地方行政

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11月17日6時12分配信 河北新報


宮城県が2008年度予算で発生する約133億円の財源不足を補うため、保有株式の一部売却を検討していることが16日、分かった。県税収入や地方交付税の減少が激しく、事務事業の見直しや人件費圧縮だけでは、財源不足を穴埋めできないと判断した。売却額は、株式市場の動向を見て決める。

売却を検討している保有株は、東証一部上場の東北電力(443万9072株)、七十七銀行(222万1780株)、三菱マテリアル(2万5718株)、みずほフィナンシャルグループ(0・999株)、新日本石油(13万8000株)の5社。

時価総額(10月31日現在)は計126億7000万円で、06年度の配当は2億8148万円あった。
保有株をめぐっては、10月に成立した法人事業税に5%超過課税する「みやぎ発展税」の導入過程で、反対した県議会会派が「株の売却が先」と指摘した経緯がある。

村井嘉浩知事は「株売却は財政再建の最終手段。売ってしまえば、約3億円の配当が二度と入らなくなる。ぎりぎりまで我慢したい」と否定的な姿勢を示していた。

ところが、10月末に決めた08年度当初予算編成方針で、当初不足額の84億円が133億円に拡大したことが判明。地方法人二税(事業税、県民税)の減収や扶助費の増加が要因で、危機的状況を回避するため急きょ方針を転換した。


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