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氷は冷たい
透明な風の中に融けている
分子の君を冷凍庫で固めたらジャグに投げ込む
氷は夏の人気者
みんなが笑顔になったら
思い出すのは 君
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こんにちは、ゲストさん
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氷は冷たい
透明な風の中に融けている
分子の君を冷凍庫で固めたらジャグに投げ込む
氷は夏の人気者
みんなが笑顔になったら
思い出すのは 君
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記憶は凍結させることができるよ。
書き残す。
それだけ。
だけどね、凍結したら、
どうする?
かちんこちんだよ。
消したくなるほどに、そのまま。
忘却のブリザードはいつも吹き荒れているから、
いつでもそこへ投げ込むことはできるはずなんだよね・・
投げ込まれた凍結記憶は
まずいっぱいいっぱいまで伸びて、引きちぎられて、ちりぢりになって、
もうそれ以上は分解できないほどの塵になって、素に戻る(ウソかも)。
でも、でも、
かちんこちんに凍結するには
「思い」があって、それがなければ凍るまえに、ブリザード行きなんだよね。
その思いは「死ぬまでは」持っていたって、いい。
ってことなんだよね。
忘れなくていい。ってことだよ。
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作品を作る上において キーワードになるのが「父への思い」だと思う。
もう何年も会っていない父。
そうだ。ある一点からは、父の記憶も凍結したままだ。
でも父は私を凍結しておいてくれなかった。
どうしちゃったのだろう・・
凍結しておいてくれている父を期待して、甘えていたのだろう。
もしかしたら、今も。
「ごめんな」と軽く「誤れば」、流すことのできるほど、
無意味なものだったのですか?あなたにとって、私。
たぶん、そうなんだろうね。
そのことに、いつまでも、留まりつづける私。
私にとって、凍結された父はかちんこちんに固まったままだ。
固まったまま、死んで、少しも動かない。
熱を発せず、アクリル板越しの絵みたいだ。
父が見知らぬ場所で、動いていて欲しかった。
見知らぬ場所で、私を忘れないで欲しかった。
見知らぬ場所で、続きから生きていて欲しかった。
いや、実際には生きているけど、私の存在はブリザードへ投げ込まれていた。
でも、おそらく、それは自然なことだった。
これを、どう作品にできる?
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えんぴつの芯のような時間の上で その時はやってくるのかな
いくら思い出しても もう二度と戻ってこない あの時の快楽
いくら読み返しても もう二度と戻ってこない あの時の胸の痛み
そう 私は私と約束したの
あの頃の私が あの頃の私と 勝手に約束したの
作品をつくるって
そう 私は彼と約束したの
あの頃の彼が あの頃の私に 何も関係なく そっと願いを与えたの
作品にしてみてほしいって
おそらく「どうでもいいような点」は
ちっぽけでひそかな宝物になった
私の記憶が確かなうちは・・
もう あれから何年・・
約束は果たされないまま 日常だけが過ぎていった
文句ひとつない 待ちわびた日常
それはえんぴつの芯のような時間だから
少しずつ 少しずつ 排出されゆく炭素の軌跡だから
雑踏に押し流され いつかかき消されゆく忘却のブリザードだから
そうなの?
あの頃の積木をそのままに残しておいてくれる彼を
私はどうしようもなく優しく感じてしまう
あの頃の「ただ」積み上げただけの積木をそのままに
その形のままに そっと
「忘れてしまったのか?残念だ。」
何十年も前の風のような一コマを そっと思い出して
そんな言葉を吐ける彼が 眩しいと思った
人や物の「大切に仕方」は「人によって、いくつも違う」
私は彼のような凍結迷宮が嫌いじゃない
でも本当は違うのかもしれないけれど
私のちっぽけな心残りと言い訳が 何度も私を秘かな追憶へと誘う
不在の迷宮は柔らかで冷たく不確かなままだ
不確かで不透明で
謎が解けないまま
流れが完全に止まっていて
もう永遠に動くことのない「死んだ空気」
凍結迷宮
そして
その中では いつまでも成長しないままの私
作品をつくるまでは
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