ピアノ
スロバキア for SENDAI敬愛するタタル・ヘンリさんのコンサートに行きました。
スロバキア大使館主催ですが、タタルさんの
「音楽を聴いて仙台の人たちが元気になるよう、そして復興の力となってくれるように・・」という思いが実現したコンサートです。
チェリストにはアンサンブル金沢の首席チェリストでやはりスロバキア出身のルドヴィート・カンタさん。
素晴らしいアンサンブルを聴かせていただきました。
弦の音が醸し出す空気が全然ちがいます。
彼らが音楽を愛し、その魂を培った故郷を愛していることが力強く伝わって来ます。
そして何よりも音楽そのものの素晴らしさ!
一つの音の中にさらにたくさんの音色が入っていて、揺らいだり、ちょっと跳び出したり、引っ込んだり。
言葉で書くと「雑音」という表現になってしまうので、
実際に聞いていないとイメージがわかないかもしれません。
整った音だけではなく、
無数の美しい音色がほんの少し乱れたり、微かに高かったり低かったりすることで生まれてくる
「生身の音楽」が何とも言えない幸福感を伴って聴こえてきます。
ヨーロッパのアーティストの演奏を聴くと弦楽器に限らず、ピアノでもそれを感じます。
CDをお手本にしたのではない、ヨーロッパの土と風と血が作りだす音楽のパワーを。
子供たちにもCDの整い過ぎた音ばかりではなく生の音楽を、
それもこのコンサートのような極上のライブをたくさん聴いてほしいと、強く思いました。
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