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永平寺座禅体験

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永平寺「座禅」体験                 2008年5月16日
                                記:寺田佐代子

私は、2008年5月17日、第97回日本病理学会総会の最終日、市民公開講座があり、そこでパネリストとして招かれた。金沢には、かつて一度も旅をしたことがなかったので、どこか観光をしようと思い、前々日からホテルを2泊とり、15日から金沢にきている。来る前に、金沢の旅ガイド本を購入してきた。また、たまたま本やで見つけた「道元禅師の寺を歩く」という古寺巡礼8という本も購入した。これは、セルフケアワークを開催しているなかで、「セルフケア」として自分自身何か新しいことをやろうとしているものがあるか?という話で、私は、「坐禅になにやら興味がある」と述べていたことも思い出しての行動であった。しかし、道元禅師・・曹洞宗、禅宗というのは、私の生家、実家の宗派であり、母の実家、父の本家の宗派でもあったので、祖母がよく、「永平寺に行く」とか「道元さんの供養」という言葉は幼い頃耳にしていたので、よく覚えている名前である。
祖母は道元禅師のことを檀家のものとして親しみをこめて「道元さん」と呼んでいたのだった。また、私の実弟は、私の3歳年下であるが、高校時、愛知県にある「愛知高校」の学生であった。もう30年以上もまえになるが、そのころ、私は、弟が、「学校から永平寺にみんなで行く」「坐禅をやってきた」ときいたことがある。私は、過去に、「永平寺」や「道元」の名を聞きながらも、一度もこの地に来ることがなかったが、日本病理学会に招かれたおかげで、永平寺を訪問する機会を得た。何かのご縁に導かれたと思う。
 私は、中学からカトリック系の学校に行き、洗礼も受けた。実家は仏教。洗礼を受けたが、教会には所属していない。熱心に教会に通うこともしていない、隠れクリスチャンのようなものです。しかし、キリスト教精神は、自分の成長期に影響をうけたので、心身に染みついている面もある。しかし、今日、坐禅がオーストラリアで体験したMeditationとよく似ているので、驚いた。日本人として、この坐禅の教えを、道元さんは実家の宗派でありながら、深く知らなかったことを恥じた。また、今日ここに偶然にも導かれた、こういう機会を得たことは、感謝すべきことです。
 金沢に15日に夕方到着。その日は、ホテルに入り、レストランでディナーをひとりでのんびりとり、その後は、読書した。勿論購入した本「道元禅師の寺を歩く」を一気に読んだ。そこで、驚いたのは、座禅の教え。なんと、こころを「無」にする、我欲を無にするというのは、オーストラリアで体験したMeditation の時に導かれる方法とよく似ていることだ。道元禅師の教えでは、座禅は、「只管打座」(しかんだざ)=ただ座ること、と、説いている。そしてなぜ座禅を修行としたか・・・それは、仏の教えを伝えることよりも、教えは「実行」しなければ意味がないと説いたのです。これはすごいと感じた。明日は行ってみようと決意して、その夜は眠りについた。
翌朝、ホテルで朝食をとり、早速金駅へ。金沢から福井には、名古屋から来た方向へ逆戻りの列車にのって行かねばならない。しらさぎ号で50分くらいで福井に着いた。福井駅からは永平寺行きの定期バスが出ている。バス乗り場は案内看板も親切にあったのですぐにわかった。永平寺まで30分程度。バスは、そんなに混み合ってはいないが、それでも観光に行くひとは結構いた。
到着して永平寺参拝の入場券を買った。そして、案内に従って、経路を進んだ。修行僧雲水が説明にあたってくれる。僧侶の着る黒装束で、丸刈りの若者が丁寧な案内をしてくれる。「今時、このような修行をする日本男児、若者がいるんだ・・・なんと心地よいひとたちだろう」そんなことを感じながら、中に進んだ。
法堂では、修行僧、僧侶ら100人近いと思う・・が、お経を唱えていた。その声の合唱が地響きのように、自然のなかで響きわたっていた。そのそばで座り、焼香もさせていただけた。希な体験であった。
そのそばに、承陽殿があり、そこには、道元禅師の遺骨が納められいてる。お墓。聖地だ。霊地、御霊の眠る聖地だ。合掌。
さて、座禅。私は、説明する雲水に聞いてみた。「座禅体験はできますか?」と。そうしたら、「できます。本当は予約がいりますが、いまから、受付にお連れしますので、そこで聞いてみましょう。当日でもできることがあります」と。
受付に行くと、そこにもまた受付を担当している修行僧が、座禅の係の雲水に連絡したら、「いまからそちらにそのお方をお迎えに参ります」ということになった。
「まあ!!今から!!」思いがけない出来事となった。
150人あまりは入れそうな、坐禅の道場に、私ひとり。そしてその担当の雲水は、私一人に坐禅の指導をし、私ひとりに坐禅をさせた。坐禅すること、30分余り。「渇」を入れられるか・・・と、ハラハラしたが、そういう邪心がいけないと思い、雲水のいることも意識せずに(雲水は私の後ろを行ったり来たりしているのだった)、こころを無にし、からだもリラックスさせ、こころ静かにしていた。渇は受けなかった。無事終了。とても厳粛な時間だったし、心地よかった。心身癒された。
 ところで、坐禅って、壁に向かってするんだって、知ってた?畳半分あまりのスペース。
学んだこと。ちなみに、仏像って・・座っているでしょう?あれって、「坐禅している」のだそうですね。坐禅は、眼を閉じるのではなく、半開き。視線を下へ・・・でも頭は垂れない・・とのこと。
永平寺のできたのは、1244年。道元禅師によって開かれた坐禅修業の道場。

仏の教えで、大切な、「三心」とは・・、
「喜心」=喜んでする。食べていただくひとに喜んでもらう気持ちで食事を作る、供える。供養とは、供える・・いのち養う。供養とは、そういう意味なんだ・・・なあ・・
「老心」=のちのひとにわけるこころ。慈悲のこころ。
「大心」=川の水はすべて海に流れる。わけへだてない海のようなこころ。
・・・・であった。合掌。
この「喜心」について、ちょっとひとこと、
これは、マザーテレサの施設でも、ものごとをするときの心得として、
With pleasure というのがあった。何かをするにあたって、自身が喜んでする・・・
この気持ちが大切だということだった。カトリックと禅宗、宗教の違いはあれ、人間の行いについて、その根底になる尊いこころとは、共通するようだ。
また、食に関して、カトリックの教えでは・・最後の晩餐について、・・・キリストが最期の夜、もう処刑されるというその最期の夜、弟子に分け与えるパンとぶどう酒・・これを分けるとき、キリストは、「これは私の血であり、肉である・・」という。つまり、自分の食べ物を分けるということは、自分がいただけば、自分の血となり肉となる・・つまりはいのちつなぐものとなるのだが、これを自分が口にせずに、他者に与える・・これを喜んでする・・・とは、最も尊いことだということである。だから、いまでもミサで最期に列を作り、パンにみたてたチップのようなものを信者は司祭から受け取り、自分の口に入れて、ミサが終わるのだが・・・最期の晩餐の再現をしているのである。
昔、私の実家では、いただき物をすると、まずおばあちゃんは、仏間に備え、おさがりをいただくのが常であった。まず先祖さまにお供えする。そしてありがたくいただいたものだ。今、どうであろう?今日は、そんな祖母のことを思い出し、懐かしんだ。
 また、道元さんの教えを実行しているその弟子たち。食べ物を作るにあたっても、いっさいの無駄をしないように、大地からできた作物を作ったひとに感謝しながら、料理し、食べるひとに喜んでいただけるように、調理する。またいただくひとも、大地に感謝し、作った人に感謝し、調理したひとに感謝し、いただく。そしてごちそうさま。そんな気持ちを現代人は忘れている。ミャンマーや中国の被災者は、今・・心痛い・・・

    

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最近ブログはじめました。
勉強さしてもらえました。
よかったら私のブログも見てください!! 削除

2008/5/18(日) 午前 11:15 [ キングダム ]

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はじめまして!もしよろしければ私のブログも見て下さい。
よろしくお願いします。 削除

2008/5/18(日) 午後 0:23 [ chiwachan ]

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こんにちは〜! お邪魔しま〜す。

良かったら、コチラのも見てくださいね。。。

(ラッキーな事となるかも・・・。) 削除

2008/5/20(火) 午前 3:19 [ 情報屋・ラッキー ]

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