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「黒船の世紀」

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猪瀬直樹氏の「黒船の世紀」を読んだ。

ちょっと長めの本だが、読み進めるうちに、内容にはまってしまった。 どうして第2次世界大戦が起こったのか、その原因を日露戦争以降に、日米英で出版された大衆向け読み物が与えた影響を詳細に叙述してあり、なかなか興味深い。

司馬遼太郎も、統帥権の独り歩き?というようなことで、あまり文章や小説などでは触れなかった問題を掘り下げた猪瀬氏のリサーチ・準備も大したものだと思う。

しかし、帯にあった紹介文に、どこぞの大学教授が、「猪瀬氏は、司馬遼太郎を引き継いだ」などと書かれてあったのには、はっきり言って幻滅。 司馬遼太郎は、司馬遼太郎であり、猪瀬直樹は、猪瀬直樹でいいではないか、と思う。 これは、出版社である小学館の、売らんかな主義、傲慢さが見える。 皮肉ながら、猪瀬氏は、戦前に各出版社が、大衆のうけだけ・売上だけをねらい、日米大戦で日本が勝つ空想物語をこぞって出版し、日米関係が微妙な時期に、ある意味日本国内に、アメリカと戦争しても勝てるという空気を作っていったことを、批判しているのに、、、。

おすすめ度85点


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