私小説 草稿

小説の手習です。短編を上げていくつもりです。

夏の雨<<未完成>>

さっきまでは、それでも、ウネリが入って来ていたこの海岸も、もう、すっかり平らになってしまった。そして、それまで、ギラギラと、波待ちをしていたサーファーに照り付けていた太陽が、見る見る雲の陰に隠れ始めた。 まだ、昼過ぎである。しかし、夕立の気配だった。空気には、不思議な重さが感じられ始めている。そしてあっという間に黒い雲に覆われてしまい、大粒の雨が気持ちよいほど、勢い良く降り始めた。 「雨だぁ雨だぁあ〜」 「すっごい降りぃ〜」 ムスメとワタシは、思い思いに声を上げて、驚いていることを伝え合った。今は、もう、波の音が無い。しかし、今度は雨粒が水面をたたく音しかない。雨音で声が通らないほどだ。見えていた

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写真のよろこび

2007/4/22(日) 午前 0:20

毎週末のヨーガ教室が終わり、二人とも気持ちが良かった。ヨーガで深呼吸を十分にした後なので、呼吸がとてもスムーズだった。 もっとも、海沿いのこの場所はそれでなくても空気がおいしい。入場料が必要な庭園式公園と警察署の間には松林があり、その松林全体が小さな普通の公園になっている。お約束のブランコ、向こうの開けた場所にはゲートボール場。海からの風は松林のある2, ...すべて表示すべて表示

彼女のよろこび 冬

2007/3/24(土) 午後 11:29

前日、朝早く神奈川の自宅を出て、伊豆半島を越えて東名に乗り、渋滞を回避するため伊良子からフェリーで伊勢半島へ渡り、お伊勢参りをすませ、京都に着いたのは夜の6時を少し回っていた。二人はすっかり疲れていたので、すぐ宿の風呂につかり、食事もそこそこに済ませて寝てしまった。いや、実際にはそこそこに済ませるつもりだった食事は、宿の女将さんがわざわざ店まで案内してくれた ...すべて表示すべて表示



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