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10月23日16時8分配信 産経新聞


防衛省の守屋武昌前事務次官(63)が防衛専門商社「山田洋行」の元専務からゴルフ接待を受けていた問題で、石破茂防衛相は23日午前の記者会見で、守屋氏が次官当時の昨年秋までゴルフ接待を受けたほか、マージャンや焼き肉などの飲食接待も受けていたことを明らかにした。守屋氏は「利害関係者とゴルフをしてはいけないとわかっていたが、長い付き合いでやめられなかった」と話し、自衛隊員倫理規程に違反することを認識していたという。石破氏は会見で守屋氏に対し、退職金約7700万円の自主返納を促した。

防衛省による守屋氏に対する事情聴取で判明した。石破氏の説明によると、守屋氏と元専務は20年以上の付き合いがあり、平成15年8月の次官就任前から家族ぐるみの付き合いをしていた。頻繁にゴルフ接待を受けていたが、守屋氏はプレーのたびに1万円を元専務に対して支払っていた。ゴルフ後にマージャンや焼き肉店などでの飲食接待も受けていた。

また、元専務の知り合いの米国防総省や国務省の高官が来日した際には、元専務の負担で会食していたことも分かった。守屋氏は回数について「確認する材料がなくコメントできない」としているという。

守屋氏と元専務のこうした関係は、防衛省と契約を結んでいる事業者ら利害関係者からの飲食やゴルフの接待を禁じた自衛隊員倫理規程が平成12年4月に施行された後も続き、守屋氏は次官当時の昨年秋まで接待を受け続けていた。

防衛省の聴取に対し、守屋氏は「倫理規程では割り勘でも利害関係者とゴルフをしてはいけないと認識していたが、長年にわたる個人的付き合いがあったことから、倫理規程の施行後もやめることができなかった」などと説明しているという。

これに関連し、石破氏は守屋氏に対する処分について「そのような(接待を受ける)行為を長く続けていた方が退職金を規定通り受け取ったことは一般の感情からいって『そうですか』とはならない。退職金をまるまる受け取っていいとは思わない」と語り、守屋氏に対し、支払われた退職金7688万円の自主返納を求める考えを示した。


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