暴言日記

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夏川りみは本物

 最近よく聞いているのは夏川りみ。いまさらと言われるかもしれないが、昔いつだれが買ったかわからない夏川りみのアルバムを車の中で聞いていたら、またはまってしまった。


 一時期、これを主題歌とするドラマとか映画とかがバンバン出て、ちょっと名曲として持ち上げすぎじゃ、とかややうんざりしていたのだが、やはりあらためて聴くと有無を言わせぬ名曲だと思う。

 2000年代以降、沖縄サミット開催や2000円札の登場など「沖縄ブーム」が到来して、それに乗っかっていろんな人が売れた。この人もそのブームに乗っかって売れた一人であるが、一番それに自然になじんでいるというか、沖縄について心底愛情をこめて歌い上げているのはこの人だけだろうと思う。
 
 「ちゅらさん」の国仲涼子などがそうだったけど、往々にして「沖縄」で売っている人(辛らつに言えば「沖縄」でしか売れない人)は、なんか無理して優等生ぶっている感じがして、見ていて痛々しいことがある。「花」でブレイクした石嶺聡子なんかも、そういう痛々しさを感じる人だった。

http://koyamay.iza.ne.jp/images/user/20060617/1896.jpg


 夏川りみには、それがまったく感じられない。「沖縄風のやさしい歌を」という、ある意味で本土人の身勝手ともいえる要求に、期待以上にというか、素直に喜んで応えているように見える。石嶺も相当歌はうまい人なんだが、競演している映像を見ると、貫禄もそうだが、活き活きと歌っている感じが明らかに違う。

http://img.youtube.com/vi/Oh-N-CTeMOo/0.jpg
普天間かおり・石嶺聡子・夏川りみ「芭蕉布」
http://www.youtube.com/watch?v=Dv-fCli0a3Y


 いかにも沖縄風の、やや田舎くさい顔立ちでもあり、若いころはそう見られたくない、という葛藤もあったと思う。しかし、一度演歌歌手としてデビューするもまったく売れず、一度歌手をやめ、いろいろ挫折や苦労を経験して、自分の身の丈にあった歌、そして聴く人が喜ぶ歌を素直に歌うのが一番だ、ということを学んだのだろう。

http://www.en.com.hk/okifest/jap/event_05/l/img02.jpg

 それに、「涙そうそう」を提供してくれた同じ石垣島出身のBIGINなど、周りの人間関係にも恵まれたことが、彼女の成功にもつながっている。それは彼女も自覚しているようで、そのことが自然な謙虚さにつながっているのだろう。歌手以外の活動には、あまり手を出していないところも、好感が持てる。

http://pds.exblog.jp/pds/1/201012/08/31/d0140231_9195775.jpg

 とにかくこの人は歌っていて幸せそうだ。いきものがかりの吉岡聖恵もそうだが、私は幸せそうに歌っている人の歌が好きだ。背伸びしている曲、とんがったメッセージ性の曲のよさというのもたぶんあるのだろうけど、自分はあまり理解できたことがなく、やはり音楽というのは幸せな気分にしてくれるのが一番である。

 最近、出産から復帰したと思ったら、さっそくこちらの期待以上というか(笑)、なんとあの「ねんねんころり」の「ゆりかごの唄」を歌っている。


 正直、ほかの人がこれを歌ったら、「ああ、イメージアップのためだろう」とか、「出産したからって安直な企画だなあ」とか、やや胡散臭い感じがすると思うのだが、夏川りみが歌うと、まったく自然に感じるのだからすごい。やっぱり、つくづくこの人は「本物」なんだと思う。
 

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