詩吟・新興吟詠会

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詩吟、絶唱

   
 
「祇園精舎の鐘の声」と響きます。
 
新興吟詠会の皆さんの声です。
 
そして、琵琶奏者江川旭昴さんによる「都落ち」「一の谷」が朗々と
 
演じられ哀愁をおびてきます。イメージ 1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
    
    
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女性のみなさんが唱歌「青葉の笛」と松口月城の漢詩を吟じます。
 
男性の尺八も、わびさびの世界へと・・イメージ 3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ひえつき哀歌の踊りは、大八と鶴富姫の心をあらわした優美な舞・・
 
 
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原作者と言われる信濃前司行長は、白居易の新樂府など漢詩に通じており、
 
「民間の愁いを知らじっしかば、亡じしもの」と
 
冒頭から灌頂の巻まで「盛者必衰」を綴りました。
 
白居易は、唐時代の末期、民の心を詠わなくなった采詩官制度の変質に
 
心を痛め、新樂府改革運動をおこし、左遷・・・
 
「白年、千年後にわかってくれる人もあるだろう」と
 
「民を救済する志」はつよく元槇への手紙で熱く語っています。
 
そして、吟詠で尋ねる「平家物語」構成詩は
 
最後に、心を込め詠っています。
 
「浄和は無常 饗応の声、盛時は衰運 理知の萌し、
 
鐘を敲き さあ 綱紀を握ろう、勝利する人民の新たな夜明けへ」
 
イメージ 5
 
  
 
 
 

原発ノ―

 
原発はもういらない
イメージ 1
 
原発事故は、人々の故郷を奪うという酷いことをしていると心を痛めていました。
その中で、経済学者の中谷巌氏が、東日本大震災で感じたことを「人間が自然を支配し搾取する限界につきあたった現象」「原発事故もその一つ」とサンケイに書きました。
中谷氏は、小泉首相のブレーンで構造改革、規制緩和を推進していましたが、最近の著作「資本主義はなぜ自壊したのか」では、これまでの自らの学説に批判を唱え「懺悔の書」としています。
 いまこそ日本人全てが原発はいらないと思い始めており、さらに大きな声にしていくことを痛感し作詩しました。
 
【詩題】否原発イメージ 2
    (上平声十一真)
  ●○ ●● ●○◎
  鬼吹 被覆 国憂頻
  ●● ○○ ○●◎
  不定 帰還 衆庶辛
  ○● ●○ ○●●
  支配 自然 奢過悪
  ○○ ○● ●○◎
  炎精 生気 活郷民
 
【読み下し】
 
 原発ノ―
鬼吹(きすい)は被覆 国憂頻(しき)り
帰還定まらず 衆庶辛(むご)し
自然を支配す奢(おご)りは過悪
炎精(えんせい)の生気で 
郷民を活(よみがえ)らそう
 
【大意】イメージ 3
原発の放射能は、怪物の吐く気のように覆い、国の禍は急迫している。被災地の人達が故郷へ帰れるか先行きはまったくわからない。人間が自然を支配するという奢りはまったくの誤りである。太陽の熱など自然のエネルギーこそ万物を育てるもとであり、故郷を蘇らせることができる。
 
【語意】
鬼吹(怪物のはく気、人に災いをおよぼす気。原発が吐き出す放射能の意)
国憂(国の災い)
過悪(あやまち)
炎精(太陽,火をつかさどる神。太陽の熱。自然エネルギ―の意)
生気(万物を育てる自然の力)
 
 
 
 

詩吟

【詩題】博愛木子
 
詩吟全国大会翌日、新興の友は、木子を訪ねた。
九百本の木の精につつまれたログハウスで憩う。 イメージ 1
ご夫妻がこの地を開いた努力により、老若男女の村が色々なことに取り組み安んじている。
力を合わせ、自然の中で、働きかけ、万物が安らぎ、心優しい人生に打たれた。
 博愛の精神が交わり合い、明日へ温かい気持ちになり、目頭が熱く輝いていた。
 
       
  ○○○●●
  新興朋訪問
  ●●●○◎
  憩処木精柔
  ○●●○●
  夫婦努開創
  ○○○●◎
  村民安静修
  ●○○●●
  共同生育暢
  ○●●○◎
  人道行能優
  ●●●○●
  博愛信条接
  ○○○●◎
  明天輝耀眸
(平起式下平声尤韻)
イメージ 2
 
 新興の朋 訪問す
憩う処 木精(もくせい)柔らか
 夫婦 開創に努め
 村民 静修に安んじる
 共同の生育 暢(のびやか)なり
 人道の行能 優なり
 博愛の信条 接(まじわ)り
明天へ 輝耀(きよう)の眸
 
 イメージ 3もう一度、行ってみたいところです。

詩吟

憲法の薫風を!
 新興吟詠会全国大会行わる
 
毎年憲法記念の日に行われ、第三三回を迎えた新興吟詠会全国大会が、五月三日、宮津市、橋立荘で行われ、早朝から地元の舞鶴からの参加者が待つ中、東京、愛知、京都、大阪の会員が集まりました。
大会への祝電が披露される中、中田進副会長が、「憲法改悪に反対する世論が六割を占める中、改憲を許さない取り組みを強めることが大事です」と司会のあいさつ。
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加藤会長が、「大震災の中、命を守る憲法の役割が、いっそう大切になってきています。亡くなった方は裏切らない、生きている者こそ、その無念の気持ちにこたえていくことこそ大切になっています。そして、私たちは、詩吟や漢詩創作をとおして、命をかけて、新しい日本をつくってゆきましょう」と開会のあいさつをしました。
富阪事務局長がこの一年の活動報告と、今年度の方針を報告、会計と監査報告も含めて承認されました。新しい役員を選出し、昇級・昇格試験が行われ、あたらしくなった試験制度のもと、初級から師範までのあらたな免許者が生まれました。イメージ 2
また舞鶴の方が、浮島丸の「八人の群像」の紙芝居が映像とともに上映され、改めて犠牲になった多くのひとびとへの悲しみを新たにし、未だに真実が明らかにされていないことへの怒りとともに、真相を解明していく取り組みの大切さが強調されました。そして、「吹起被災地憲法之風」「いのち」「沖縄」「近江八嘒景」「山中月」「憲法九条」など吟の交流がされました。イメージ 3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
二日目は、畑村のログハウス木子ファームペンションへ山の細道をくねくねとバスで登ってゆきました。
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丸太づくりの三階建ての中は、「小さな風に溶けていく昼下がり」にふさわしい和みのひとときでした。「宇都宮和子共産党宮津市議夫婦から四季の中、心にふれ合う人と自然のおはなしをききました。廃材利用として切り出されていた丸太九百本以上の皮をとり、だんだんと積み重ねていった手作りの苦労をいまは楽しく話され、障害をもつ子どもたちをあずかり、大きく自立を支えてきたこと、村おこしの「婆爺ニア演芸会」などのなかで、九十をこえるお年寄りが「わたしは希望を持ってこれからやっていきたい」と言われたお話に、ともにホッとした心が流れる感動につつまれ、山菜を積みながら歩きました。イメージ 5
帰途は行きとは違いスイスイト走り、歌集を手に口ずさみ交流を深めるバスの中でした。
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新しく選出された役員は、会長加藤禮子、副会長中田進、笠原保正、和田松陵、事務局長富阪實。
 

憲法記念日

 
憲法の薫風
 
3日、憲法記念の日に、第33回新興吟詠会全国大会が、舞鶴で行われます。
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被災の悲しみは癒えることなく続き、大震災の冷酷な爪痕は、傷つき損ない氷ってしまいそうです。みんなが待ち望んでいる復興への希望の灯を消すことはできません。
被災地でも全国でも甦らそう、緑いっぱいのわが郷里をと、全力が挙げられています。
いま求められているのは、被災住民主役の復興です。憲法の薫風が吹きおこることを願わざるをえません。イメージ 3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  献芹全国大会
 
 吹起被災地憲法之風(下平声十蒸)
 
     ●● ●○ ○●◎
     冷酷 爪痕 傷損氷
     ●○ ○● ●○◎
     不行 消索 望灯
     ○○ ●● ●○●
     回生 万緑 我郷里
     ●● ○○ ○●◎
     憲法 薫風 吹起興
 
【詠み下し】
被災地に
吹かさん憲法の風
 
冷酷なる爪痕(つめあと)
傷損(しょうそん)し氷る
俟望(しぼう)の灯を消索させず
回生へ万緑の我が郷里を
憲法の薫風吹起(すいき)し興さん
 
【字解】
爪痕(そうこん・つめあと)
傷損(きずつきそこなう)
消索(きえつきる)
俟望(期待してまちのぞむ)
回生(よみがえる)
吹起(風吹きおこる)イメージ 2
 

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