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日本の国技・相撲が大きな危機を迎えています。
(毎日新聞 9月2日21時32分配信)
『「若ノ鵬事件」の余波で、角界に再び激震が走った。2日に行った日本相撲協会の再発防止検討委員会の薬物抜き打ち尿検査で、若ノ鵬と同じロシア出身の露鵬(28)=大嶽部屋=と、十両の白露山(26)=北の湖部屋=の兄弟から、大麻使用の陽性反応が出た。
再発防止検討委員会は若ノ鵬逮捕直後の8月19日に、若ノ鵬と同郷のロシア出身力士全員の事情聴取をしたばかりだった。協会のアンチドーピング委員も務める大西祥平・慶大教授は会見で「直前まで使用していたとみられる」と話しており、教訓が全く生かされていない状況を露呈した。
会見には大西教授のほか日本相撲協会の再発防止検討委員会の伊勢ノ海委員長(理事)、友綱副委員長(理事)、秀ノ山副委員長(役員待遇)の4人が出席した。
2日午後1時から、大麻、覚せい剤(メタフェタミン、アンフェタミン)の3種を検出するための尿検査を十両以上の関取69人に対して実施した。その結果、露鵬と白露山について大麻について陽性反応が出たという。露鵬と白露山は「検査に納得できない。身に覚えがない」として再検査を要請。露鵬は3回、白露山は2回同じ検査をしたが、いずれも陽性となった。この段階で、警視庁に通報し、さらに精密な検査をした。覚せい剤の成分については反応がなかった。
精密検査の結果については、早ければ48時間以内に結果が出る。尿検体は警察からの要請があれば提出するが、大西委員は「ここ2〜3日での使用でないと簡易検査では出ない」と、直近での使用の疑いを示唆した。
露鵬の師匠・大嶽親方(元関脇・貴闘力)は「まだ報告を受けていない」と話し、白露山の師匠・北の湖理事長は「以前に調べた時には何もなかったのだが」と話した。
◇報道陣の問いかけに答えず…
白露山が所属する東京都江東区の北の湖部屋には、2日午後11時55分ごろ、警視庁の車2台が到着。報道陣のフラッシュを浴びながら、捜査員数人が部屋に入った。5分後、白露山が別のワゴン車で到着。後部座席から浴衣姿で降りると、報道陣の問いかけには答えないまま、うつむいて足早に部屋に入った。
帰宅途中の会社員男性(38)は「相撲協会理事長の部屋で問題が起こるとはとんでもない。北の湖親方が理事長を辞めないと示しがつかない」とあきれた表情だった。
また、50メートルほど離れた同区内の大嶽部屋には午前0時過ぎ、露鵬が警視庁の車で送られてきた。報道陣が取り囲んで「大麻はどうなんですか」と質問したが、一切答えず、捜査員に付き添われて部屋に入った』
今回の露鵬、白露山の大麻疑惑発覚は、そもそも先月の18日に大麻所持の容疑で逮捕された若ノ鵬の事件を受け、再発防止検討委員会の肝いりで十両以上の全力士69人に対して行われたドーピング検査で明らかになったもの。
その若ノ鵬が逮捕されたのは18日で、日本相撲協会が若ノ鵬を解雇したのが21日。
つまり今回の抜き打ち検査で陽性反応が出たと言うことは、二人が2,3日以内に使用したと言うことですから、同じロシア出身の若ノ鵬が逮捕、解雇となった事件を彼ら二人は何とも思っていなかったと言うことを示しています。
とんでもない話です。
しかも、弟の白露山は北の湖部屋所属の力士です。
つまり、仮に自分が大麻を吸引していることが判明した場合には、日本相撲協会の理事長を務める自分の師匠が、間垣親方よりも遙かに大きく強い糾弾を受けることになるだろうことは子供でも分かる話です。
にもかかわらず、兄弟で大麻を吸引していたとすれば彼らの人間性そのものに問題があるとしか言いようがありません。
この事件を受け、日本相撲協会は大きな改善を目に見える形で示すでしょう。
第一に、目下導入直前となっている外部理事の受け入れです。
先の事件で文科省からも急ぐように指導されていたのですが、北の湖理事長は協会内の規則を変更してから外部理事を受け入れる、と応えていました。
ところがその理事長本人の部屋から大麻使用の疑いが濃厚な力士が出たのです。
もし北の湖部屋、大嶽部屋から大麻吸引用のパイプや大麻そのものが出てくるような事態になれば、外部理事導入はもちろんのこと、理事長自身の辞任、更には日本相撲協会は創立以来最大の危機となるのは間違いありません。
第二は、今後、日本の伝統と文化を象徴するスポーツの一つである大相撲に、外国人力士を受け入れる是非を巡る議論が高まるでしょう。
日本相撲協会は相撲という日本伝統のスポーツを世界に広めるため海外から力士候補者の受け入れを行ってきました。
実際には各部屋の親方が、ハングリー精神旺盛な海外有力子弟を発掘し、自分の部屋の米びつを豊かにするためスカウトしてきたのですが、現状は外人力士を無視できない状況となっています。
しかしそれでも外国人力士が日本の伝統を守らず、今回の様な大麻事件を次々に起こすようであれば、「外国人力士が大相撲を壊す」という声が高まるでしょうし、外人力士のあり方を見直す動きも出るのではないでしょうか。
本質的に改善すべきはこれまで力士上がりの人間だけが親方となり、その親方の中から影響力のある者が理事となり、自分たちの世界の人間による、自分たちだけのために行ってきた大相撲の運営の迅速な見直しであり、ドーピングのマニュアル、教育の徹底をこそ急ぐべきです。
朝青龍の写真集のことなどとやかく言っている場合じゃなくなりましたね。
それにしても、福田総理による突然の“投げだし辞任“があったかと思ったら、翌日には日本の国技がガラガラ音を立てて崩れるかのような「大麻疑惑」。
日本はどうなっちゃったんでしょうか!?
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ZEROでの櫻井さんの最後のコメントは端的だと思いました。今、私達を取り巻く一つ一つの事が、『どうなっちゃってるんだろう?』です。
2008/9/3(水) 午前 10:41 [ 白拍子花子 ]
全く同感です。
今回の事件では二人が完全否認を貫くでしょう。陽性反応が出て使用の疑いが濃厚でも、現行法では逮捕も処罰も出来ないからです。
恐らくしばらくはこのまま水掛け論が続き、やがて何処かの局がアメリカのFDAやFBIなどを取材し、検査の信憑性を報告したりで、巷の裁判沙汰が賑やかになるのでは。
一方、自民党は麻生さん大本命という声に反発する勢力が大同団結して、「顔」を担ぐことに奔走するでしょう。
私には麻生さんも、小池さんも、石原さんも、どの人も安倍さんや福田さん以上には思えませんので、結局は国民を惑いに惑わせ、国民も無反省に大騒ぎして同じ事を繰り返す気がしてなりません。
今、最も大事なのはばらまく補正予算の財源は?
期限切れが来る給油法案はどうする?
ということではないかと思うんですが。
2008/9/3(水) 午前 11:46 [ yuushi2011 ]
日本人にはハングリ-精神というものがいつのまにか無くなったのでそれをもっている外人力士が日本の力士の刺激剤になっているきらいがあるのでは。いずれにしても伝統文化といえども勝負師の世界、陰にはなんでもありと思う。
2008/9/3(水) 午後 9:11 [ hiper45 ]