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11月1日22時14分配信 毎日新聞
基礎年金番号に未統合の年金記録約5000万件のうち、該当者の特定が難航しそうな記録が総務省の「年金記録問題検証委員会」によるサンプル調査で約4割に上った問題で、舛添要一厚生労働相は1日、「(5000万件の照合作業が)来年3月には間に合いません、という可能性はあると思う」と述べた。東京都内で記者団の取材に答えた。政府は7月にまとめた記録漏れ問題への対応策で、5000万件の照合作業を来年3月までに完了させるとしているが、それに黄信号がともった形だ。
検証委がサンプル調査したのは7840件。このうち38.5%は、コンピューターへの入力ミスや結婚に伴う氏名の変更などで、該当者を特定するのが困難とみられている。
同相は記者団に対し、この38.5%の内訳について、氏名の未記入5.9%、氏名の変更7.7%、該当者死亡の可能性6.5%と説明。広報を行うなどして、こうした記録の照合を進める考えを示した。残る18.4%のうち10%程度は、紙台帳との突き合わせなどが必要で、時間がかかるとの認識を示した。
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