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『朱蒙』と酒

『朱蒙』と酒

『朱蒙』にも飲酒の場面が出てくる。目上と同席して飲む場合には顔を正面に相対せずに横を向いて手で杯を隠すように飲むのだが、高句麗建国の頃に、すでにこのような風習が出来上がっていたのだろうか。
このとき、相手に対しては無防備にならざるを得ない。
ほぼ同格と思われる二人が飲むとき、年長者の方に遠慮をしているように見られる。
女性の場合も、位を極めたヒロインの召西奴(ソソノ)が飲むとき、やはり杯を隠している。
ここで出てくる酒は白濁をしていなくて澄んでいる。
ドラマでは飲酒の場面は随所に出てくるが、歌舞は少なく建国の祝いに手を高く挙げて、単調に足を踏んでいる姿が出るのみだ。
酒好きの鉄器工房の親方が大事を前に、砦へ差し入れの酒壷を割って決意を固める場面がある。
一方、自棄酒は何回か出てくるが、王族や上層階層の場合で、一度高句麗の世継ぎになる王子と知らぬ若者が自分の出生に悩んで飲んで荒れている場面がある程度だ。
食糧難に直面した夫余(プヨ)で禁酒令がひかれる場面があるのだが、それでも袖の下を渡すと奥から食堂の親父が持ってくる場面もある。
禁酒令下、第二王子のヨンボが兄を接待して懐柔ようとして、逆に叱られる場面。赤い顔をして公席に出て顰蹙をかう場面もドラマに出てくる。

『朱蒙』のメッセージ力

ドラマ『朱蒙』で一番多用された言葉が、「ハンシマンノム」(情けない奴!)だ。
軟弱な王子から高句麗建国を成し遂げた朱蒙にヒロインから投げかけられる出会いの最初の言葉でもある。
中国と接し、地形的に厳しい環境におかれた朝鮮が国として生き残るには、外勢に頼るのではなく自ら歴史を主体的に切り開いていくしかないという、気合をかける言葉とも受け止めれる、「ハンシマンノム」だ。
ドラマは魅力的な展開で朝鮮諸部族に求心力を持たせることが、大きなメッセージになっている。
現在の韓国民にとって北朝鮮のまだ北の地で繰り広げられた父祖のドラマは興味深いことで、北朝鮮との統一に思いを馳せる仕掛けになっている。
事実、ドラマの中では食糧援助の駆け引きや新式武器の開発や導入、部族分断や諸勢力糾合の試み、拉致や捕虜交換、葬式外交、強大国家の建設などと今も同じテーマが展開されていく。
韓国で50%近い視聴率を誇り、国民的ドラマとなった『朱蒙』、81話(1話は1時間)は瞬くうちに過ぎてゆく。


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