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優しいまなざし
幼い頃 僕は小犬を拾ってきた おとなしく とても可愛い小犬だった 家で飼いたいと漏らしたら 家族の者に反対され 捨ててこいと罵声を浴びて 僕は小高い丘へ 小犬を連れて出かけて行った 丘の茂みにそっと小犬を置いた 僕が立ち去ろうとするたびに キャンキャンと吠えながら そばへ走り寄ってくる 二度三度やっと四度目に 僕は小犬を残したまま 心の中でさよならを繰り返し 一目散に走りつづけた 翌日の夕方 僕は丘へ行った 小犬はもうどこにもいない 小犬よ、どこへ行ったのだ 僕は何度も心の中で叫んでいた 小犬よ、僕を許しておくれ いつかじっと僕を見つめた 小犬の優しいまなざしを思う 西の空が茜色に染まっている |

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捨ててこいと罵声を浴びせた家族の方、ひどい。
2012/4/24(火) 午前 6:54 [ 観覧車 ]