こう言う。 「元気な日はこの葉書にマルを書いて、毎日一枚ポストにいれるように。」 葉書のあて先は、すべて父親宛の宛名がすでに書いてあります。 疎開して最初のうちは、大きな大きなマルの書いた葉書が家族に届いていました。 しかし、届く葉書は日に日に小さなマルになって行き、とうとう最後には小さな小さなバツの書かれた葉書が届きます。 見かねた父は、末娘を疎開先から引き上げることにし、数日後、末娘は家族のもとに帰ってきました。 兄弟の「帰ってきたよ!」という声を聞いて、家から飛び出す父親。それもはだしで。 そして、末娘を抱きしめて 大声で 泣きました。 ====================================================================================== 普段は厳格で、近寄りがたい父親が声をあげて泣いている姿。 長女であった邦子自身が見ていた状況を描写した作品です。 このとき彼女は「大の男が声をあげて泣いているのをみたのは初めて」と言っています。 大人になってから改めて読んでみて、涙が止まりませんでした。 守りたいのに守ってやれなかった 父親のやるせない気持ち。。。 向田さんの作品は、読む人の心に染みとおってきます。 そんな向田さんの作品が大好きです。 26年前の8月22日、台湾で飛行機事故があり乗客110人全員の命が絶たれました。 その飛行機に、向田さんも乗っていました。 かつて「飛行機」というエッセイを書いたことのある彼女。飛行機が苦手な彼女。 どんなに怖かったか、不安だったか。。。 そして、残念なのは、作家としての彼女の可能性がフリーズされてしまったこと。 でも、27歳の私が 26年前に亡くなった作家に こころを奪われていること・・・ それってすごいことですよね。 彼女の虜になる人は、きっとこれからも居続ける。むしろ、どんどん増えていくと思う。 それってすごいことだ。。。 ※写真は、向田さんが幼少期を過ごした鹿児島、城山公園からの風景。
天気が悪くて 桜島がかすんでしまいました。 |
全1ページ
[1]
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
| 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
| 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
| 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
| 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
| 今日 | 全体 | |
|---|---|---|
| 訪問者 | 0 | 10122 |
| ブログリンク | 0 | 12 |
| コメント | 0 | 1307 |
| トラックバック | 0 | 39 |
開設日: 2005/12/10(土)