無題
No.239:☆思い切り過ぎ☆
本来字体が複雑なために、当用漢字や常用漢字に採用する際に、気持ちのよいくらいごっそり省略したため、旧字体を見ても新字体に結びつかないほどのものもある。 例えば、「壓」から「圧」、「醫」から「医」、「藝」から「芸」、「應」から「応」、「縣」から「號」、「處」から「処」、「聲」から「声」、「團」から「団」へのそれぞれの変化は、本来字体の一部分を抜き取って新字体とした。そのため「罐」から「缶」へのときと同様、新字体が、別字としての側面を同時に有する場合が多発した。 「絲」から「糸」、「蟲」から「虫」への簡略化も同様で、新字体は本来別字だった。新字体も今では余り違和感が感じられないのかもしれないが、かなり思い切った簡略化は、中国のそれに決して負けていない。
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