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白洲正子 「私の百人一首」

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「私が百人一首から遠ざかったのには、もう一つ理由がある。これは私だけではなく、現代人の通弊だが、古今・新古今の歌はつまらないという観念があったからだ。」
 
「万葉の歌が美しいのは、今さらいうまでもないことで、私自身の経験でも、若い時は「万葉集」に心をひかれ、京都より大和の風物の方に身近なものを感じた。

が、だんだん年をとるにつれ、平安朝の文化の奥の深さ、京都の自然のこまやかさに魅力をおぼえるようになった。

人間の一生というものは短くてはかないが、一国の文化が成熟し、老いていく姿と、似ているような気がしてならない。」
 
(白洲正子著「私の百人一首」新潮文庫 より)
 
 
また百人一首の解説書を見つけ、迷わず買ってしまいました。
百人一首は僕にとって、平安時代のスター名鑑みたいなものです(笑)

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