にっこり高知

日本とコリアの民衆は仲間だ、いつもにっこり 日本コリア協会・高知

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夥しい民間人が巻き添えになっている。
イスラエル政府と軍にたいして、負傷者の搬出、治療物資の搬入、人道支援者やジャーナリストの出入り、ガザ封鎖解除を求めていこう。

在日イスラエル大使館 
ファックス03−3264−0792
〒102−0084 千代田区二番町3番地
information@tokyo.mfa.gov.il

ガザ 田中宇

ガザ 田中宇
★ガザ戦争で逆転する善悪
━━━━━━━━━━━━━

 ガザ地区とイスラエルとの間は、フェンスと地雷原が設けられた境界線によって隔離されているが、ガザの北端にある境界線からイスラエル領内を2キロほど北上した場所に「ヤドモルデハイ」という、牧畜と養蜂を営んでいるイスラエル人のキブツ(農業共同体村落)がある。ヤド・モルデハイは、ヘブライ語で「モルデハイを記念する」という意味だ。モルデハイとは、第二次大戦中の1943年にワルシャワのゲットー(ユダヤ人居住区)で、強制収容所送りに反対してドイツ軍に立ち向かう蜂起の指導者だったユダヤ人青年、モルデハイ・アニーレビッツ(Mordechaj Anielewicz)のことである。

 モルデハイは、ワルシャワ・ゲットー蜂起の中で行方知れず(戦死または自害したと思われている)となり、蜂起を生き延びた5万人のユダヤ人の多くは、トレブリンカなど強制収容所に送られた。モルデハイは、ユダヤ人社会、特にシオニスト(イスラエル建国支持者)に英雄視され、1943年末にポーランド出身者が中心に作った上記のキブツに、モルデハイを記念する名前がつけられた。1948年にイスラエル国家が独立宣言した直後、第一次中東戦争が起こり、キブツの周辺もエジプト軍とイスラエル軍との戦場となったが、イスラエル軍はエジプト軍をガザに追い出し、キブツ周辺に住んでいた無数のパレスチナ人が難民としてガザに強制移住させられた。
http://en.wikipedia.org/wiki/Mordechaj_Anielewicz

 ヤドモルデハイのキブツの丘の上には、エジプト軍に空爆されて廃墟となった給水塔が、今も戦争記念碑として立っている。そのとなりには、手榴弾を右手に持つモルデハイ・アニーレビッツの銅像が立っている。この2つの記念碑が意味するところは「ユダヤ人は欧州のゲットーで蜂起してナチスと戦い、建国後はエジプトなどアラブ諸国と戦った末に国土を獲得した。この闘争精神を忘れるな」ということだろう。この精神は、イスラエル社会の全体に浸透している。
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Yad-Mordechai-Anilevich-memorial-1.jpg
http://en.wikipedia.org/wiki/Yad_Mordechai

 イスラエル人は、ゲットーやナチスの強制収容所からの解放を目指して戦ってきたはずなのだが、今のイスラエルは「ナチスと戦う人々」から「ナチスそのもの」へと、「正義」から「悪」へと転換してしまっている。ワルシャワのゲットーから脱出してイスラエルを建国した人々は、もともと住んでいたパレスチナ人をガザに押し込め、ガザにゲットーを作ってしまった。

▼ガザで戦争犯罪を繰り返すイスラエル軍

 ガザ地区に侵攻したイスラエル軍は1月4日、ガザ市街のはずれにあるゼイトン(Zeitoun)の町を占領した。イスラエル軍は、住民の中のサモウニ一族(Samouni)の若者3人を尋問した後、この一族が利敵行為をしそうだと考えたらしく、一族の約110人の老若男女を、一つの建物に押し込め、出てこないよう命じた。そして翌朝、イスラエル空軍がこの建物を空爆し、30人が殺された。負傷者を救出するため、赤十字の救急車が現場に向かったが、イスラエル軍の攻撃を受け、4日後まで現場に行けなかった。国連の人権高等弁務官は、この事件に対する真相究明を開始すると表明した。国際赤十字は、救急車を攻撃し、空爆で負傷した市民を放置したイスラエルを非難した。
http://news.antiwar.com/2009/01/09/report-israel-forced-civilians-into-single-house-repeatedly-bombed-it/
http://www.nytimes.com/2009/01/06/world/middleeast/06scene.html

 またイスラエル軍は1月6日、ガザ北方のジャバリア難民キャンプで国連が運営していた女学校を空爆した。国連施設であるためイスラエルに空爆されるおそれが低いと考えられていた女学校には千人以上の住民が避難しており、3発の空爆で46人の避難民が殺された。国連はイスラエル軍に、女学校を含むすべての国連施設の詳細な場所を連絡してあったが、それでも空爆された。
http://www.geopoliticalmonitor.com/content/weekly_forecasts/2009-01-12/israels-losing-pr-war-january-12-2009/

 イスラエル軍は当初、女学校に潜んでいたハマスの部隊が攻撃してきたので反撃しただけだと釈明し、動画まで用意して発表したが、現場にいた国連要員が、ハマスの部隊を女学校に入れたことはないと反論した。発表された動画は、何年も前に他の学校を撮った映像だった。ウソがばれたイスラエルは「女学校の近くからハマスが攻撃してきたので反撃したが、爆弾の着地点が少しずれて女学校に当たってしまった」と言い直した。
http://news.antiwar.com/2009/01/11/israels-re-revised-story-attack-on-un-school-was-a-malfunction/

 イスラエルは、人道上問題がある白リン弾を今回ガザで使用した件でも、世界から非難されている。またイスラエルは「ハマスが停戦延長に応じなかったので侵攻せざるを得なくなった」と説明していたが、実は開戦2週間前の12月14日、ハマスがイスラエルに停戦延長を提案したのに、イスラエルは断っていたことが、和平交渉を仲裁する米カーター元大統領の陣営による調査によって判明した。カーターは「イスラエルが戦争を回避したければ、簡単にできたはずだ」と述べている。イスラエルのガザ侵攻は自衛ではないことが、しだいに確定しつつある。
http://atheonews.blogspot.com/2009/01/israel-rejected-hamas-cease-fire-offer.html
http://www.dailystar.com.lb/article.asp?edition_id=10&categ_id=2&article_id=98899

 1月上旬に相次いで起きた、これらの戦争犯罪的な事件や暴露を機に、世界の世論は、それまでの「ハマスなどイスラム主義武装勢力が悪であり、イスラエルは自衛しているだけ」というものから「イスラム主義勢力との戦いを口実にガザの市民を大量殺害しているイスラエルは極悪だ」というものに転換した。

 これまでは親イスラエル的だった米国のマスコミは、イスラエル非難の記事を載せ始めた。中東問題に関する極右言論で知られるウォールストリート・ジャーナルでさえ、1月10日に「イスラエルは、ハマスによる小さな攻撃を口実に大規模なガザ侵攻を行い、市民を無差別に攻撃した。これは自衛策として正当化できるものではない。戦争犯罪など、重大な国際法違反である」とする記事を出した。
http://online.wsj.com/article/SB123154826952369919.html

 1月10−11日には、西欧など世界中で、イスラエルの戦争犯罪を非難する市民のデモや集会が開かれ、いくつかの西欧諸都市では10万−20万人規模の市民が集まった。ブッシュ政権への気遣いを口実に、ガザ侵攻について沈黙してきた就任間近のオバマ新大統領に対しても、看過するなという世論の圧力が強まった。「オバマは、11月のムンバイテロを非難したくせに、今回のイスラエルの戦争犯罪には黙っている。ブッシュと同じだ」という批判も出た。
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-gaza-obama7-2009jan07,0,5174045.story

日時:2009年1月12日14:29

件名:12日のガザ最新情報

みなさんの努力と支援に感謝しています。家族も私も無事です。昨夜、攻撃目標になった小児病院は、ガザ市北部にある「ムハンマド・アル=ドゥッラ病院」だ。またUNRWAの学校が昨日、ハーン・ユーニスの町で、攻撃目標にされた。民間人こそ最大の被害者だ。

友人一家から今しがた聞いた話だ。引退した年配の元UNRWA職員の夫婦、アフメド・オスルフ(73歳)と妻のサミーラ(66歳)、そして娘のアリージュ(25歳)はアパートの8階に住んでいた。隣の建物の激しい爆風で床に叩きつけられ、破片がアパートのなかに。アパートはゆがんで危険な場所になってしまった!

もはやアパートは安全な場所ではない;多くの家族が彼らは隣のブロックの友人家族のもとに行った! ガザ市内にいる親戚や友人を頼って自宅アパートを去った。報道によれば、今日、7人が死んだ!死者の数は900人を超えた。公式の報道やメディアでは語られていないことだが、ガザの郊外にいくつもの遺体がある。しかし、イスラエル軍支配下の地域にあるため誰もそこにたどりつけないのだ!

書くチャンスがあればいつでも書くようにします。


【メールその33】

日時:2009年1月13日(火)11:14

件名:恐怖の夜


血まみれの夜だった。昨晩またイスラエルの地上攻撃があった!深夜1時半に始まり、6時45分まで続いた。またもうちの地区だった。戦車やヘリコプターに加えて、彼らは白リン弾も使った。地区全体が煌々と照らされた。

彼らは大工〔の工房?〕と家一軒のつごう2箇所を焼き、ほかの複数の場所にも被害を与えた。昨晩の攻撃は、3日前に行われた最初の攻撃にも増してすさまじかった! 救急車と消防車がようやく戦闘地域にたどり着けたのは7時、攻撃がすべて収まってからだった!

人々は脅え、さらに多くの家族がこの地区全体からガザ市内の別の地区へ逃げていった。だが、結局のところ、どこに行くというのだ。どこもみな狙われ、爆撃されるのだ。昨晩、ガザ市北部では複数の軍艦が爆弾を発射、15階建てのビルを破壊した! アル=アンダルス・タワーというビルだ。

彼らはまたガザ・ビーチにある夏の行楽地も攻撃し、焼いてしまった!アル=ジャジーラというところだった! どんなに控えめに言っても、地獄のような夜だったことは確かだ。夕べ、ガザで眠れた人間がいたとは思えない! 昨晩の負傷者についてはまだ分からない! 恐ろしい状況だ!


【メールその34】

日時:2009年1月13日0:10

件名:どうやって発信しているのか

ヨーロッパにいる友人の一人から質問があった。こんな状況、絶えざるずっと戦闘が続いている中で、どうやって電子メールを送っているのかと。

まず、かれこれ15日間、電気のない状況におかれている。飲み水もほとんどない。携帯は壊れていて、わずかにショートメッセージを送れるくらいだ。電話線はずっとOKだが、時々、通っていないことがある。この間、小さな発電機を使ってラップトップのパソコンを動かしている。

3日前、電気会社が変圧器と電線のメンテナンスをおこなったので、ふたたび電気が使えるようになった。水を上の階にある貯水槽に汲み上げた! とはいえ、電気は依然、来たと思ったら停電の繰り返しだ;2,3時間しか来ないときもあるし、10時間かそれ以上続くこともある。そのときに電子メールを送っている。まったくもって尋常ならざることだが、とにかく機会を見つけては世界に向けて発信することが、私にとっていちばん重要なことなのだ。


【メールその35】

日時:2009年1月14日1:16

件名:今夜のガザ

ガザは今、ちょうど深夜1時15分だ。今日は比較的静穏だったように思う!そう思うのだが、実際は、F16によるガザ市への空襲があり、またラファの国境地帯に対しても集中的な空襲があったのだ! まさに今、イスラエルの攻撃用ヘリがガザ市の南の地区に照明弾を投下している! 人道をめぐる状況は最悪に向かっている! 毎日、新たな日が訪れるたびに、死者の数も負傷者の数も、都市部、農村部の両方で破壊も増加の一途をたどっている。

環境についても言うまでもない。軍事作戦が終了するや否や、環境の危機が宣言されるだろう。そして、農業は完全にめちゃくちゃにされてしまった。

軍が作戦を展開しようと思うところはどこもかしこも、何百台もの戦車や軍用車が畑を走り回り、イスラエルの軍事用ブルドーザーが植物をなぎ倒し木々を根こそぎにしているのだ!

先のメッセージで、複数のUNRWAの学校が、家を失ったり、戦闘を恐れて家を逃げ出したパレスチナ人の避難所になっていると伝えた。今日、そのメッセージを訂正したい。現在、パレスチナ人が暮らしているUNRWAの学校は全部で33。どの学校にも120家族がいる(以前のメールでは120人と書いたが、そうではなく120家族だ)。UNRWAが毛布や一日3度の食事をこれらの家族に提供している。地元のNGOも複数、寄付に加わっている。

今日はまた、さらに何人かの外科医が病院を助けるためにガザに入ることを許された。一方、ノルウェーの医療チーム(外科医2名)はシファー病院の外科で何日か仕事をしてガザを去った。エジプト、ヨルダン、アルジェリア、サウジアラビア、スーダンからも医師たちが駆けつけている。スーダンのチームはスーダンの人々が献血してくれた血液バッグをもってガザに向かっている途中だ。

死者は、おおよそ1000の命である;負傷者は4300名以上に達している!死者のうち331人が子ども、99人が女性だ。遺体がいまだ瓦礫の下や野原にある者たちは含まれていない。今日、たとえば医療チームがようやく攻撃初日に亡くなった者の遺体にたどり着くことができた! ガザ市北部にあるジャバリーヤ難民キャンプ出身の92歳の老人の遺体だ。老人は白旗を掲げていた!

家族全員が行方知れずだったり、あるいは、家族のある者たちは行方不明、またある者たちは負傷したり、死亡したりといった家族について無数に話がある。

爆撃で身体に障害を負った子どもたちや女性たちの話にも事欠かない!ショックやトラウマで心理的な手当てを必要とする者たちについての話もある!通りのそれぞれにたくさんの物語があり、家族それぞれにもいくつもの物語があるのだ!


【メールその36】

日時:2009年1月14日(水)9:48

件名:ガザからグッド・モーニング


昨晩のヘリコプターと戦闘爆撃機F16による監視活動にも爆撃活動にも何の変化も見られなかった;狙われたのは主に民間人の住まいだ!

たとえば、アル=ナーセル地区では夕べ、5軒の家がF16に攻撃された。そのうちの一軒は、ガザのイスラーム大学(IUG)の渉外部職員の家だった。

ゼイトゥーン地区でも住宅が攻撃目標にされた! 昨晩、F16のミサイルがシュイフ・ラドワーン墓地に着弾した! 彼らはあと、どこを破壊するつもりなんだ!


ある医者から言われたのだが、何百人もの負傷者たちが二度と回復することもなければ、ふつうの暮らしに戻ることもないという! ある15歳の少女のヴィデオを見た。少女はひざの上から両脚、切断されていた。もう一人の少女は片脚しか残っていなかった、そしてほかの少女たちは・・・・・・外科手術室のキャパシティは限られているし、使える設備も貧弱なので、 健康をめぐる状況はどんどん悪化している。パレスチナ人の外科医を支援しにアラブ諸国といくつかのヨーロッパの国々から駆けつけた60名から70名の医師たちが助けになってくれているが、しかし、それでもなお、ガザにはいかなる治療も受けることができ
ないでいる

負傷者たちがいる・・・・・・また、13人の救急医が、勤務中に命を落とし
た;何台もの救急車が、負傷者を救出し遺体を避難させようとして撃たれている! ぜんぶ感嘆符つきだ!

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