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韓国内の「韓流スター」バッシング!

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 今日は「韓流ブーム」を韓国の人達がどう見ているかというテーマです。

 日本のテレビ界では今もってBS局を中心に「韓流ブーム」が盛んです。BSを見ていると、日中、全ての民放局が韓国ドラマの再放送かテレビショッピングしか放送していない時間帯もあります。

 地上波でも午前中にTXやTBSが韓国ドラマをレギュラーで放送したりと、相変わらず“制作費の安い韓流ブーム”が続いていますね。

 こうした背景からネット上ではフジテレビを中心としてテレビ局に対するバッシング発言は多く、K−POP好きだと公言するタレントに対する批判も少なくないようです。

 私は以前からK−POPや韓国ドラマ、韓国のバラエティー番組などをよく見ており、その長所も短所も含め、エネルギー溢れる韓流の現状に対してJ−POP、日本ドラマ、日本のバラエティー番組などはよくよく研鑽を重ねていかなければならないと思っています。

 とは言え、テレビ局やスポンサーへの抗議活動を続ける根強い一部の偏ったナショナリストの存在も確実に増えています。
 スポンサーの中にはそうした勢力からの抗議に嫌気がさし、番組へのサポートを渋る社もあったり、韓流タレントの起用を躊躇う傾向も増えていると聞いています。

 今後も日韓両国の友好関係に水を差すような個人攻撃も相変わらず続いていくことでしょう。

 しかし、そうした動きは日本だけでしょうか?

 そうではありません。

 韓国にも偏狭なナショナリズムに動かされた反日主義者はいます。戦後生まれにも関わらず、まるで戦前から抗日活動を続けてきたかのように、または自分の目で事実関係を見てきたかのように「慰安婦問題」を主張する若者達も数多くいます。

 どの国にも熱情が溢れる余り客観的な事実に目を開かない人々は必ず存在するのです。

 そして今、韓国国内で“韓流ブーム”の俳優に対するある種のバッシングが燃え上がっているようなのです。
 「抗日」に賛意を示さず、「好日」な俳優として。



(中央日報 2012年05月24日15時21分)
『抗日精神が描かれているという理由で、ドラマのキャスティングを拒んだ韓流スターに対して非難の声が高まっている。

 KBS(韓国放送公社)第2テレビのドラマ「カクシタル」のユン・ソンシク監督は、23日に行われた同ドラマの制作発表会で「このドラマは抗日精神を背景にしている。いわゆる“韓流スター”と呼ばれている俳優らが出演を避けた」と打ち明けた。この後、各ポータルサイトの芸能掲示板には、ネットユーザーが「『カクシタル』の出演を拒否した俳優を探し出すべきだ」といきり立っている。

 同作は、日帝時代を背景にした韓国版“スーパーヒーロー”の活躍を描いた作品だ。主人公のカクシタルの正義感あふれる活躍ぶりが扱われている半面、彼と対立する日本人は残忍な悪人として描かれている。日本で高い売り上げを誇っている韓流スターの場合、このドラマへの出演で日本活動に歯止めがかかることを恐れている。日本人の神経を逆撫でし、せっかくここまで費やしてきた努力が水の泡になるという不安が作用した。しかし「スターが金儲けだけを重要視して、歴史はなおざりだ」という非難の声は簡単には消える気配がない。

◆「抗日精神は困る」キャスティングを断った韓流スターは誰?

「カクシタル」はすでに昨年1月から制作に入っている。だが、キャスティング作業が難航したことから、今年5月にようやくお茶の間に披露されることになった。問題になったのはドラマの内容だ。「カクシタル」は、漫画家ホ・ヨンマン氏の同名の漫画をドラマ化したものだ。かなり高レベルの抗日精神を扱っていることを事前に知った俳優は出演に難色を示した。

 ドラマ関係者によると、同ドラマの最終キャスティングに挙げられた俳優は7人いたという。表面的な辞退理由としてスケジュール調整や時代劇の難しさを挙げたが、“抗日精神”が最大の問題だったと指摘されている。

 韓流スターのLがその代表的な例だ。ドラマによって、シンドロームに近い人気を博して韓流スターとして浮上した後、日本でファンミーティングを継続して開催するなど、日本に格別な思いを示しているスターとして知られている。関係者は「時代劇よりも現代物のキャスティングを優先的に考えると言って断ったが、これは嘘だ。事実上、日本活動に歯止めがかかることを怖がって出演は避けたものだ」と伝えた。彼以外にも、“モムチャン(肉体美)”スターのKやSなども、調整段階で原作を問題視して辞退の意思を明かしている。

 一方、最近 中国で大きな人気を集めているJの場合、ドラマ出演には積極的だったという。関係者は「抗日ドラマはむしろ中国で人気だ。Jが中国活動に重点を置いているため出演に最も積極的だった」と伝えた。

 俳優のシン・ヒョンジュンは23日の制作発表会で、「日本での人気を心配して『カクシタル』の出演を避けたという話を初めて聞いたときは、そんなふうに考える幼稚な後輩がいることに非常に驚いた。俳優なら演技に欲を出すべきでは。演技をしないでどうして俳優といえるだろうか。また、そんな考えでどんな韓流スターになろうというのか」と舌打ちをした』


 抗日を描いた「カクシタル」に出演したシン・ヒョンジュンはー
 「日本での人気を心配して『カクシタル』の出演を避けたという話を初めて聞いたときは、そんなふうに考える幼稚な後輩がいることに非常に驚いた。俳優なら演技に欲を出すべきでは。演技をしないでどうして俳優といえるだろうか。また、そんな考えでどんな韓流スターになろうというのか」
 ーと意気揚々として語っていますが、いかがなものでしょうか。
 
 むしろ彼は己を「抗日精神を煽る俳優」としての自己顕示欲を露わにしすぎだと反省すべきでしょう。

 先ず、「韓流ブーム」は韓国を日本人に近づけ、親しみを沸かせ、今まで以上に日韓の間に横たわる深く暗い溝を埋める貢献があったことを認識すべきです。経済的にも多くの利益を得たはずです。

 更に、抗日ドラマに出ることを躊躇う俳優達に対して<日本での人気を心配して>というように己の狭い心で他人を推し量るべきではありません。

 ドラマの内容が韓国のスーパーヒーローを描こうとすれば、必然的に当時の日本人を悪役として描くでしょう。原作が漫画作品だと言いますから、恐らくはかなり誇張された残虐性が実写として描かれることになるはずです。

 しかし当時の日本人が全て悪党で、人非人で、残虐な人間だったはずはないでしょう。
 戦前の朝鮮半島の生活水準、医療、インフラはといえば、多くのカテゴリーで世界基準から圧倒的に遅れており、その遅れを手助けした多くの善良な日本人がいたはずです。

 しかしドラマではそうした善意の日本人を好意的に描くことは決してしないはずです。

 あくまでも日帝は悪の権化であり、日本軍部は韓国のいたいけな少女達を慰安婦に貶めたという「抗日論理」を拡大して描くことになるでしょう。

 2012年の今も日本への憎悪を新たに生み出しかねない同作品に対して、日本での活動を続けてきた韓流ブームの立役者となった“韓流スター”やタレントや歌手達の中に、「いつまでも日本を鬼畜のように描くのは納得出来ない」として出演を躊躇うのは至極当然だと思うのです。

 ですが、日本のいわゆるネトウヨが韓流ドラマやK−POPを扱うテレビ局に対して執拗なバッシングを続けるのと同じ精神構造で、韓国国内の多くのネトウヨが「カクシタル」の出演を拒んだ俳優に対して「反韓・好日」というレッテルを貼り、非難の火を燃え上がらせようとしているに違いありません。

 そして、韓国国内で話題になったこのドラマも間をおかずに日本国内で見ることが出来るでしょう。となれば、現代の「抗日・精神」は裏返って「抗韓・精神」となり、せっかく浅くなった溝を再び深く暗いものにしてしまうかもしれません。

 更に、竹島問題をクローズアップする出来事も発生したり、外国での慰安婦像建立など、一部人間の悪意が多くの人間の心に潜む憎悪の導火線に火をつける可能性があるかもしれません。

 被害者は決して忘れない。・・その事は多くの日本国民が認識しています。

 しかしいつまでも過去の恨みや憎しみを再生産すべきではありません。2012年の今、戦前・戦中の事をリアルタイムで知った人に比べ、明日を生きる若者の方が圧倒的に多いのです。

 徒に若者達へ恨みや憎しみを伝承すれば、その恨みや憎しみは形を変えて大きな「恨」となって攻撃性を持つかもしれません。

 世界の状況が益々困難な時代になるというのに、まるで一部国家的企業の競争原理を市民に染みこませる様にも見える両国関係の悪化促進現象は、市民レベルで見れば決して良いことはありません。
 むしろ、回り回って両国市民に不快な思いを増やしたり、増加すべき経済交流を停滞させたり、素晴らしい人との付き合いを阻害するだけでしょう。

 今回は韓国の人々が「抗日」を躊躇う俳優に対するバッシングを高めているという話題を書きましたが、この事は日本で起きていることの裏返しであることも私たちは忘れてはならないと強く思います。

 日韓が手を取り合わなければ、いずれ大国・中国やロシアの大きな手の平の中に包み込まれるだけです。

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KBSドラマ「のり子、ソウルへ行く」を見て。

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 上の写真は韓国のテレビ局「KBS」が昨年9月にスペシャルドラマとして放送したものですが、私は昨日、契約している韓国放送の「M−net」で見ました。

 写真に映っているように、主役は日本の高島礼子と韓国のアイドルバンド「FTISLAND」のメインボーカル、イ・ホンギの二人。

 最初は今のK−POPブームに乗っかった、安手の日韓共同制作ドラマかなと思っていたんですが・・そんなゲスの考えは見当違いだった事を見るほどに思い知らされました。

 ドラマを見ていない方の為に主役二人のキャラクターを簡単に紹介するとー

 高島礼子は“韓流”大好きなごく普通の日本人主婦。

 但し、彼女が普通でないのは肺がんを患っていること。
 娘が学校のイジメ問題に悩みながら二進も三進も行けない状況に苦悩していることなど。

 そんな彼女が閉塞した状況を一点突破しようと目指したのが韓国の歌手オーディションに挑戦する事でした。
 自分の姿を見て、娘に勇気を持って欲しいと強く思ったのです。

 一方、イ・ホンギは歌手を目指すソウルの青年。

 母親の死をきっかけに高校を中退し、祖母と叔父の三人暮らし。
 彼は歌手の能力があり、作曲の能力もあってオーディションを目指しているのだが、いつも土壇場で失敗を繰り返してきた。

 この二人がソウルで出会い、それぞれが抱える苦悩を共に手を取り合いながら乗り越えていく。そんな姿を描いたドラマでした。

 ドラマを見ながら感じたのは、今、日本の巷に満ちている日本人主婦の中にも、もしかすると“韓流ブーム”に乗っかった軽いノリの女性だけではなく、それぞれが抱える日々の苦悩や家族の間に横たわる困難な状況を乗り越えようとして“韓流ブーム”に癒しや歓びを見出している人がいるんじゃないか。

 ・・という考えです。

 ドラマで描いていたのは、日韓が直面する領土問題や従軍慰安婦などの困難な政治課題とは別次元の、人と人との真心や絆の大切さがありました。

 そうはいっても、所詮、ドラマだから出来ることだ。
 人生はそんなに安っぽい話しじゃない。

 と、批判する向きもあるでしょう。

 でも、私はこのドラマで描いていた主婦と若者の心の通い合い方こそ日韓のより深い友好関係を築く道があるように感じたのです。
 特に大きなきっかけになるのが「音楽」であり、そうした音楽を通じて、国を超えて共通する「親子愛」や「友情」や「夢」などを理解し合う事が出来るんじゃないかと。

 「音楽」は言葉が分からなくてもその世界観や悲喜こもごもの感情を共有できます。

 大きな壁が日韓の間に立ち塞がる時こそ、両国の国民が断絶せずに共有できる道筋を持つ事が何よりも大事なんだろうと思うのです。
 
 そうした意味で、KBSが日本と韓国の間に横たわる問題を十分承知しながら、双方の国民が心を通わせる事が出来る道をドラマに描いていた事を私たちはキチンと評価すべきではないかとも思います。

 近年、複雑な利害関係で動く政治家や人間達の為に両国間にトラブルが起きがちです。

 今は「韓流」が一方的に韓国から日本へ流入していますが、韓国サイドも出来るだけ早く日本文化の自由な受け入れを許可し、韓国のテレビ番組で日本の歌や俳優達が活躍するようになって欲しいとおもいます。

 昨日見たドラマでは「FTISLAND」のイ・ホンギの演技が想像以上に良かったように思います。

 つまりは、日本人も韓国人も相手の一面だけで全体を評価したり判断したりするのではなく、より多くの側面を見る事で「人間的魅力」を知る事が出来るんじゃないでしょうか。

 一つのドラマが国民感情を近づける事が出来るし、一曲の歌が両国の友情を深める事も出来る。そう感じた昨日のドラマでした。

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K−POP利益配分の不均衡について。

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 日曜日の今朝は、私がJ−POP代表の「嵐」の次に好きなK−POPについて。実に興味深い記事が「フジサンケイ ビジネスアイ」で配信していました。

 フジテレビと言えば日本国内の「K−POP」ブーム仕掛け人とも呼べるメディアであり、その系列紙でもある同紙が指摘している内容が面白いと同時に、ある種、“フジテレビバッシング”に対する釈明とも取れるような記事だからです。

 それにしても何とも冷静に「K−POPビジネス」を見ているなと感心する次第です。



(フジサンケイ ビジネスアイ 5月12日(土)8時15分配信)
『韓国で、「韓流」ビジネスに対する疑問の声が持ち上がってきた。国を挙げたグローバルな拡販政策を展開してきたが、売上高の99%がアジア地域にとどまり、利益面でも韓国にそれほど貢献していない実態などが判明しているためだ。ブームは5年以内に終わるとの調査も出ており、韓国の“国威”がかかる韓流が岐路に立っている。

 韓国経済紙、毎日経済新聞が3月に開いた「第19回ビジョンコリア国民報告大会」で発表された報告書は、韓流が韓国経済にいかに貢献しているかを示した。それによると、映画や音楽など韓流コンテンツの輸出額は、「冬のソナタ」などの大ヒットドラマが中心だった2003年には8600万ドル(現レートで約68億円)だったが、05年には2億2000万ドルに急増。ドラマブームが一段落した06年に1億7500万ドルに減少したが、K−POPが増えた07〜10年には1億8900万ドルから3億1300万ドルと成長している。

 これが韓国産業全体にも波及。12年の推計値では文化・芸能以外でも、自動車の2.7兆ウォン(約1900億円)、ゲーム、食料品、観光、家電など幅広い業種に12兆ウォンの効果をもたらすとみている。このままの調子で伸びれば、15年に19.8兆ウォン、20年には57兆ウォンに上ると推計。これは18年に予定される平昌(ピョンチャン)五輪(20.5兆ウォン)の約3倍にも相当する。韓流は、政府主導で産み出し発展させた戦略モデル。同報告書はそれが大成功を収めていることを示している。

 その一方で、特定市場、特に日本への高い依存度や収益構造の問題点も指摘されている。欧米でもライブを行うなどいまや韓流の主流となっているK−POPだが、韓国コンテンツ振興院の調べでは、アジアでの売り上げが全体の99%を占め、なかでも日本が80.8%と突出する。しかも、「日韓間の利益配分の問題点も明らかになっている」(韓国政府関係者)。毎日経済新聞によると、5人組のアイドルグループ「KARA」の日本での活動を例に試算したところ、公演やキャラクターグッズ、CD販売など日本での収益のうち、84%は日本側流通業者に渡り、残り8%が日本側プロモーターに。結局、KARA所属芸能事務所の手元に残るのは収益の8%に過ぎないという。

 韓国大田市のソルブリッジ国際大の呉寅圭(オインギュ)・韓流研究センター長も、韓流が抱える問題点として「対日偏重」と「収益不均衡」の2点を指摘する。この背景について呉氏は、K−POPはまず世界最大の韓流市場である日本を目指すが、韓国側企業が直接、日本で商品を売ることができない「ライセンス契約」の問題があると指摘する。韓国側でも収益不均衡の認識が強まっており、日本の情報通信企業と直接タイアップして音楽のオンライン販売などを模索する動きも出ているが、「日本の芸能流通網を無視して日本で存在するのは不可能」(韓国大手プロモーター)との見方が一般的だ。

 これに追い打ちをかけるのが、毎日経済新聞のアンケートだ。今年2月に日本、中国、台湾で1200人を対象に韓流について調査したところ、「5年以内にブームが終わる」と回答した人の比率が62%、「すでに終わっている」の18%と合わせると8割の人が否定的な見方をしていることが分かった。日本市場への「一極依存体質」から脱却したいが、日本市場から離れればビジネスが成立しない。韓流は韓国にジレンマももたらしているようだ』


 何とも興味深い実態です。

 韓流ブームに反対してフジテレビバッシングを行っているネトウヨと呼ばれる人々も今回の記事を読んで驚いた事でしょう。

 “エーッ!K−POPだ、韓流だと騒いでいるけど、実際には韓国歌手達が日本を手玉に取っているんじゃなくて、日本の流通業者や音楽出版権を握っているフジテレビや代理店なんかが上手い事やってるだけだったんだ!”・・・と。

 私自身、契約しているケーブルテレビを通してK−POPの最新流行や韓国のテレビバラエティやドキュメンタリーの面白さを毎日楽しんでいるのですが、まさか、K−POPの売り上げ全体の99%がアジアで、その内、80%が日本だという事実に驚きました。
 更にはコンサートやCD販売、キャラクターグッズの売り上げ収益のうち、84%もが日本流通業者の手に渡り、残り16%を日本のプロモーターと韓国側が半々にして、当の韓国芸能関係者には8%しか渡っていなかったとは・・!

 実に巧妙に「K−POP」を表面で動かし、裏で実利を貪っているかが分かります。

 ところが、表面的な動きに迷わされた民族主義的志向を持つ人々は裏の実態を詳しくは知らずに「韓流が日本を侵略している!」と思い込み、反韓発言を繰り返したり、韓流に阿っているとしてメディア攻撃を繰り返しているのです。

 但し、例え売り上げの8%しか韓国のタレントや芸能関係者が手に出来てはいないと言っても、K−POPが日本でかつてないほど浸透しているのは事実であり、反対にJ−POPが韓国内では全く浸透していない事と比較すれば反感をもたれても仕方ない部分はあります。

 キム・テヒ事件でも明らかになりましたが、韓国を代表する美人女優の彼女は日本のドラマに出演したり、CMに出演しているのにも関わらず、日韓間で深刻な政治問題になっている「竹島」(韓国名・独島)は韓国固有の領土だという政治的発言をしています。

 当然、日本の固有の領土だと強く主張する人間にとっては理解出来ない彼女の姿勢であり、日本側企業の姿勢と映るでしょう。

 政治的問題では日本を許さないくせに、金儲けをするときには一時棚上げをしているような態度は決して多くの日本人には理解されないでしょう。
 恐喝をして逮捕された容疑者の様な行動は決して許されませんが、表だって彼らの様な行動は起こさず、ネットで激しい口調の攻撃をする人々が増える下地はあるのです。

 それにしてもです。

 日本国内でブームを引き起こしたK−POPが、実際には日本側企業が大儲けしているだけ、という実態には驚きました。
 そこまで利益配分が日本側に有利に行われていたとは思ってもいなかったからです。

 そして、5年以内に「K−POP」ブームが終わると回答した人々が日本&中国&台湾で62%もいる事実は、「韓流」が実際には一時的流行現象であることの側面をも見せていると思います。

 どんなに人気があっても、やがて流行は変わる。

 韓国の芸能関係者は恐らく今回発表されたデータを深刻に受け止めている事でしょう。
 
 日本と韓国の利益配分が余りにも不公平だ!と思い、その配分を変更しようと思っても、5年以内に韓流ブーム事態が下火になれば利益を増やすどころか元の木阿弥になってしまう。だったら我慢するしかない。

 不満は蓄積されるでしょう。

 また、今、練習生として厳しい訓練を毎日繰り返し、日本語を覚え日本進出を考えている芸能事務所とアイドルの卵達の希望も急速に萎んでいく事でしょう。

 そうした練習生が勝ち残るための秘策はただ一つ。

 軽佻な流行に乗らず、ただ己の信じるスタイルを追求し、どんなにブームが去ってもオンリーワンとしての存在感を発揮すること。

 企業も政治家もアイドルも、帰する所はそれしかありません。

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K−POPの近況について。

<font size=2> 私はこれまで本ブログで「K−POP」や「韓国のテレビ事情」について何度か記事を書いてきました。
 今日は最近のK−POP事情について興味深い記事を見つけましたのでご紹介します。</font>


(Jcastニュース 2012/5/ 6 10:08)
『少女時代やKARAがアジアを中心に人気となる中、韓国メディアが「K-POPの日本での勢いが落ちている」と報じた。韓国の業界関係者も憂慮しているといい、2ちゃんねるなどで話題になっている。
   韓国の経済やエンタメ情報などを発信しているメディア企業、イーデイリーのサイトに2012年4月下旬、「K-POP、日本で何が? テレビ局主導の公演、憂慮が現実に」という記事が掲載された。

「中間層グループの日本での活躍は難しい」

   「K-POPが日本市場で縮小する兆しを見せている。 日本はアジア最大の音楽市場だ」。記事によると、韓国のとある企画会社が、所属アイドルグループの日本進出のため、日本企業と契約を結んだところ、契約金が2011年の水準からグッと下がったという。

   ほかにも2012年始めに日本で開催されたK-POPの大規模公演のチケット販売率も大きく落ち、これが「K-POP公演で赤字記録」などと報じられた。韓国の業界関係者は「少女時代、KARAのように日本ですでに人気のグループと、韓国のトップクラスの歌手は日本でも問題なく活躍できるが、中間層のグループは難しい」と話したという。

   記事では、韓国のテレビ局、KBSなどが日本でK-POPの大物歌手が多数出演するイベントを開催しているが、こうしたコンサートがK-POPスターの魅力をかえって薄めてしまっていると分析。また、長引く景気低迷で、日本企業も成功の確信がなければK-POP歌手に簡単に投資しなくなっているとする。

確かに、2012年に入ってからT-ARAら後発韓流グループが日本での活動を積極化しているが、オリコンチャート上位には入っても、一般的な知名度はまだまだ。

          (中略)

   韓国のネットでは最近、日本でのK-POP人気のかげりを指摘する記事が他にもたびたび出ている。2011年末に大手ニュースサイトに掲載された「日本に進出すればKARAや少女時代になれるという『錯覚』」という記事では、日本人にとってK-POPが以前ほど「新鮮」に感じられなくなっていることや、実力的に「韓国最高」の少女時代やKARAがすでに基準となってしまったので、新人グループが活躍するのが難しいことなどを指摘。

   韓国のネットでは、「ブラウンアイドガールズや4Minuteは事実上日本進出に失敗した」「日本に行くならもっとちゃんと準備しなくてはいけない」といった書き込みが寄せられていた』


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<font size=2> 本ブログで以前に紹介した韓国の音楽番組「ミュージックバンク」(KBS)や「Mカウントダウン」(M−net)は最近、上記の記事にある様に多くのK−POPアイドルを引き連れて
の特番コンサートを日本で開催しました。

 少女時代や東方神起などが所属するSMエンターテイメントや2PMや2AMなどが所属するJYPもそれぞれ、所属する歌手達総出演のイベントを日本で行っています。

 一昨年頃から俄にK−POPブームが巻き起こり、日本のテレビ局も音楽出版権に絡むようになった事も併せて、韓国のアイドル達が次から次へと日本デビューをしました。

 中でも「KARA」・「少女時代」・「東方神起」は日本国内でもヒットチャートの上位を占めるほどで、ある時期、間違いなく「嵐」や「AKB48」以外のJ−POPはK−POPの後塵を拝した状況があったように思います。

 しかし、「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。

 余りにも多くのK−POPアイドル達が日本に流入しすぎです。
 まるで日本の音楽市場に群がる様に次々と来日するK−POPアイドル達。

 これを貿易関係に置き換えるとー

 かつての日本経済隆盛の頃、日本の一方的な貿易黒字とニューヨークのビルを買いあさったりする姿にアメリカではジャパン・バッシングが起きました。
 現在ではバッシングされる国が日本から中国に代わり、輸出ばかりで一方的に儲けずにもっと輸入を増やせ、とアメリカから責められているのは最近のニュースでも記憶に新しい所です。

 音楽産業も人気者達の背後には複雑な経済が絡んでいます。

 また、今や溢れるが如く日本で活躍するK−POPアイドルに比べて韓国国内で活躍する日本のアーティストはほとんど皆無と言って良いでしょう。
 韓国国内では今もって反日ムードを政治的に利用したり、国民感情としても根強く残っているため活躍する土壌が極めて狭いのです。

 もっと韓国でも門戸を開放すべきでしょう。

 韓国国内では1年に60近くのアイドルグループが毎年デビューしているそうです。しかし、継続して活動しているのは20に満たないとか。
 今も昔もそうですが、一人or一組のスターを輩出した芸能事務所は将来の為に次々と新人をデビューさせて事務所の安定経営を図ろうとします。

 その土俵を日本に求める芸能関係者は少なくないでしょう。

 日本での成功が韓国国内に逆輸入されれば人気に火がつくと考える事務所もあるでしょう。
 単価の高い日本でボーナスを稼ごうと考える者もいるでしょう。
 あわよくばKARAや少女時代や東方神起のように日本でもスターにと夢見る者も。

 ただし、音楽は人の心をときめかしたり感動させてこそ愛されるものです。

 K−POPが日本で花開いたのは、J−POPに無かった洗練されたダンス技術や見事な歌唱力、そして新鮮なメロディーが日本国民に受け入れられたからです。

 もし、そのダンスが昨日も今日も明日も同じだったら。

 もし、メロディーも似たようなものだったら。

 もし、日本での活動が気楽な出稼ぎに見えてしまったら。

 そしてもし、韓国ではJ−POPを受け入れる気がないとしたら。
 急速にK−POPはその魅力を失っていく筈です。

 話は飛びますが。
 今年の正月にソウル旅行をした際、ツアーをガイドしてくれたSさんという韓国女性は偶然にも「嵐」の大ファンでした。

 「私は2PMや東方神起よりも嵐の方が好きです」

 そう語ったSさん。
 嵐の櫻井君と私が仕事を一緒にした事があるとも何とも言わないうちに語った言葉に、私たち夫婦はいっぺんに親近感を覚えました。
 
 ファン仲間と言う事が友好の架け橋になるんですよね。

 私自身、今でも毎日「KBSワールド」や「M−net」を見て韓国の音楽事情に触れていますので、来日するアイドル達を通してしかK−POPを知らない人に比べて多くの選択肢がありますし、好みの歌手もいます。
 
 最近はバスカー・バスカーと少女時代の3人組ユニットのテ・ティ・ソですかね。

 良いものは良いです。

 今や日本の音楽市場を道場荒らしのように駆け巡っている感のあるK−POPですが、真に音楽好きの市民にとっては国の違いも言葉の違いもありません。

 だからこそ、もっとじっくり腰の据えた音楽活動を行い、地道な活動を露出させる方針をとっていくべきではないかと考えます。

 もし今後も今までと同じように台風の様に大きな勢力で、あるいは機関銃のようにデビューを繰り返す作戦を踏襲するようでは、ブームになったのと同じスピードでその勢いが消失していく事でしょう。

 日本国内でも気になる現象があります。

 K−POPのブームが広がるのとリンクするように、反韓グループの存在感が大きくなっている点です。
 本来、人の心を和ませる音楽の伝道者を敵対者と見立てて攻撃する言葉がネット上に溢れるようになり、憂慮されます。

 また私が所属するテレビ業界に対してもその攻撃は徐々に激しさを増しています。

 ごくごく普通の優しい市民が激しい口調で人を誹り、まるで戦前の右翼や憲兵の様に愛国心を唱える状況は、今の劣化した政治家達の姿とあいまって激しさを増すばかり。
 
 K−POPとテレビ局が憎しみの対象となるのは何ともいいようがありません。

 領土問題や政治問題は智恵ある両国の政治家が冷静に解決の道を模索し、K−POPとJ−POPが友情をもって行き交う事が出来る音楽状況になってくれればと願うばかりです。

 どうすれば、もっと日本のアーティストが韓国で自由に活動できるようになるか。

 両国政府と芸能関係者にとって今後の大きな課題ですね。

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ヨンファ&ソヒョンの私たち結婚しました

<font size=2> 退院以来、今、はまっているテレビ番組があります。

 それは日本の番組ではなく韓国のMBCが放送した「私たち結婚しました」という仮想結婚番組です。
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 この番組はシリーズで放送しているのですが、私がはまっているのは日本でも有名なCNBLUEのリーダーであるジョン・ヨンファと少女時代のソヒョンがカップルとなったシリーズです。

 2010年に放送されているのですが、既にジョン・ヨンファは俳優として「美男ですね」で人気急上昇でしたし、歌の方でも「ひとりぼっち」が大ヒット。

 “ウエットリーア!ウエットリーア!”っていうやつですね。

 一方のソヒョンは爆発的な人気で韓国ポップス界を席巻していたまさに少女時代の最年少メンバー。

 ヨンファが22才でソヒョンが20才。

 当代きってのアイドルが出演するのですから、番組としても人気が出ないはずが無いのですが、既に人生の後半に入っている私が見ても驚くほど面白いのです。

 恐らく同年代のファンやそうでない人達は自分と等身大の「初恋」や「付き合い」方のお手本として見ていた事でしょう。
 一方、私の様なオヤジ世代でも既に通り過ぎてきた青春時代の幻灯を見ているような、また、今でもこんなに純粋で礼儀正しい若者がいるのかという様な新鮮な驚きで見る事の出来る、そんな番組ではないかと感じました。

 私が見ているのはyoutube画像ですが、シリーズ放送を次から次へと探しながら見たのはM−netで少女時代がデビューする際に、キャンペーン的に放送していた「少女時代・学校へ行く」以来のことです。

 とにかく面白いです。

 年上には敬語しか話せず、夫婦という設定でもタメ口がきけないソヒョン。健康お宅で、毎朝長芋のジュースをすり、サツマイモが大好きな20才。

 どこからみても良い所の頭のいいお嬢さんというソヒョンに対して韓国の男らしく、2才年上であるヨンファは一生懸命彼女をリードしようとするけれど、ところどころでドジったり、小学生のイタズラ小僧の顔を覗かせる。
 
 いくらテレビ番組とは言え、日本で言えばAKB48の前田敦子と
22才当時の櫻井翔君が夫婦として同居する設定なわけですから、日本で動揺の企画をたてても到底あり得ない話しです。

 ところが韓国ではこうしたシャレが通用するし、出演者も楽しんで参加しているように見えます。

 テレビ局の数や番組の数、更にはコンサートなどの営業スケジュールの違いはあるにしても、そもそも男女別個のアイドルが結婚という形の枠組みで生活を共にすると言う「私たち結婚しました」という型破りな番組は韓国ならではかもしれませんね。

 この番組を見て私には学ぶべき点がたくさんありました。

 第一に、日本よりも儒教精神の篤い国である韓国の人ですが、「愛してます(サラゲ)」という愛情表現をアメリカ人のように日常的に取り入れています。
 歌詞にしてもそうです。アイドルの歌にも、バラード歌手の歌にも頻繁に使われます。

 愛情表現に対して鷹揚なんでしょうね。だからこそこうした番組が成立する余地があったんじゃないかと思います。

 一方で、友や家族に対しての思いやりや愛情表現も大切にしているのがよく分かります。
 年長者や先輩に対する心配りは日本の若者だけでなく、年配の者が見て驚くほどキチンと行き届いたものです。

 特にヨンファとソヒョンのカップルは育ちも頭も良く、特に年上に対しては敬語しか使えないという少女時代のソヒョンの礼儀正しさは見ているこちらが自然と笑みがこぼれてくるほど見心地が良いです。

 多少、ヨンファはにやけ気味じゃないかと思いますが、ソヒョンを見ていると自然に笑みがこぼれてくるのは理解出来ます。

 それほど少女時代のソヒョンという女の子は浮世離れしています。

 ですから二人が初めて出会い、暮らす家を選び、免許を取りに行き、ヨンファの家族に会いに行ったりする過程は仮想夫婦のテレビ番組と言う事を忘れるほどリアリティがあります。

 特にこのシリーズの中で印象深かったのは「パンマル(ため口)ソング」をヨンファが作曲し、ソヒョンが作詞する回です。

 私はこの歌を「K−POP ALL star Live in
Niigata」で見たのですが、その時は随分と粋な演出をするなあぐらいにしか思っていませんでした。

 ところがこの「私たち結婚しました」を見て、初めて曲が出来た背景を知りましたし、番組中で録画した映像をyoutubeにアップしていたことも知りました。

 この回はお勧めです。

 既に二人のシリーズは終了していますし、それぞれのグループの活動は世界を股にかけ、大スターとなっています。

 22才のヨンファと20才のソヒョンがスター街道を歩み始めながらも、買い物の値段にびびったり、若者らしい飲食する姿を見ていると彼らもまた韓国の普通のお嬢さんと青年なんだなと実感します。

 「私たち結婚しました ジョン・ヨンファ&ソヒョン」。

 youtubeでその画像がアップされていますし、56回以降を見たいと思ったらDailymotionというサイトで同じファンの人がアップしていますのでご覧下さい。

 日本でも特番でこうしたアイドル企画をやるのも面白いかも知れませんね。

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