駄文13(フェイトさんのサイトのアドレスが下のほう行っちゃった;;

∬ バウみた 3 ∬

――メインディッシュは狐の尻尾のフサフサ風味――

森の中をある程度進んでようやく私は気づいた
「動物がいない・・・?」
気配は感じる
が、肝心の姿が見えない
まるで何かに怯え隠れているような雰囲気がどことなく漂う
一人呟き隣のみたさんの方を振り向くと
先ほどより警戒が増したのか耳をぴくぴくと動かし何かを探っている
「何か――」
「ちと、まずいかなぁ・・・」
私が言い切る前にそんなことを呟いた次の瞬間
バキバキバキバキッ!!
雷が落ちたかの如く轟音と共に背後にあった巨木が倒れて来た
「なっ!?」
振り向くと同時に慌てて後ろへ飛び退く
木の倒れた向こうに目をやるといつの間にか黒い壁が立っていた
視線を徐々に上へ向けていく
醜悪な爪、見たこともない紅い眼光、かろうじて見える羽らしきもの
「・・・ちょ」
視界に入った黒い壁、通常よりひとまわり以上大きいそれは
紛れもなくバグベアーだった
グオォォォォォォーーー!!
耳を聾するような咆哮で我に還った
慌てて銃を構えようとする私の横でみたさんが弾けるような勢いで飛び出した
弾丸のようにバグベアーに向かい直進、その数歩手前で高く跳躍した
時間が止まったかのように魅了するムーンサルト
空中でみたさんが正に逆さまになった瞬間蹴りが繰り出された
ズシンッ!!
ダッシュとムーンサルトのひねりで重みを増したハイキックが熊の左側頭部を捉えた
普通の敵であれば首の骨を折られこれで終わりだ
「げっ」
が、こいつは普通とは違った
みたさんの呻き声と同時にクマーの巨大な左腕が払われた
「ガハッ!」
足がクマーの頭にめり込み逆さ状態のみたさんはそれを防ぐ術もなく弾き飛ばされる
ドスンッ!
「ゲホッゲホッ!」
そのまま傍の木に叩きつけられ激しく咳き込んだ
グオォォォォォォーーー!!
今度はこちらを向き二度目の咆哮、今のでどうやら怒らせてしまったらしい
鼻息を荒げながら前足を地面につけ猛然と突進してきた
銃を構え狙いをつけると緊張の汗が頬を伝った
次の瞬間クマーが飛び掛ってきた
距離が縮まるにつれ感覚が研ぎ澄まされ時間が緩やかになる
汚い牙が目の前に来た瞬間時間が止まり引き金を引く
クマーの顔面でパワーショットが弾けた
頭から地面に突っ込み転がっていくクマーの横をすり抜けみたさんの元へ駆け寄る
「大丈夫?」
「う〜ん、ぐらぐらする」
叩きつけられたとき頭を打ったのか
ふらふらしながら立ち上がるみたさん
「とりあえず無理、ひとまず逃げよう」
クマーに目をやると転がりながら暴れ続けていた
どうやら致命傷を与えるまでは至ってなかったようだ
時間がたてばすぐに起き上がり再び襲ってくるだろう
「そだね、あれはちときついよ」
みたさんと私はうなづきさらに深い森の奥へと走り出した
しかしその後姿を片目を潰され痛みで暴れ狂うバグベアーは
残された紅い眼光で睨み続けていた・・・


(ぼちぼちイベントの日にち決めないといけないですねぇ・・・

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どうしましょうか・・・

掲示板の方が投稿できないので、Fサーバー3周年イベントについての掲示をどうするか考え中。。
進展がありましたらこの場所にて連絡します。


追記:イベントの詳細については→ http://sprite.paslog.jp/ へ。

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駄文12(もう夏ですねぇ・・・

∬ バウみた 2 ∬

――ネコと獅子のごった煮スープ――

心地よい風が吹き抜け木々は波のような音を奏でる
暖かな木漏れ日の中を私たちは歩いていた
時刻はじきに昼になろうとしていた
「お弁当でも持って来れば良かったかな?」
ふと思ったことを隣を歩くネコさんに尋ねてみた
「あれ・・・?」
が、すでにそこには誰もいなかった
ふと振り返ってみると何かを探るように
耳をピンと立て、せわしなく尻尾を振るみたさんが立っていた
「どうかしたの?」
普段の雰囲気とはどこか違うみたさんに問いかける
「う〜・・・、何だろ、何か変」
みたさんは感受性が強かった
おそらくこの森に何か違和感を感じたのだろう
「うまく言えないけど何か変だよここ」
「ほむ」
私は曖昧に頷くしか出来なかった
少なくとも私にはこの森に違和感を感じられないでいたからだ
今日の森は柔らかく暖かく
それは捕りこまれそうになるくらいとても心地良かった
「もっと奥に行ってみようよ、何か分かるかもしれないし」
とりあえず悩んでいても仕方がないので進もうと提案する
「う〜・・・うん、まっいいか」
違和感は拭えないでいたようだがあまり気には留めずに済んだようだ
そして私たちは森の奥へと進みだした・・・


一方その頃、雪山には一人の狐がせっせと穴を掘っていた
切りそろえられたさらさらな前髪、ふさふさな二本の尻尾
あたり一面が眩い銀世界の中
自分で掘った穴にうずくまりテディベアはにやけていた
「ふふふ・・・、大漁大漁・・・」
穴から立ち上がったその手には輝く石が握られていた
「ふふ。こうも調子がいいとなんか怖いな」
そういいながらもにやけた顔は戻せずにいた
彼女の鞄はすでに化石や宝石で一杯だ
こんなにも幸運な日はいつ以来だろうか
今日の収獲を見て満面の笑みを浮かべそう思う
「さて、おなかも空いたしそろそろ帰るかな」
パンパンになった鞄を肩にかけ雪山を下り始めた
その途中どこからともなく叫び声がこだました
どうやら今から向かう正面の森からのようだ
「う〜ん、若人たちはがんばってるなぁ」と、呟く
きっと誰かが鍛錬をしているんだろう、あそこはそういう場所だ
特に悩むこともなくそう結論づけた
あの森を通らなくても町には帰れるがなぜかあの森に後ろ髪を引かれた
なぜ? と、聞かれれば、なんとなく と、答えるしかできない
それは衝動的なものだった
「まぁ、たまにはいいかな・・・」
そんな軽い気持ちで彼女は森へと足を踏み入れた・・・



(気づけばもう一ヶ月くらいたってました^^;; しかも今回はたいした盛り上がりもないというorz

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駄文11 (なんだかまた書いてみました・・・

∬ バウみた 1 ∬

―― 子羊の前菜 ――

ぽかぽかと暖かくなり世間はすっかり春めいてきた
白い光はやわらかくそれは眠りを誘うのに十分だった
昼食をとり終えた私はこの陽気の中うつらうつらと
昼寝の場所を探し求めメガロポリスをふらふらしていた
すると目の前で見知った羊さんがせっせと露店の準備をしていることに気づいた
「こんにちは、フェイトさん」
とても眠たかったが何を売るのか気になったので声をかけてみた
「あ、こんにちは、星さん」
向こうもこちらに気づいた様で微笑みながら挨拶を返してくれた
「露店?今日は何を売るんですか?」
早速準備中のところを覗いてみる
「まぁ、秘密、です」
と、口元に人差し指を立て微笑んだ
「あっ星さん、バウさんと、みたさんを見かけませんでしたか?」
「バウさんと、みたさん?いや、見てないなぁ・・・」
私は昼食をとってふらふらしてたことを告げる
「そうですか・・・」
フェイトさんは少し視線を下に向けなにやら考え込む
「何?あの二人がどうかしたの?」
私は妙に気になったので聞いてみた
「いえ、暖かくなったので冬眠から目を覚ましおなかをすかせた
 クマーの毛皮をとってきてもらおうとお使いを頼んだのですが・・・」
(毛玉じゃなく毛皮・・・?)
「へぇ・・・でもクマーでしょ?あの二人ならそれくらい余裕でしょ」
「えぇ、ですが、この先の山道を使って向かったみたいで・・・」
さてさて、とてもいい天気なのになにやら雲行きが怪しくなってきました
「ルドルフを使わずに?」
「はい、何でも話しかけるとこの世界から消されるとか何とか・・・」
それはどこの都市伝説だろう・・・
あぁ・・・でもあながち間違ってないのかなぁ・・・
「はは・・・、いくらあの二人でも迷子になんてならないでしょ、たぶん」
そう思いつつもなんだかとても心配になってきた
「あ、星さん知ってましたか?おなかをすかせたクマーは何でも、
 大木を薙ぎ倒し常にバーサク状態のように暴れ狂うそうですよ」
この人はなんだかとても楽しそう話す
「はは・・・、大丈夫だよ、たぶん、きっと・・・」
ますます心配になってきた、と、一つ疑問が浮かんだ
「自分でとりに行ったほうが早いんじゃないの?」
「それが、私が行くとなぜか出遭いにくいのと、出遭ってもつい毛皮を焦がしてしまうんです」
(羊の皮を被った狼・・・?いや、でも相手は熊なんじゃ・・・?)
「どうかしましたか?青い顔してますよ」
ハッと我にかえる
「あはは、大丈夫、そのうち帰ってくるよ」
目一杯引きつった笑顔でこたえた
「そうですね、それじゃあ、私は昼食に行って来ますね」
気がつくといつの間にか露店の準備は終わっていたようだ
「え、店番しなくていいの?」
誰もいなくなっちゃ不味いだろうと思い聞いてみる
「いるじゃないですか、ちゃんとソコに、それじゃあ、行って来ます」
フェイトさんは露店のほうを指差したら、手を振りながら行ってしまった
「いるって・・・?」
もしや私なのか?と思い露天の方を改めてみるとゴソゴソと動くものが目に入った
「うっ・・・!」
もの凄くビックリしたが近づいてよく見るとソコには
太いロープでぐるぐる巻きにされシクシクと泣く一人の竜がいた
「ムゥ〜〜ムゥ〜〜〜ッ!」
口を塞がれてる竜はとても必死そうだった
「メメさん・・・」
白くやわらかい光がなんだかとても目にしみる春の日の昼下がりだった・・・



(あぁ・・・またやってしまった・・・バウみたなのにバウさんみたさん出てないしね・・・
 またしばらく私の妄想と自己満足の産物にお付き合いくださいな・・・

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駄文 次回予告編(嘘)

∬ バレンタイン攻防戦 ∬

雪が今にも降り出しそうな昼下がり
その恐怖はこんな一言から始まった・・・
「そういえば・・・」
某羊さん(黒)が何か呟いた
「お?」
「ぅ?」
これといって思い当たることが無く疑問符が浮かぶ私と
最近ちょっとそわそわしている某竜さん
「メメさん。シュガーさんにチョコあげても良い?(」
一瞬時間が止まった
それはもうほんの2,3秒が2,3時間に感じられるくらいに
「www」
私は口を開いて声を出したつもりだが声にはならなかった
とりあえず頭に浮かんだのは
(そんなに戦争がしたいのかぁあんたはぁぁっーー!)
と、前代未聞の主人公を途中降板した人みたいな感じ
「どーぞどーぞw」
その横でメメさんが少し上擦った声で答えた
「わーいw」
喜んでるんだか何を企んでるんだか分からないフェイトさん
それがまさかこんな悲劇になろうとは
このとき誰に想像できただろうか・・・



次回 「聖☆バレンタイン攻防戦 祟り殺し編」

なぜ吹雪の山の中メメが泣き叫んでいるのかっ!?
シュガーのその手握られる太いロープとろうそくの真意はっ!?
そして、漆黒の中に佇む羊の最後の計略。彼女の望む世界とはっ!?

全世界が泣いた、感動のバイオレンスホラーアクションついに完結!!










(ってな風にならないかなぁ・・・ってか、シュガxメメを書きたくなる衝動に
 襲われる^^;(もちろんメメ受け)ちなみに続きません^^;)

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駄文10 (ようやくです・・・;

∬ 黒い羊と白い竜 3 ∬

―――Hekisa Side 2―――

(やれただろうか・・・?)
ダークミストは思った以上にうまく行った
そこに完璧なタイミングで放った攻撃
まず回避は出来なかっただろう
黒い霧と爆散したマナの霧のせいで相手の位置が掴めない
(リカバリーの光は見えない・・・)
魔法行使の反応までは分からないがあの光なら見えるはず
(やっぱり今ので決まったのかな・・・?)
妙な緊張感の中、追撃のアローのための魔力を左手に集める
初撃のライトニングの痺れがまだ残っている
両腕は動くが歩くことはまだできなさそうだ
回復させている時間はあるだろうか
思考を巡らせてる次の瞬間
ヒュッヒュッヒュッ!
乾いた風を切る音
漂う霧の中から無数の光が飛び出してきた
(っ!!?)
咄嗟にアローを発動させ相殺する
(反撃ッ!?真っ直ぐ私へ飛んできたッ!?)
すぐさま次に備えるため態勢を立て直そうとすると
(くっ!?)
痺れのせいでバランスが崩れそうになる
(そうか、私の位置は始めから変わっていない・・・)
今のフェイトさんにとって目に見えなくても魔力を辿る必要はない
ただ一点にのみ魔法を放てばいいのだ
おそらくフェイトさんがいるだろうと思われる霧の向こうに目を向ける
止まっていた思考を再開
(私の位置が掴めたのは分かった、それはよしとして回復じゃなく反撃?
  私の攻撃は外れた?それはありえないはず、相手は完璧にこちらの策にはまった
   だとしたら、おそらくフェイトさんは・・・)
左手に魔力を集め右手は杖を握りなおす
結論を出そうとしたその時、霧の中から光球が現れた
反射的にそれをはじこうと思った瞬間
最初に行われた攻防がフラッシュバックする
(・・・リング、同じ手に引っかかるわけにはッ!)
左手に込めた魔力をライトアローに換え天に放つ
直後、霧の中から3つのリングが飛び出してきた
(来たッ!)
今度こそリングを受け流すために障壁を張り巡らす
(フェイトさんは回復をしてない、かといって私はあれを回避された気もしない)
天に放たれたライトアローが光球に狙いを定め降り注ぐ
(この攻撃を防ぎきったら前へ!シャイニングバーストで霧ごとフェイトさんを吹き飛ばす!!)
ライトニングとリングが迫る、リングは光球を追い抜きそうな速度だ
(これで私の勝ちだッ!!)
が、ライトニングにライトアローが降り注ぐ瞬間ありえないことが起きた
(なッ!??)
ライトアローがライトニングを射抜くより速くリングがそれを切り裂いた
切り裂かれたライトニングは二つに割れさらに後続のリングに切り裂かれる
ライトアローは虚しく地に突き刺さった・・・
右の二の腕が焼けるように熱くなった
そこで真っ白な状態から我に返った
時間にしてはほんの一瞬であっただろう
しかし右腕からはかなりの血が流れかろうじて杖は握っていたが動かない
前からは2つのリングと4つの光球が向かってくる
(1つ目のリングで・・・私は何をッ・・・!)
後悔と自責の念に駆られた
さらに2つ目、3つ目のリングが迫ってくる
その後方からは今や4つになったライトニング
分裂して弱体化するならともかく、あれは単純に4倍になってるだろう・・・
少なくともフェイトさんが妥協策をとるとは思えない
状況は最悪、下手をすればこちらが殺られる
(仕方ないッ・・・!)
覚悟を決めた、全力でこれを防ぎ切ろうと
(覚悟・・・?そうか、私には覚悟が足りなかったみたいだ・・・)
いまさらながらそんなことを思いつつ左手のマナを障壁として前に向ける
(最小限の力で受け流す・・・この後にはまだ4つも残っている・・・)
パシュッパシュッ!
(・・・フッ!!)
リングが障壁に触れるかどうかのところで微調整を行う
勢いは殺さず障壁の流れに乗せる
すると2つのリングは半球の外郭を沿うようにすべり後方へ飛んでいった
続けざまにライトニングが向かってくる
受け流すには密度が高く速度が無さ過ぎる
単純な力だけの勝負、右手が動かない事が悔やまれる
再び左手を前に向け今度は力一杯の魔力を解き放つ
パアァーーッン!
魔法ではない純粋なマナが一つ目の光球で吹き飛ぶ
パアァーーッン!
二つ目の光球が障壁にぶつかり弾け飛ぶ
揺らいだ障壁を立て直そうとした瞬間
三つ目の光球が障壁を貫いた
「あぁぁぁっ!!」
全身に強烈な電流が走る
今にも消えそうな意識の中その瞳は四つ目の光球を捉えた
反射、命の危険を感じた体は左手をその光へ伸ばす
電撃に縛られた体を動かすのは数々の死線を乗り越えてきた経験からだろうか?
潜在的な魔力を左手に込め
碧砂はライトニングを握り潰した・・・

―――Hekisa Side 2 End―――



∬ 黒い羊と白い竜 終章 ∬

別に何かを求めたわけじゃない
強いて言うならば
それはたぶん魔法使いとしての性(サガ)だろう
目の前に自分と似た竜がいるのだ
魔法使いの血が騒ぐというものじゃないか?


私は心が躍っていた
こんなに楽しい時間はいつ以来だろう?
あの人を愛して平穏に過ごす日々も幸せに違いないけど
今この瞬間にも幸せを感じている
「氷の女王」と呼ばれるのもあながち間違ってないのかもしれない・・・



両者から同時にリカバリーの光が放たれた
マナの霧が消え去り二人はお互いに歩み寄る
フェイトのスカートには穴が開き、左腕の袖は切り裂かれてた
多量の血が流れた後だろうスカートと袖は真っ赤に染まっていた
他方、碧砂は服のところどころが焦げていたのと
右腕の袖が切り裂かれやはり真っ赤に染まっていた
開始位置よりも近い距離に二人は立ち
左足を引きずるフェイトと右腕が動かない碧砂が再び向かい合った
「やっぱり回復しなかったんですね?」
お互い無傷に見えるが体力の消耗が激しいのだろう
二人とも少し呼吸が乱れていた
「ええ、あのままでいたら負けは確実だったので賭けて見ました」
フェイトは苦笑しながら答えた
「瀕死の状態で戦い続けるなんて本当とんだ勝負師ですね」
碧砂も苦笑した
「碧さんも人のこと言えないんじゃないですか?」
フェイトが笑みのまま尋ねた
「そうですねぇ」
やはり碧砂も笑みを絶やさずにいた
何も知らない人が見ればただの穏やかな光景
その奇妙な光景が次の瞬間には跡形も無く消え去っていた
「それじゃあ、終わらせましょうか?」
別に何事も無かったかのように言葉を発したフェイト
「そうですねぇ、これ以上服がボロボロになるのも嫌ですしねぇ」
何事も無かったかのようにあっさりそれを受け入れる碧砂
一瞬にして凍りついた空気
「決着をつけましょうか」
その二人の顔にはもう笑みは無かった
フェイトの手には何処からともなく現れた魔法書
そして触れずに凄まじい勢いでページがパラパラとめくられる
碧砂は目を瞑り両手を広げ天を仰ぐ
周囲の光が碧砂を中心に収束され眩いほどの光が溢れ出す
二人の詠唱が旋律のように共鳴し響き渡る
力強く透き通った声は終幕へ向かうそして・・・
「「ライジンッ!!  シャイニングバーストッ!!」」
ズシャァァァァーーーーーーーーンッッ!!!
激しい雷鳴と共に降り注ぐ無数の雷
バアァァァァーーーーーーーーーンッッ!!!
爆音と共に辺りを包み込み吹き飛ばす眩い閃光
無数の雷の刃は碧砂を打ち据えた
中でも致命傷と思われるのは右肩から左足にかけてばっさりと切り裂かれた傷
夥しい量の血が流れ、吐血し、体を焦がし碧砂は倒れた
一方フェイトは立っていた所から十数メートル離れた所に倒れていた
服の所々が破れたり焦げ白い煙が上がり
うつ伏せで倒れるフェイトさんを中心に血溜まりが広がっていた
静寂が訪れ魔法使いたちの狂宴は幕を閉じた・・・


∬ 黒い羊と白い竜 おまけ ∬

いちばん速く飛び出したのは意外にもメメさんだった
そのすぐ後にエタブルさんがダッシュで碧さんの下へ駆け寄った
反応が遅れた私も慌てて二人を追いかけた
メメさんはフェイトさんにリカバリーをかけると
フェイトさんは少し咳き込みながら意識を取り戻した
エタブルさんは碧さんを抱き起こしその傷口にエリクサーをかけ治療を行う
「もう、何でこんなことしたんですかねぇ・・・」
エタブルさんに擦り寄られながら碧さんが言った
「ホント、何でですかねぇ・・・」
フェイトさんは仰向けに寝ながら答える
その横ではメメさんが念入りにリカバリーをかけ続けていた
「ん〜服がズタボロですねぇ・・・まさかこんなにひどくなるなんて・・・」
フェイトさんの服は焦げたり穴が開いたりでひどい状態だった
「それくらいならまだマシですよ、私なんかこんなにばっさり・・・」
碧さんはそれ以上の惨状だった・・・
肩口からばっさりと切られたそれは胸元とおへそがセクシーに見えてしまっていた
「こんなところ猿さんに見られたら・・・」
「間違いなく襲われますね」
私は苦笑を浮かべ即答していた
「ですよねぇ」
そう言いながら碧さんは微笑んでいた
「さて、そろそろ帰ろうかな。ブルちゃんちょっと肩貸してね」
「はいっ!」
碧さんはエタブルさんに手伝ってもらいゆっくりと立ち上がった
「決着はどうします?」
そのフェイトさんの問いに私とメメさんとエタブルさんは驚いた
「そうですねぇ、あんなに痛いのも服がボロボロになるのも嫌ですしねぇ・・・」
碧さんは平然としていてそして何かを閃いたように手を叩いた
「あぁ、そうだ、じゃあ代理を立てましょう」
「いいですねそれ」
微笑みあう二人
その様子を見ていた三人の頭には疑問符が浮かんでいた
いや、正確には理解したくなかったのであろう
しかしそれは一言で現実になった
「それじゃあ、私はブルちゃんを立てます」
「えっ?」
突然の指名
エタブルさんはほんの少し戸惑ったようだった
「私はメメさんを代理にします」
「えぇっ!?」
メメさんの方はそれ以上に驚いていた
「はいっはいっ!」
エタブルさんが飛び跳ねながら手を上げた
「ブルちゃん、何ですか?」
碧さんが尋ねるとエタブルさんがニヤリと笑った
「勝者には景品としてメメさんが欲しいですッ!」
「許可します」
フェイトさんが即答した、ってか景品って・・・
「うっしっ!」
エタブルさんは殺る気満々のようだ
「はいっはいっ!」
今度はメメさんが手を上げていた
「代理を辞退しますっ!」
「却下します」
やはりフェイトさんが即答した
「うわぁぁぁ・・・」
メメさんは泣きながら走り去った
「あらら、逃げちゃいました」
「再戦はまた今度ですねぇ」
微笑みながらメメさんが走り去った方を眺める二人
その微笑の奥に何があるのかはきっと誰にも分からないだろう
(あぁ・・・なんだかもう・・・ここは今日も平和です。泣)



(あぁ〜ようやく更新しましたよ、忘れてたわけじゃないんですがね、たぶんきっと^^;;
 ちょっと忙しくなるんでこれでしばらくは書かないと思います。
 ここまで付き合ってくれた方本当にありがとうございました^^ノシ         )

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眠いッス・・・

∬ 黒い羊と白い竜 2 ∬

昔、どこかの魔法使いがこんな話をしたのを思い出した。
「相手を殺るのに隕石を落とすやら核爆発を起こすような
 魔法を使う奴は二流以下だ。
 無駄に魔力は喰うわ、詠唱長いわで効率が悪すぎだからね。 
 そんなことをしなくても心臓やら頭を潰せば殺れるわけで、
 一流の魔法使いって奴は
 素早くスマートに相手を行動不能に落とすものだ。
 特に対魔の場合
 お互いの魔力、体力、精神力を削りながら
 いかに相手の手を読み、裏をかき、罠にはめるといった
 きわめて高度な知能戦が行われるものだ。」
 とかなんとか
 ・・・つまるところどっちの方が腹黒いかってことなのか?

―――Hekisa Side―――

ヒュッン!
即、2撃目のライトアローを天に放った
最初に放った魔法は見事に相殺しあった
いや、合わされたのだろうか?
狙ったのは両手両足首、頭、心臓、腹部
 (もし合わされていないのであったら・・・
   ・・・結構似たモノ同士なのかもしれない)
そんなことを考えつつ霧の向こうで相手が動く気配を感じる
見えなくなっても膨大な魔力までは隠しきれない
目を瞑っていたって相手の位置は分かる
もちろん相手にもこっちが分かるってことだけど・・・
ヒュッン!
さらなる追撃の光魔法を天に放ったところで
晴れてきた霧の向こうから本体とは違う魔力を感じ、目を向ける
 (フェイトさんの追撃、ライトニングか・・・)
アローより幾分か遅い光の球体が向かってくる
 (あのくらいの速さなら十分はじける)
左手にマナを集中させ薙ぎ払おうとしたその瞬間
更なる魔力を霧の向こうから感じた
 (もう一つ・・・いや、三つ!?しかもこれより速い!??)
霧の向こうからライトニングを追い越しそうな速度で三つの輪が現れた
 (まずいっ!時間差攻撃!?
  このままだとリングのほうは直撃する!?)
普段自分は使わない基本魔法の一つ
相手が"雷使い"ということで失念していた
そのことで回避する機会を逃した
 (タイミング的に着弾は同時か・・・
  さすがフェイトさん抜け目が無い・・・)
回避不能、ガードをするしかない状態
自分のミスが悔やまれる
自分の左手に集中していたマナを自分が纏っている障壁に回す
 (やれるだけの障壁は張った、次は倍返ししなくちゃ・・・)
向かってくる魔法に耐える体制を整え
私はどう相手を出し抜こうか策謀を巡らし始めた・・・

―――Hekisa Side End―――


―――Fate Side―――

ドスッドスッバチィッ!!
私は走り出していた
一本の光の矢が纏っている魔法障壁をかすめる
初撃からほぼ同時に2撃目のライトアローが降ってきた
 (まぁ、私も二つほど放ったんだけど・・・)
このライトアローが思いのほか厄介だった
真上から高速で降って来てさらに命中精度も高い
それに矢というより槍に近い大きさだ
まともに当たったら痛いどころじゃすまないだろう・・・
ドスッドスッドスッ!!
3撃目の光の槍が私の足跡を辿るように地面に突き刺さった
 (ふぅ・・・今度は完全回避できた・・・
  でも少しきついな・・・足を止めたら狙い撃ちか)
そんなことを考えつつ相手のほうを見る
リカバリーの光見えた
リングかライトニングは当たったようだ
どうやら向こうはその場から動いてない
 (いや、動けないのかな?
  最初のライトニングが当たったとすれば・・・
  痺れまで回復させる間は与えないっ!)
そう思ったと同時に7本の矢が現れ飛んでいく
それに呼応するように碧さんも矢を放ち相殺する
 (同じ魔法は通らないか・・・)
走りながらシミュレートする
 (ライトニング、リングで封じてシャワーを通す・・・?)
相手の防御をいかに抜こうか試行錯誤を繰り返す
ひたすら思考を繰り返していた次の瞬間
視界が閉ざされた
「なっ!?」
思わず呻くと同時に思考が止まり足も止めてしまった
 (これはダークミストッ!?)
何が起こったのか分からず必死に頭を回転させる
本来対魔では使われない魔法に完璧に虚を衝かれた
 (くっ・・・しまった・・・!)
足を止めてしまったことに後悔する
すでに向こうのアローが飛んできていた
かわしている暇はもう無い
今できるだけの魔力を正面に向け障壁を張り巡らせた
パパパシュゥーーーーンッッ!!
アローが障壁にぶつかり霧散する
ヒュッ!ヒュッ!
 (2本残ったっ・・・!)
スパッスパッ!!
「くぅっ・・・」
頬と肩をかすめ傷口から血が滴る
しかしまだ終わりではなかった
 (しまったっ・・・!!)
頭上から迫る魔力に気づく
天を見上げ迫り来る槍に障壁を張る
しかしそれはアローに対する障壁よりも小さかった
 (くっ・・・・)
ドスッドスッドスッ!!!
無慈悲にもその光の槍は降り注いだ・・・

―――Fate Side End―――


(あぁ・・・終わらなかった・・・orz)

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駄文8   (最近某羊さんが「黒」に過敏に反応する・・・

∬ 黒い羊と白い竜 ∬

「悔しいっーーーーーーーーー!!」
今日何度目かのその叫びがスタジアムに響き渡る
絶叫の主はエタブルさんだ
たった一度負けたことがよほど悔しかったらしい
まあ、確かに
空き瓶にすっ転んで負けるなんて納得はいかないだろうが・・・
それよりもその後のほうが私にとっては災難だった
今、私は前のめりに突っ伏している
それもこれも最初の勝負に納得のいかなかったエタブルさんにある
こともあろうか「再戦」という名目で
エタブルさんは私をサンドバックにしたのである
おかげでこの状態になるのも今日何度目やら・・・
「星さん!もう一度です!!」
まだやるのかこの人は・・・
「うぇ・・・」
言葉にならない思いが洩れる
「もうその辺にしときなよ、ブルちゃん」
白い竜さんから救いの言葉がかけられた
「だって・・・」
まだやりきれないエタブルさん
「まあまあ」
が、微笑む碧さんに頭をなでられ落ち着いたようだ
本当に竜に弱い人だ・・・まぁ、碧さんだからでもあるだろうけど・・・
実のところ私は碧砂さんのことをよく知らない
猿さんのお嫁さんで、ギルドの母親的存在であるらしいのと
そのパラメンのメンバーからは「氷の女王」だとか
カタカナの読み書きが出来ないとか、方向音痴だとか
知っているのはそんな噂くらいだったか
そんなやり取りを見ていたら
観客席から立ち上がったフェイトさんが目に入った
「碧さんやりませんか?」
突然のフェイトさんの挑戦
誰もが息を呑んだ
だが、碧さんだけは違ったようだ
そのフェイトさんに碧さんは向き直り
「私弱いですよ」
とか言いつつ微笑む碧さんは何故かやる気十分のようだ

そんなこんなでフェイトさんと碧さんが戦うことになった
そんなこんなも何も、たった一言二言交わしただけである
それだけでこの二人が戦うと思うと恐ろしい気がしてきた
私とエタブルさんは巻き込まれないように観客席へ非難する
ちなみに魔耐性をほとんど持たない私たちが巻き込まれると
同レベルの魔が相手でも一撃で瀕死に陥る
それなのに、膨大な魔力を持つこの二人戦いに巻き込まれでもしたら
おそらく骨が残ればマシだというレベルになる・・・

さてさて、フェイトさんと碧さんが適度な距離をとって向かい合った
お互い補助スキルをかけ始める
フェアーウインド、マジックシールド、レイオブライト
それに加え、フェイトさんはサンダーエレメントを
碧さんはライトエレメントを
準備が終わり再び向き合う二人
張り詰めた空気が周囲を包み込む
永遠に続くかと思われた静寂と緊張感
その静寂の中
二人の小さいが力強い声が響き始めた
同時に詠唱を始めた二人
足元で輝き始めたいくつもの魔法陣
そして次の瞬間
二人の周りには無数の光の矢が出現した
「「!!!」」
それは同時だった
声は無く、お互い意志が命令を下したのであろう
二人の周りに現れた矢は同時にお互いの標的に向かって放たれた
バシュッ!バシュ!バシュ!・・・
放たれた矢はお互いを相殺しあう
高度の魔力の込められたそれは爆散し周囲はマナの霧に覆われた
こうして、魔を行使する者達の戦いが始まった・・・


(あぁ・・・また長くなってしまいました・・・; この続きを書き上げたら今度こそ自重します;)

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駄文7  (一応日記だと思いますかなりデフォルメされてますが・・・

∬ VSエターナルブルー ∬


あぁ・・・何処で間違ったかなぁ・・・
とりあえず自分が何をしたか思い出してみる
昼寝をしにカバリアンスタジアムへ
エタブルさんと目が合う
そしてこの状況
・・・訳が分かりません
目の前にはやる気全開って感じのエタブルさん
ブレイブハートにブルズアイ
ホークアイまで使ってら・・・
これは最近流行の死亡フラグって奴でしょうか
立てられる側に人にとってはたまったもんじゃないですね・・・
あ・・・エタブルさんの目がギラギラしてる・・・
どうやら向こうの準備は整ったようだ
とりあえず無抵抗のままやられたくないので
こちらもブレイブハートとブルズアイを使う
準備が整い改めてエタブルさんと向き合う
あぁ・・・本当に・・・何処で間違ったかなぁ・・・


「いきますっ!」
その声が響き、エタブルさんが動いたと思った時には
すでに彼女は自分の懐に入ってきていた
ブルズアイで集中力を高めているにもかかわらず
その動きを捉え切れてはいなかった
爆発的なダッシュ力で相手の懐に飛び込み
強烈なアッパーカットを打ち込む
特化ウサギの一撃必殺技
反応が遅れた私には到底回避不可能
下段からものすごい勢いのパンチが繰り出される
ズバンッッ!!
「ぐぅっ!?」
メテオストライクが私の顎を捉える
しかし、それと同時に私は無理やり体を反応させ
彼女の頭にブレイクダウンを打ち込む
バシィィッ!
「!!?」
この一撃に耐えて初めて意味が出るスキル
お互い激しい衝撃に頭が揺さぶられる
メテオストライクにより撃ち上がる体
だがまだ意識はある
すぐさまエリクサーで回復を図る
飲んでいる暇などないので頭からかぶり体勢を立て直す
が、
「これでぇぇぇぇーーーー!!」
先に着地していたエタブルさんが吼えた
再び下段からパンチを繰り出す体勢
こちらはまだ回復しきっていない
体を反らし何とか回避を試みる
轟音とともにパンチが頬を掠める
ブレイクダウンをかけたことで命拾いしたようだ
そのまま飛び上がるエタブルさんのわき腹めがけて
フォールオブラックを打ち込む
運に頼るとか情けないことだが何もしないよりはマシだ
ズンッ!!
スキルの効果を確認した瞬間得体の知れない衝撃に襲われた
「ぐあっ!?」
そのまま横殴りの衝撃にぶっ飛ばされる
ドオォォォォン!!
「くっ・・・なんだ今の・・・回し蹴り!?」
「油断しましたね」
エタブルさんはしてやったりといった感じだ
アッパーの後空中で体をひねり繰り出した回し蹴り
「って!、ボクサーじゃないのか!?」
「今の私はチャンピオンですっ!!」
ものすごく誇らしげに言い放った
ってかチャンピオンって一体何の・・・?
エリクサーを飲み干し再び回復
体力は戻ったが体はもうもちそうにない
「こっちはすでに一回死に掛けてるからなぁ・・・」
そんなことをぼやきつつ空き瓶を投げ捨てる
「次こそは決めますっ!!」
エタブルさんが叫びまわりこむような形でダッシュをする
今度は確実に仕留めに来るようだ
さっきとは違い真っ直ぐ正面からぶつかっては来ない
こちらも迎え撃つようにシャドウアタックを放つ
無数の影たち走りがエタブルさんに襲い掛かる
しかしダッシュの勢いは衰えず影たちは振り切られる
そのまま間合いを詰め
エタブルさんが下段に拳を構えた次の瞬間
ズザァァァァッーーー・・・
「消えたっ!?」
一瞬前までエタブルさんがいた空間には
何故かさっき捨てたはずのエリクサーの空き瓶が宙に浮かび
何かを引きずるような音が・・・
ふと自分の足元に目がいった
ウサミミ
さらに視線をずらしてみる
エタブルさんと目が合った
「ははっ・・・」
エタブルさんは引きつった笑みを浮かべた
寸止めで拳を突き出してみる
「・・・ぅ」
呻いた
それはなんともあっけない幕切れだった・・・



(ちなみにエタブルさんとは1勝2敗か3敗でした・・・
 まぁ、事実はおいといてこのお話もうちょい続きます・・・

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駄文6 (しりとりするなら安全な場所でね♪


日差しはギラギラ 湿気はジトジト
ついでに熱中症で倒れる人もチラホラ
そんないつもと変わらない夏の日でした
ある日、私はテレビ中継の高校野球を見て
ちょっと雰囲気でも感じてみようと
カバリアンスタジアムへ行きました
それがそもそもの間違いだとも気づかずに・・・

∬カバリアンスタジアム∬

やってきましたカバリアンスタジアム
ここでは乱闘ばかりで野球などまったく行われません
でもまぁ、とりあえず球場です
スタンドの日陰で昼寝をするにはちょうど良い所
はて?外野のほうに人がいるようです
野球でもしてるのかな、と目を凝らしてみると
何やら見知った顔がぁ・・・

「ば・・・」
何やら呟きながら考え込むフェイトさん
「地味に辛いwwww」
と、エタブルさん
「ふひひw」
軽く追い込んだつもりで優越感に浸るメメさん
そしてその光景を微笑みながら見守る碧さん
少し間がありフェイトさん
「バスコ・ダ・ガマ」
まさかの発言にその場のみんなが吹きだした・・・

って、一体この人たちは何なんだろう・・・
そんなことを考えていると
頭を抱えて呻いているエタブルさんと目があった
一瞬逃げようかと頭に浮かんだがもう手遅れのようだった
「星さんw」
エタブルさんが呼びかけると同時に周りの人たちも気づいたようだ
「こんにちは」
とりあえず挨拶をしてみる


エタブルさんことエターナルブルーさんと
碧さんこと碧砂さん
うちとシャッフルGvをする
TEAM PARLIAMENT という
超個性派ギルド所属する人たちだ
ちなみにここの現マスターは猿さんという人で
人類?最高峰の変態と称されるほどで
噂ではハルコンを産んじゃうらしい
ついでに言うとうちのギルドからも1人
いろんな意味で人知を超えたウサギこと∬有理∬さんが移住している

以上


「星さんのせいで負けちゃったじゃないですかw」
竜マニアなエタブルさんが話しかけてきた
暇さえあれば竜を逆ナンしてる人で
パラメンではまともな部類に入る人でもある
どうやらバスコ・ダ・ガマに撃沈されたらしい
「え、それって私のせいなの」
するとエタブルさんは怒りの形相で睨み返し
「そうですっ!星さんのせいでメメさんを好きにする権利が・・・」
どうやら何か賭けてたようだ・・・
「星さん勝負ですっ!私が勝ったらメメさんを好きにしますっ!」
エタブルさんは握りこぶしをこちらに向けて宣言した
「ちょっと待とう。
 1:1で私はエタブルさんに勝てないと思うんだけど?」
何より竜が絡んだエタブルさんは怖いので
とりあえず落ち着けてみようとする
「そんなことは関係ありません」
軽く流された
「じゃ、私が戦うことにメリットは・・・?」
ダメもとで聞いてみる
「問答無用です。いきますっ!!」
どうやらトランスしているようだ
目の色が変わり彼女の周りを赤い気が揺らめいている
フェイトさんと碧さんは事の成り行きを微笑みながら見ている
メメさんは逃げようとしたみたいだが・・・
あっ・・・フェイトさんにしっぽを掴まれてる・・・
どうやらやるしかない状況に
私は額に手をやり天を仰いだ・・・



はてさて、某竜マニアのウサギさんのリクエストに応えてみました
望んだ結果かどうかは不明ですが・・・
まだ続くので暇な方、しばしお付き合いをしてくださいな・・・

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