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燃費ヲタ・メカヲタの三十路野郎が綴る、クルマと環境問題に関する 『自分用スクラップブック』

生活 エコロジー

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例えばの話

日本のCO2排出全体の内で、
レジ袋の占める比率は、0.2%〜0.05%程度 とされています。( 見積の仕方により諸説あります。)
レジ袋削減に意味が有るか否か?
という事は、この比率をどう評価するのかによります。
「 その程度では努力するに価しない 」 という方もいるでしょうし、
「 決して馬鹿に出来ない比率だ 」 という方もいるでしょう。

ですから、
レジ袋やPETボトルに限らず、あらゆる資源エネルギーを見直す必要があります。
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[転載] がれきの線量測定し安全性確かめ納得

 (転載元:『イーハトーブの空の下で』 Yahoo!ブログ)
 


 
 がれきの線量測定し安全性確かめ納得 静岡市長、市民ら岩手を視察 
      *      *      *      *      *      *      *      *      *      
18日、静岡市の田辺信宏市長と清掃工場周辺の住民、公募の市民ら50人は、
試験焼却で受け入れるがれきの安全性を確認するため、岩手県山田、大槌両町を視察した。
実際にがれきの空間線量率を測定し、健康に影響がない安全な数値だと確認。
田辺市長は 「これを一つのステップに、広域処理に向けて
市民に広く理解を求めていきたい」と話した。
 
                                        
                                   
がれきの空間線量率を測定する市民 18日山田町
\¤\᡼\¸ 1
 山田町のがれきの仮置き場では、市民が2人1組で、
 がれきから1m 離れた地点の空間線量率を測った。
 毎時0・03マイクロシーベルト程度を記録し、
 市担当者が17日夕に静岡市役所前で測定した
 0・08マイクロシーベルト半分以下だった。
 
                                                                               
結果を受け、試験焼却を実施する沼上清掃工場の地元、千代田東学区自治会連合会の 長田須美男会長(76) =葵区南沼上=は 「がれきの安全性をこの目で確かめ納得できた。受け入れに向け、準備を前向きに進めてほしい」 と話した。
西ケ谷清掃工場周辺の茶農家らでつくるマルウチ茶農協の 牧野隆夫組合長(55)=葵区内牧=は
「数値は全く問題なく、受け入れには賛成。 ただ行政には茶の風評被害対策も しっかり
進めてもらいたい」 と注文した。
 
一行は大槌町も訪れ、がれきの仮置き場5カ所や、防波堤が流された大槌漁港をバス車内から見学した。
 
静岡市は5月下旬以降に両清掃工場で59トンのがれきを試験焼却する。
その結果や市民意見の募集を経て、8月ごろに本格受け入れの可否を判断する。 
 

 
前回の記事で 私は 「がれきの広域処理反対派の方々には、
ぜひ、被災地に来て、がれきの放射線量を自分で測定して、
現地の状況を自分の目で見てから、声を挙げて欲しい」 とコメントしました。
今回、実際に測定したところ、静岡よりも空中線量が低いことが明らかになりました。
この件に関しては、ブログやツィッターでいろいろな情報が錯綜しています。
今、子育て中の方や、これから子どもを持ちたいと願っている方々は どんなに不安かと思います。
でも、どうか、ハッキリしたデータの裏づけのない 無責任な情報には 惑わされないで下さい。
それらの情報は 被災地蔑視や風評被害、また県外に避難している福島の方々への
偏見やいじめ…を招いてきました。 その方々の苦しみや悲しみを思いやって下さい。
 
 
 

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[転載] がれき広域処理反対の方々へのお願い

 
 
 
岩手大学 准教授の梶原昌五さんから託された文章を転載いたします。




津波被災廃棄物の広域処理に反対の方々にぜひ読んでいただきたくて、この文章を書きました。

お願いは2つです。
 
1)広域処理に反対するならば、被災地での処理にも反対してください。
 
皆さんが健康に不安を覚えるように、私たちも不安を覚えています。故郷である街で過ごすことに。
そして、処理施設については、皆さんのほうがはるかに恵まれているからです。
その恵まれている人たちの不安が、今、すべてを失ってしまった私たちより大きいはずがありません。
皆さんが主張することが本当なら、はるかに経済力も余力もある皆さんに、私たちも助けて欲しいのてす。
そして、日本を良くして欲しいのです。
 
 
たとえば岩手県では、津波以前にも、沿岸の広い範囲(岩手県が四国4県とほぼ同じ広さだということをご存知ですか?)に、久慈、宮古、釜石、大船渡の4つしか焼却場がなかったのです。それで足りるような土地である、ということです。今は同じ地域に、旧施設を改修したりして仮の焼却場を3つ稼働させていますが、とても小さいので、それでも間に合いません。
 
これに対して、神戸と比較して、廃棄物の量の問題を出して「おかしい」という人がいます。
が、それは量ではなく、重さです。
どう考えても、神戸から出た被災廃棄物のほうが圧倒的にコンクリートが多く、燃やせないものが多いでしょう。
また、大規模な火事もあり、そして津波もなかった。
中身を考えないと、重さだけでは比較できないことがあります。
 
また、化学物質の拡散を指摘する人もいます。
これは、被災直後、私のところに外国のジャーナリストから聞かれたということで、質問がありました。
これだけの被害だから化学物質の影響が心配だが、どうなっているのか、と。
その当時の私には、「今はそれどころではなく、生存者捜索や遺体回収に手一杯だ」と答えるしかありませんでした。遺体の捜索は1年以上経った今も続いています。探せていない場所があるからです。見つかっていない人が多いからです。復興など、どこにあるの?という状態が続いています。
 
なので、化学物質に関しては、何を今ごろという感が拭えないのですが、岩手県のがれきにおける放射性物質の問題が鎮まって来たからこそ、皆さんも化学物質のことに気がつかれたのでしょう。遅いと思いますが、それは良いことだと思います。
だからこそ、ご自分の不安が明確であるのなら、今そのがれきを目一杯処理している、低レベルの焼却場しかない被災地の人たちのことにも気づいて欲しいのです。
 
津波被災で1割の方々が亡くなったり行方不明で(東京では100万人くらいにあたる?)、さらにがれきがあるために、子どもを持つ方々はどんどん地域を離れています。これが、復興が遅れるとする原因の一つです。40代の働き盛りがいなくなる、ということです。
ただでさえ老人ががんばっていることをウリにしているような地域です。ますますの高齢化と、残った人たちの精神的疲労。復興には数字だけでは語れないものがあり、また、他地域、特に神戸のような都会と、三陸沿岸のような過疎も究極までいったような地域とを比較することには無理があります。
 
たとえ復旧して元の経済状態に戻ったとしても、これらの街が、新しく建てる処理場を維持していくだけの経済力を持つかどうか。雇用が生まれるのは一時的なもの。国の対策費が出ている間だけです。必要がなくなれば施設は閉鎖され、従業員は解雇されるだけです。どうか、新しい雇用、などという、非持続的な雇用を美化するような言葉を使わないで欲しいのです。
いかに日本の田舎が疲弊しているかをもっと切実に感じて欲しいのです。
だから、被災地に来てくれ、と、被災地のみんなが言っているのです。
 
 
2)被災地を自分の目で見て、自分の言葉で語って下さい。
 
そこには、あなたと同じ人が、ある日突然生じた地震と津波によって、親や子どもや親戚、友達、そして職場、仕事、さらにローンの残った自分の家、車、家財道具など、すべてを失って、底冷えのする仮設住宅や、半壊した家で、近くに店もない状態で毎日を過ごしています。
これらの人が何か悪いことをしたのでしょうか。
皆さんが醜い言葉を公開していじめるだけのことをしたのでしょうか。
インターネットで得た、誰が書いたかわからない言葉を、さらに意を曲げてまで反対する立場にあなたがたはあるのでしょうか。
あったとしても、それを被災地の人たちにも読めるような形で公開する意図はどこにあるのでしょうか。
できるのなら、騒いで煽るだけでなく、もっと権力を持っているところに直接意見を出して欲しいのです。
出すのなら、私たちのことも考えて、日本全体の制度や法律を変える形で出して欲しいのです。
 
がれきの処理ができる施設は、被災地以外の地域にはたくさんあるのです。余力もあるのです。
 
たとえばあなたは、ご自分のお出しになったゴミや、ご自分がお使いになっているいろいろな物を製造するときに出た工場からのゴミが、どこでどのように処理されているか、ご存知ですか?
ゴミ処理に関して、きちんとした情報(どういうゴミがどこで処理されているか、またその量や金額など)を自治体はもっと誰でもが見られるようにすべきだと私は思います。これは、私自身が三陸沿岸のある地域のゴミ処理に関して講演を依頼されたときに感じたことで、私は役場と県からわざわざ資料を出してもらいました。
誰にでもできることですが、そういう努力をしたうえで、ご自分の自治体の状況を把握していますか?
大切なのは自分の住んでいる土地でのゴミ処理がどうなっているかなのに、どこの地域の話しかわからないインターネット上の情報に振り回されていませんか?
 
ちなみに、岩手県と青森県では、そういう豊かな生活をしている皆さん方の生活を支えるために排出された産業廃棄物が不法に投棄され、不法投棄場所である青森県と岩手県の県境にある山の頂上に処理場を作り、そこから厳重にコンテナに入れられた廃棄物を、できるだけ県内の施設で処理しています。広い岩手県では、片道4時間かからないと行けない県南沿岸のセメント工場まで運ばなければ処理できないものもあります。往復1回で、トラック1台の1日の仕事は終わります。私たちには関係のないところで儲けた方々のゴミを、この貧乏県2県が、国の補助は半額ありながらも、県民の税金で処理しているのです。これは10年以内にやれ、という時限立法に従っているので、止めるわけにはいきません。
 
そのような中で、処理施設を持っている自治体に、その余力(あなたの地域の処理施設の稼働率をご存知ですか?低いと税金の無駄遣いと怒られている施設もあるはずです)で、処理していただこうとするのが広域処理です。行政区を越えるとそれはすぐに「広域」を意味しますので、遠い近いは関係ありません。
 
また、岩手県では、そうやって出た灰を、内陸のある地域の山の中に埋めています。
こういうやり方は、皆さんの土地でも同じです。いや、それこそ「広域」処理をして、千葉県は秋田県に焼却灰の処分を依頼していましたが、放射線量が高かったために、掘り出して戻したりしていますよね。すでに皆さんの地域でも、灰は別の地域(たぶん東北やその他の田舎)に「広域」処理していませんか?
ぜひ調べてみてください。そしてそれを公開してください。みんなで共有しましょう。
 
話を戻しますが、その灰から危険な物質が漏れ出さないための設備も施したうえで、どこの自治体でも、広い範囲の山を削り(たいていは谷間や窪地だったりしますが)、灰を埋める場所を作っています。これも、今岩手県では、計算上では次のものを早急に作らないといけない状態にあります。(旧知の担当者に聞きました)
そういう施設を作りたくないのではなく、追いつかないのです。
なので、今、適正に処理できる施設をお持ちの地域、行政にお願いしているわけです。
 
もう一度お願いします。
 
あなたの地域での処理に反対するなら、私たちの地域での処理にも反対してください。
なぜなら、私たちも同じ人間だからです。
また、処理場を作るには時間がかかるうえ、継続的な雇用につながらないからです。
 
そして、被災地を見に来てください。
同じ経験はできなくとも、何か人として感じて欲しいのです。
そのうえで、自分の言葉で語って下さい。
それができないのであれば、本気で反対しているとは思えません。
 
どうぞよろしくお願いします。
 




前から言っているが、どこの瓦礫を、どこで処理するというのを論じない人は結局、無関心なのだと思う。
もしくは、単純に無知なゆえに当事者になる事が面倒くさいだけ。

首都圏ゴミより汚染度の低い岩手、宮城の瓦礫を、首都圏で処理する事は私は賛成だ。
むしろ、断る理由がない。反論ある方がいても納得させるだけの自信がある。

西日本で岩手、宮城の瓦礫の処理するのは反対だ。
現時点では、時間が最も重要なのに、お金も時間もかかりすぎて意味がないからだ。
燃やすだけなら、処理能力が高い関西圏もアリだと思うが。

福島の瓦礫は県外に持ち出す事は制限されているから論じる意味はない。
放射性物質だけにフォーカスをあてるなら、同レベルに首都圏北部のゴミも制限しなくてはならないハズなのに、
最近までまったくスルーだった。

すぐに何千ベクレル/kgでた!という人もいるが、全部食べるつもりなのか、瓦礫を。
面倒でもちゃんと、シーベルト換算しないからこじれた人が増えて、自爆する人が増えることになる。
 




写真は2012/03/11の石巻市沿岸部の風景です。
 
 

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広がる放射能“独自基準”〜食の安心は得られるか〜 クローズアップ現代

 
ごみゼロ日記静岡さんの記事です。


クローズアップ現代
No.3181 2012年4月10日(火)放送
『 広がる放射能“独自基準”〜食の安心は得られるか〜』
 
出演者
安斎 育郎 さん (立命館大学名誉教授)

4月、一般食品に含まれる放射性セシウムの基準値が「1kgあたり100ベクレル」となった。国はこれまで暫定基準値「500ベクレル」でも健康に影響はないとしてきたが「より一層の安全・安心の確保のため」として導入された。ところが流通業界では「この基準値では消費者の安心は得られない」と「50ベクレル」などといった、さらに低い「独自基準」を設けるケースが相次いでいる。生産者はより厳しい局面に立たされる一方で、消費者は放射性物質の含まれる食品とどう付き合っていくのか選択を迫られる。新しい基準値が流通や家庭にどのような影響をもたらすのか、考える。

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放射能に怯える政治とメディア-「国の遅い行動が被災地を苦しめる」

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ニコ生アゴラ報告
「汚染がれき」を受入れろ!‐放射能に怯える政治とメディア−「国の遅い行動が被災地を苦しめる」

 被災地の今の課題「がれき・除染」をテーマに討論

GEPRを運営するアゴラ研究所は「ニコ生アゴラ」という番組をウェブテレビの「ニコニコ生放送」で月に1回提供している。4月10日の放送は「汚染がれきを受け入れろ!−放射能に怯える政治とメディア」だった。村井嘉浩宮城県知事(映像出演)、片山さつき自民党参議院議員、澤昭裕国際環境経済研究所長、高妻孝光茨城大学教授が出演し、司会はアゴラ研究所の池田信夫所長が務めた。(GEPR編集部)


議論のテーマは、被災地復興の大きな足かせとなっている、がれきの受け入れと処理。そして福島原発事故で広がった放射性物質の除染だ。その現状を、現地で対策に奮闘する村井知事、自民党のがれき問題プロジェクトチームの片山さつき氏に語ってもらった。宮城県庁に勤務経験のある元経産省の行政官の澤氏、さらに福島原発事故後に、各地で放射線計測と対策策定の支援と講演活動を続ける高妻氏が参加した。

議論で浮き彫りになったのは、「国の動きの遅さ」。そして人々が理性では「健康被害の可能性は少ない」と分かっていても、感情的な不安、恐怖をなかなか消すことの出来ない、この問題の根深さだった。

「私たちはお願いする立場。協力いただく皆様に感謝」村井宮城県知事

宮城県のがれきの推計値は1800万トン。当初はそのうち350万トンを県外で処理を要請する予定だった。5月の連休明けに処理計画の詳細がまとまる見込みだが、この県外での処理推計量は減る可能性があるという。

宮城県は県を5ブロックに分けたが、そのうち石巻地区に全がれきの半分が集中。現在がれき処理プラント22基を建設しており一部が稼動。これを30基前後に増やす予定だ。一度プラントの処理で動き出せば、加速度的に処理が進むという。ただし2年で処理を完了するという目標のためには、「県外に処理をお願いせざるを得ない状況」(村井知事)という。

「プラントは稼動しており、がれきの処理による放射線量の上昇、また他の汚染物質の拡散は観察されていない」(村井知事)そうだ。

村井知事は「がれき処理の主体は誰がするのか。その点は昨年、早めに決定いただきたいと、政府に何度も申し上げた。ただし、それがなかなか決まらなかった」と指摘した。宮城県は県主導で処理を進めたが、岩手県はプランと建設ではなく、県外での処理を重視した。

また各自治体でがれき受け入れで両論があることについては、「私たちはお願いをする立場であって、それぞれの自治体の決断に何も言う立場にない。しかし、受け入れに協力いただいた皆様に対しては感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました」と、画面を通じて伝えた。

「国の遅れ、権限の不明確化など、対応に問題が多い」片山議員

片山議員は民主党政権の対応の遅れを指摘。「頭でっかちのプランをつくり遅れた。さらに住民合意という取り組みをまず行わなかった」と批判した。政府はまず、大規模処理を行うゼネコンなどのプラント建設の相談に動き、被災県以外の自治体の説明は今年に入って行った。

各地域で、受け入れの対応は異なるが「まず住民同意の形成に取り組まなかったことが失敗だった。これは民主党政権の判断ミスだ。『聞いていないのになぜ進めるのか』という最初の問題が、問題を長引かせてしまった」と批判した。さらに制度、権限委譲が明確ではなく、災害廃棄物が福島の特例が宮城県など他の被災地で使えないなど、行政の対応の問題がかなりあったと指摘した。

池田氏が「反対運動も影響したが、事務処理の遅れがこれほど長引いた理由ではないか。また最近になって細野環境大臣が陣頭指揮をしているが、政治が責任を引き受けなかった面があると思う」と指摘すると、片山議員は「その通り」としていた。

片山氏によれば、自民党の支援、またプランの練り直しの協力でがれき処理は岩手、宮城県内で進むが、他地域での処理は「説得を続けなければならない状況になっている」という。片山氏は原則としてがれきは現地で処理するべきだが、あまりにも大量なのである程度の被災地の域外処理が必要という立場だ。

「がれきの処分は復興の大前提になる」澤氏

「津波の惨状を考えると、インフラをすべて取り替えるまでのことをしなければならない。そのためにはがれきを取り除かなければならない。それが復興の大前提になる」と澤氏は指摘した。村井知事はそれに同意した上で、「がれきに加えて、除染が今後大きな問題になる」と指摘した。

原発事故による放射性物質の拡散は、宮城県は福島県ほどではない。しかし表土を取り除くなどの除染を行い、農作物に放射能の悪影響がない形での農業の再生を行う予定だ。

しかし、その除去した表土の処理方法などが決まらない。これは国が放射性物質の処分方法を決められないためで、「県だけが進めることはできない」という。村井知事は「一刻もはやく福島原発事故の除染方法、特に処分地を決めてほしい」と、国に要望を続けるという。

高妻氏は、昨年秋に宮城県の農家で、原発事故直後に屋外にあって放射性物質が微量であるものの降り注いだ稲わらが、市町村が何も決められないので放置されていた状況を指摘した。村田知事は、「稲わらがそのような状況になっているのは承知している。ただし、国の指針が決まらず、県としても一カ所に集めるなどの要請しかできない」と説明。除染の問題が進んでいないことを認めた。

澤氏が経済的な復興について質問したところ、村井知事は食品の安全基準値の問題を取り上げた。今年4月から食品の安全基準値が1キログラム当たり500ベクレルから100ベクレルに強化された。これによって宮城県では特に漁業で、漁に出ても基準値を上回るため、せっかく取った魚を捨てなければならない例が出ている。「経済に影響が出て、漁師さんも困惑している。もう少し慎重な検討をしてほしかった」という。

「丁寧なリスクコミュニケーションの機会が少ない」高妻氏

議論はなぜ、がれき処理が遅れているかに移った。環境省の広域処理情報サイトによれば、がれきを焼却、埋め立て処分をしても、年間0.01ミリシーベルト以下にしかならない。出席者は、問題は感情的にとらえられてしまったと一致した。

「誰もが頭では健康被害の可能性が分かっていても、未知の放射能について不安が出ることは仕方がない」と村井知事は、受け止めていた。また片山議員は「時間が解決するだろう。しかし、情報を小出しに、しかも言わなかった政府の態度に問題がある」と指摘した。

高妻教授は「実験などをする必要があるものの、健康被害の可能性は少ないだろう」と分析した。ただし、どのようにがれき処理されるか、情報は公開されているものの、一般の人はなかなか全貌とリスクの程度を理解できる状況にはない。

高妻氏は被災地で放射線の計測と対策立案の支援、さらに講演活動をしている。そこでは、「安全だ」などと情報を一方向に伝えるのではなく、判断材料を提供して放射能の現状を共に考えることで、話を聞いた人たちの不安が消えていくという。「丁寧なリスクコミュニケーションの機会が少ない」と指摘した。

澤氏は行政官の立場から、基準値について話した。「ある基準値が妥当か、そうでないかは置いておいて、基準がなければ、行政は進まない。そして保守的な基準値にした方が、反対意見は少なく、行政がスムーズにいきやすい。行政は厳しめの数値を設定しがちなことは、気にとめた方がいい」と述べた。

池田氏はメディアの問題を指摘した。今だに雑誌メディア、ネットメディアを中心にデマが拡散。一方で新聞、NHKなどは、がれき処理で健康被害の可能性はないことを明確にすべきなのに、「必要な情報を伝えていない」と言う。

村井知事は、次のように話した。「不安の解消には時間がかかる。ただ、私は政府に科学的に被災地は安全だと、あらゆる機会をつかまえて言ってほしいと要請してきた。しかし、なかなか言ってくださらない。ぜひ、国、政治家の力で、安全性を強調してほしい。それが不安解消に役立つはずだ」。

「被災地の安全を体感して、考えてほしい」村井知事

「被災地のがれき、農作物に健康への悪影響がないことをご理解いただきたい」村井知事

最後に、知事、そして片山議員から、今必要なことへのコメントがあった。

片山議員は政権を批判した。「私たち自民党は復興支援を妨害することはなく、事態を動かそうとしている。がれき処理の問題の遅れは、住民の皆さんの反対というより、民主党政権の手順の失敗の面が大きい。例えば、国が決めるべきことを宮城県などにやらせるなど、おかしなことが多すぎた。こうしたことを正すことによって、復興の支援を続けたい」。

村井知事は語った。「残念ながら、宮城県への海外からの観光客は戻らず、また農作物の県外などでの販売も厳しい影響が出ている。私たちは宮城県で生活をし、がれき処理が近くで行われているが、健康の被害はない。この現実を知り、がれき処理や復興対策を考えていただければと思う」。

「チェルノブイリなどの核災害では、不安などの精神問題が心の問題につながり、住民の健康を損ねたそうだ。宮城県もできる限りの広報をしているが、それには国民の皆さま全体の理解も必要だ。被災地のがれき、農作物には健康への悪影響はないことをご理解いただきたい」。

「宮城県は市町村の足並みがそろい、復興が一段と進もうとしている。被災地から離れるほど、被災地の正確な情報が伝わらず、住民の皆様の判断などが影響を受けている。宮城県には全国の市町村から視察がきて、自分の体感の上で、行政担当者ががれき処理や復興支援を判断する動きが広がっている。国民の皆さまも、被災地の現実をぜひ知っていただきたい。そして、これまでの全国の皆様の支援に、改めて感謝を申し上げます」。村井知事はこのように結んだ。



同時視聴者は約2万人を数えた

まとめると、がれき問題は事務処理の遅れ、住民合意をまず行わなかった政権側のミスの側面が大きい。また除染は国の方針が未確定で、何も進んでいない。そして風評被害などの不正確な情報は被災地の復興に悪影響を与えている。放射能をめぐる人々の不安の発生は仕方がない面がある。しかし、それを根気よく行政が説明して正しい情報を定着させ、それによる不安の解消が進んでいない。正しい情報はスムーズな復興と被災地支援に結びつく。こうしたことが、番組の議論を通じて改めて示されたのではないだろうか。





 「NIMBY症候群」は超えられるか 日本の論点『私たちは原発被害をどう共有すべきか』 猪瀬直樹




カテゴリ : 《原子力》 《東日本大震災》 ***

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ごみ袋に処理費用上乗せ 和歌山・海南、狙いは減量

 
イメージ 1

ごみ袋に処理費用上乗せ 和歌山・海南、狙いは減量
 朝日com 2012,3,31

 家庭から出るごみの量を抑えるため、和歌山県海南市は4月から、ごみ袋の価格に処理コストなどを上乗せする「有料化」を始める。岩出市でも7月から同じ制度を始める見込み。県内9市のうち、有料化を実施、計画するのは和歌山市を除く8市となった。

 海南市は、可燃用ごみ袋1枚(45リットル)分のごみを集めて運ぶ費用を約51円とした。その3分の1を袋の製造費に上乗せして、店での販売価格を25円とした。3分の1負担は粗大ごみの処分手数料の負担率と同じだ。上乗せによって、2009年度と比べ20%のごみ削減を目指す。

 一方、岩出市は販売価格を海南市の2倍近い45円とした。ごみ袋(45リットル)の1リットル当たり1円と計算したからだ。

 環境省が07年に作った有料化の手引では、1リットルあたり1円未満だと、ごみの排出削減率は5%に満たないが、1円以上だと10%以上の効果が期待できると評価した。岩出市はこれを基準に価格を決めたという。

 県内では、ごみ袋の扱いについて、市ごとに考え方が違い、有料化後の価格差は4倍以上開いている=表。

 岩出市は7月の有料化以降、世帯の人数に応じて、45リットル袋を年間10〜30枚無料で配布する。おむつを使う乳幼児や要介護者がいる世帯には枚数を増やす。無料配布分を使い切ってから負担が生じる仕組みだ。

 一方、海南市は無料配布をしない。担当者は「出したごみの分だけ、等しくコストを負担する意識を持ってほしい」と説明する。

 1枚あたり63円と、県内で最も価格が高い新宮市は02年度、有料化に踏み切った。しかし、今も無料の配布制度があり、3、4人世帯の場合は45リットル袋60枚と、岩出市より多い。ごみ出しを週に1度にすれば1年分足りる計算で、「超過料という位置づけで価格を決めた」(市の担当者)という。

 新宮市の02年度のごみ排出量は、有料化前の01年度に比べ2割ほど減る効果を上げた。

 有料化について和歌山市は3年前、有識者の審議会が「有効な手段だが、まずは他の施策が必要」と答申した。今のところ計画はないという。

 昨年11月に定めたごみ処理基本計画で、20年度のごみ排出量を10年度比で30%減らす目標を立て、家庭での生ごみ処理の普及や、学校への出前授業などの充実を図るとしている。 (野中良祐)

  家庭系ごみ指定袋導入についてのQ&A 海南市



カテゴリ : 《ゴミ問題》 《省エネ》 ***

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