さらば100系。引退続きの新幹線。
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素晴らしい好天である。間もなく梅雨入りの話題になるだろうが、鬱陶しい季節を前にして、爽やかな好天を満喫したいものだ。
私のブログも鬱陶しい話題が多い。政治、事件、事故・・・。
そんな時だからこそ、このニュースが新鮮に映った。
100系新幹線。先頭車両の先端の「鼻」がとがっているのが特徴だ。旧国鉄が開発し、1985年に東海道・山陽新幹線の「ひかり」として営業運転を始めた車両である。この100系新幹線が2012年春に引退することが決まった、という。
新幹線といえば、「ダンゴ鼻」の0系がすでに引退した。この100系は0系に次ぐ車両であり、当時はスマートさも含めて話題となった。
営業開始が1985年だったのか。昭和60年ということになる。阪神が日本一になった年であり、トラ番だった私にとっても思い出多い、そして忙しい一年だった。
球団の移動は、ほとんどが新幹線だった。とくに試合にない移動日となると、移動手段である新幹線の車中が取材現場ということになる。
そこで「重宝」したのが食堂車だった。
取材目当ての選手を食堂車に誘う。私一人の時もあれば、他社の記者と「呉越同舟」の時もあるが、2時間近くも時間があるから、たっぷりと取材が出来た。
今や新幹線に食堂車は無くなっているが、この100系は新幹線に初めて2階建て車両が導入され、、食堂車は2階部分にあった。
新大阪駅から乗車すると、まず食堂車のスペースを確保するのが仕事だった。指定席は取らず、一目散に食堂車に走る。当時は2階建ての食堂車として人気があったから、ノンビリ構えていると満席になってしまうのだ。
阪神の選手となると、ファンの方からサインを求められたり、記念写真の依頼がある。だから、出来ることなら一番奥の席を確保することにしていた。
若い選手なら別だが、ベテランともなれば、「コーヒーよりビールにしよう」となる。ビールの次は「ウイスキーの水割りを飲もう」となる。こうなると、途中からはもう『宴会』である。ミニチュアのウイスキーを次から次へと注文し、ついには「売り切れです」と言われたこともあった。
新幹線100系引退のニュースを聞いて、ずいぶんとなつかしく、当時のことが思い出された。写真週刊誌でスクープされた選手から、書くに書けない『裏話』を聞いたのも、この100系の食堂車だった。もちろん、野球の話を熱っぽく話し合った。首脳陣の『批判』も聞いた。家庭のこと、子どものこと・・・取材対象である阪神の選手の素顔に触れられる場所でもあった。
引退となれば、また『撮り鉄』騒動が起こることだろう。100系新幹線に対する思い入れは、人それぞれである。私にとっては、2階の食堂車からの車窓よりは、あの強かった阪神タイガースを思い出す車両である。 |







人それぞれに思い出がありますね。私は同僚達と信州に登山に行った帰り、名古屋から新幹線に乗り継いで帰ってきました。自由席で、あいにく満席。そこで全員で食堂車に行きました。新大阪までの約1時間、カレーだけで全員粘りました。他に待っている乗客があまりいなかったから出来た「芸当」でしたけど。
食堂車は出来れば復活して欲しいですね。二階とは言いませんが。
2010/5/30(日) 午後 0:52 [ ぽんぽこやま ]
食堂車復活、私も大賛成です。新幹線が単なる移動手段という方も多いようですが、結構利用者はいらっしゃるように思うんですが・・・。それにしても、懐かしいです。
2010/5/30(日) 午後 1:08 [ 井坂よしゆき ]
旅が非日常のものですからね。ゆったりと料理を口にしながら移動というのも悪くないですし、仰るとおり利用者は結構いるように思うのですが。寝台車とともになくなっていくことが残念です。
2010/5/30(日) 午後 5:13 [ ぽんぽこやま ]
引退後の車両はどうなるのでしょうか?新型車両に再生されてまた東海道や山陽道を走るのでしょうか?まだまだ走れる車両ならゆっくり走り続けて欲しい。技術の進歩は、スピード社会や経費節減社会を実現してきているけど何か井坂市長さんやぽんぽこやまさんが言われる昔の新幹線での旅の良さが失われるのは残念です。寝台特急の引退も惜しいですね。「せまい日本そんなに急いでどこへ行く」でしょうか?
2010/5/30(日) 午後 9:46 [ いちファン ]
そうですね、スピード競争とは対照的に、東京〜札幌を結ぶ「カシオペア」や大阪〜札幌を結ぶ「トワイライトエクスプレス」のような豪華寝台列車は人気です。夜行バスも若い人には安くて人気があります。上手にリニューアルすればそれなりに需要があるように思うのですが。
2010/5/30(日) 午後 11:43 [ ぽんぽこやま ]
引退後の車両、どうなるんでしょうか。0系引退の時も報道されていなかったように思います。
食堂車に寝台車・・・懐かしむというだけでは存続は無理なのでしょうかね。採算性最優先の時代ですが、列車限定、路線限定、季節限定という方策はあるように思いますが・・・。
2010/5/31(月) 午前 8:04 [ 井坂よしゆき ]