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写真の歴史はおおよそ180年。いろんな感剤が初期には使われたようですが、その歴史の大半は
化合銀を使ったもので、いわゆる「銀塩」写真であり、銀塩の時代であった。

この銀を使う写真の時代がおそろしく長かったので写真の感剤の発達が、右肩上がりで発展した。
環境問題的な側面から、使う銀の量が規制されたり、という時代もあったが、その発展は粒状性
ひとつをとってみても、感度的な話であっても、基本的には写真の感剤(印画紙や、フィルムの
こと)は、180年間ずっと、技術的に磨かれてきた。

ところが、ここ数年いきなり銀を使った写真からデジタルの写真に、ほとんど、一気に変わって
しまった。

しかし、デジタルカメラは、銀塩カメラの真似から始まった。銀を使うべき写真を、感剤なしで、
撮影するにはどうしたらよいか、というところから、デジタルカメラの、技術的進展がなされた。
だが、180 年もの間、積み上げられた、銀塩写真というものの完成度を、100 とすると、一気に
デジカメに変わったとしても、いろんな面を考えて、まだ、50くらいのレベル。

模倣が、本物に追いつくのは、ちょっと時間がかかる、今はそのタイムラグの、真っ只中にいる。

例えば、今のプロ用デジタル一眼のレベルは、ある側面から言えば、とっくに銀塩の6×9あたり
の画質を超えているが、一般的に、世に出回っている写真プリントの質、ということを考えたら、
明らかに、銀塩時代から、一歩も二歩も後退している。 昔 みんなが使っていたコンパクトカメ
ラの画質に、今の一般的なコンパクトデジは、追いつけていない。

銀塩が、デジタルよりいい理由、ってのを、ちゃんと知らずに、銀塩をやってる人が多すぎるな、
というのが、正直な感想。そして、ラチチュードの広さ、これに尽きる。これが、デジカメには
ない部分。銀塩の感性が現れる一番のポイント。

デジタルプリントの利点とは何か? これは何と言っても、今までプロラボやプリントショップ
に口頭で伝えていた、「もっと濃度を上げて」だとか「鮮やかに」だとか、そういう曖昧な要求
を、心ゆくまで、自分で調整できて、カラー写真でも、プリントの仕上がりに責任が持てる、と
いうことに尽きる。ただし、パソコンと、たとえばアドビーなどのフォトショップというソフト
での加工が、あっての話。

モノクロの時代は、みんな自分でプリントして、その品質にちゃんと自分で責任をとっていたの
に、カラーは、自家処理が、ちょっと難しいために、外注に頼らざるを得なかった。

ネガプリントは、表現の自由度が大きいから、当然、プリントするラボマンの技量に左右される。
下手くそが焼くと、下手くそなプリント。上手な店に任せれば素晴らしい出来に。だけど、どう
いう風に焼いてくれ、という指示が、とても難しい。

ラチチュードの狭い、不自由なポジフィルムが使われたのは、少なくとも、仕上がりに他の人の
手が入らない、責任的に、自己完結できるということだろう。

モノクロのみならずカラーでも、ネガフィルムってのは、ものすごくラチチュードの広い、ある
意味、理想的な感剤。今の、デジカメ的な言い方をすれば、ダイナミックレンジが広い、という
こと。

以前に比べて、デジカメのダイナミックレンジは広くなった。 ダイナミックレンジとは、一番
黒い部分から一番白い部分まで、表現できる階調の幅のこと。ネガフィルムは、この階調の幅が
すごく広い。 一枚のネガから、わざと、アンダーなプリントを作っても、シャドウ部が潰れる
ことがないし、逆にハイキーなプリントを作っても、かなりな部分まで、ハイライト側に階調
が残る。

この階調の幅のことをラチチュードと言う。ネガフィルムはラチチュードが広い。 ポジフィル
ムは狭い。すぐに白飛びするし、黒潰れする。

デジカメも同じ。ラチチュードが狭い。とくに、コンデジは狭い。ダイナミックレンジというの
はCCD一個一個の大きさに関係するので、コンデジみたいなCCDの小ささでダイナミックレンジを
広げるのは土台無理。

最近は、キヤノン、ニコン、ソニーから、35ミリフィルムと同じ大きさの受光素子を持つ、デジ
カメが発売されているので、ラチチュードもかなり広くなっているが、でも、ネガにはとうてい
及ばない。

銀塩の優れたところは、わけのわからんノスタルジーの部分にあるのではない。ラチチュードの
広さ、これに尽きる。これが、デジカメにはない部分。

1段アンダーから、3段オーバーまで、適性露出に4段の幅がある。4段、つまり2の4乗、光
の量に、16倍の差があっても、大丈夫ということ。 ネガの良さってのは、めちゃくちゃ、ダイ
ナミックレンジの広い「アナログ CCD」である、ってこと。

ネガには、もの凄く幅広い階調の幅があるので、1枚のネガから、すごくハイキーな写真も作れ
るし、アンダーなプリントも焼ける。 デジカメでも、フォトショップで明るさの調節やコント
ラストの調節が出来るが、ネガほど、ダイナミックレンジが広くないので無理が出てくる。階調
が崩れてしまう。画質が著しく劣化する。

わかりやすく、モノクロの話に単純化して考えれば、モノクロプリントというのは、何も、露光
しなければ、真っ白(紙の地色)完全に感光させてしまえば真っ黒。 この真っ白と真っ黒の間に、
すべてのトーンを配置すること、真っ白から真っ黒まで、すべてのトーンを印画紙上に再現出来
ているプリントが、美しいプリントとされる。

もちろん例外はあるし、わざとそれを崩すこともある。 しかし、基本は「一番くらい部分から
一番明るい部分までを、印画紙の再現能力の幅に一致させること」。

これは、カラーネガのプリントでも、デジタルでも通用する基本。

現在、カラー画像に関して言えば、顔料インクジェットで出力するのが一番だと思う。耐候性に
関してダントツのアドバンテージがある。

銀塩カラーは、保存が悪ければ数年で色抜けする。エプソンの、顔料プリンターはメーカー公称
200 年耐久。実際に光や水分に対して強いのは実験済。

銀塩、インクジェット問わず、色の劣化を一番促進するのはオゾン。オゾンを、遮断するために
樹脂系スプレーの、吹き付けを推奨。 商品名で言えば「コンドール・ジェット」「プリント・
ガード」等。一般用のトリパブCやフィクサチーフも、やらないよりマシ。ワセリンやカルナバ・
ワックス、スプレー式油性ニス等も、実験上、問題なし。

デジタル写真で、まず、覚えてもらわなきゃいけない最低限のことは、解像度の話と、ヒストグ
ラムの話。 この二つは、絶対に理解しなきゃ駄目。デジタル写真の基本中の基本。

デジタル写真は、黒から白への階調を、256 段階で記録する。一番黒いところが0、一番白いと
ころが 255。計 256階調(8bitの場合)。 これはデジタルの基本中の基本。

アナログとデジタルで一番変わるのは、適性露出の考え方。ネガだと、画面の内で、一番表現し
たい部分、ポートレートだったら顔の部分、風景だと、その画像の核になる部分、そこを、適性
露出にしておけば良かった。わかりやすくポートレートだと、背景に空が写っていたとして、顔
にスポット測光で、露出を合わせれば背景は白く飛んで写る。でも銀塩なので、デジタルほどは
激しく白飛びしない。ハイライト側の階調はデジタルと比べものにならないくらい豊か。

デジタルカメラで、撮影するときは、まずは、「収める」という考え方になる。 黒をつぶさず、
ハイライトを飛ばさず、ヒストグラムを、0から 255の中に収めておいて、後からトーンカーブ
で、中心の位置を調整する。

フォトショップは、デジタル写真の、調整ソフトですが、デジタルのみならず、銀塩を、含めた
「写真」の理屈を考える上で、非常に有益なソフト。

ヒストグラムやトーンカーブ自体は銀塩の時代からフィルムの特性曲線等で使われてきた考え方
と似ているし、デジタルで数値化してみてはじめて気がつく銀塩の理屈、というのもあると思う。

フィルムと印画紙がある限り銀塩で、と考えている人でも、フォトショップを学ぶことは決して
無益ではない。却って銀塩を深く考える契機にもなると思う。

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