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あれは11月のとある日でした。
カンヅメ状態の自分はPCの前に貼り付き、シコシコと・・というと語弊があるので・・せっせと仕事に勤しんでいました。
すると、子供たちの下校時間あたりで、仕事部屋前のマンションの廊下が賑やかに。
いつも、下校時間あたりは元気な子供たちの声で賑やかになりますが、この日はさらに盛大な感じ。
しかも、集団で何やら声をあげています。
その集団が隣の家あたりに来たところで事態を把握。
その日はハロウィンでした。
「お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ〜!」
1軒1軒インターフォンを押し、子供たちそれぞれが元気に叫んでいます。
自分が子供の頃、ハロウィンという言葉はあれどイベントなどありませんでした。
もちろん、大人になってから知らない人の家行って「お菓子くれ」と言ったコトもありません。
よって、この日がはじめてハロウィンをあげる側として参加するコトになったのです。
子供たち、ついに我が家の前に。
インターフォンを押し、超デカイ声で「お菓子をくれないといたずらしちゃうぞおおおお〜〜〜!!」と大合唱です。
「ヨシヨシ、お兄さん(本当はおっさん)がお菓子をあげるかい・・」と仕事を中断し、立ち上がろうとしました。
その刹那。。
その中の一人が
「お菓子をくれないとマジぶっ殺すぞ!」
と絶叫。。
それに笑う他の子供たち。。
それを聞いた瞬間、大人げなくそのまま着席してしまった自分。
反射的にスルーしてしまいました。
が・・仕事がなかなか手につきません。
かわいそうなコトしたかしら・・・・。
なぜウチだけあのようなアレンジが入ったのかしら・・・。
そうこうしているうちに、マンションの同じ階の端まで行った一行がまたウチの前に戻って来ました。
その時「誰もいないね・・」という子供たちの寂しい声アリ・・・。
やっぱ可哀想なコトしたな。。と思った自分、キッチンへお菓子を探しに行きました。
あったのは・・蒲焼さん太郎3枚と酢だこさん太郎5枚、かっぱえびせんに桃色のカタチをした薄緑色のラムネ、それになぜかおっさん一人のくせにアンパンマ◯キャンディー。。
とっても、支離滅裂なラインナップです。
それを持って玄関を出た自分。
アタマの中は良いお兄さん(本当はおっさん)が笑顔の子供たちに囲まれるシーンでした。
しかし、すでに子供たちいなし。。
遅かったか・・。
お菓子を探している間に他の階に行ってしまったようです。
ココまできたら何としても渡してやる!
こちらも意地になってきましたので、マンションを探すコトに。
スウェット上下に、かけすぎたパーマが寝癖でモンチッチみたいになっているおっさん一人。
この姿でも、早朝スポーツ新聞片手に・・とかならまだセーフですが、昼下がりにお菓子イッパイ手に持っている姿は通報に値します。
が、なんとかエントランス付近で子供たち発見。
「お〜い!」と爽やかに呼びましたが、子供たち一同フリーズ。。
お菓子を上にあげアピールして、やっと怪訝な感じでしたがもらってくれました。
イメージとはだいぶ違いましたが、どうにかお菓子をあげるコトができて満足。
殺されずに済んだ、はじめてのハロウィン体験談でした。
※長文失礼しました
※画像は関係ありません
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