連日の大暴れ!虎・中谷、バスターから驚弾
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阪神春季キャンプ(2日、宜野座)えっ、バスターでサク越え! 外野に挑戦している阪神・中谷将大捕手(19)が2日連続で自慢の長打力を披露した。フリー打撃でバスターから左翼へ一発。初日にチーム最多の38アーチで圧巻デビューを果たした未来の4番が、また魅せた。
連日の猛デモだ。これぞ飛ばし屋。中谷が、完全に覚醒した。1組目で登場したフリー打撃。気温14度、沖縄とは思えない冷風が体を冷やす宜野座球場を、一振りで熱くした。驚愕の“バスター本塁打”が飛び出した。
「何も考えてませんでした。本塁打とも知らなかった」
カーブマシンで強烈な一発を見舞った。バントの構えから、軽く右に体重移動。そこから一気にパワーを解放した。弾かれた白球は美しい放物線で左翼スタンドへズドン! バスターからホームランなんて滅多に見られない光景だ。これも体の使い方やバネなど長距離砲としての資質を備えている証だった。
バスターからのサク越えは1回のみだったが、その他は通常の打撃で96スイング中、7本のサク越え。その後、4組目でも打席に入り、102スイングで8本塁打。凍えながら観戦していた虎党を熱気に包み込む、規格外の潜在能力を見せつけた。
「下半身のことをいわれるし、しっかり使えるようにしたい」。今は飛距離へのこだわりはない。あるのは向上心だけだ。それでも飛ばしの能力は自然と形になって表れている。前日の初日にも計161スイングで38本を外野芝生席に放り込んだ。2日連続の“活躍”に和田監督も「体つきも大きくなってきているし、リストが強い選手。下が使えてくるともっと飛距離が出てくる。バランスもとれてくるともっとおもしろい」と期待を寄せた。
長打力を買われて外野に転向する新星。「今は思いっきりやっている。思いっきりやることをアピールしたい」と燃えている。将来の4番候補のバットは冷たい小雨にも負けず、熱を増している。
(紙面から) |
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