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2月13日10時16分配信 ロイター
[ボストン/シアトル 12日 ロイター] 米ネット検索大手ヤフー<YHOO.O>の第2位株主である米資産運用大手レッグ・メイソン<LM.N>傘下のレッグ・メイソン・キャピタル・マネジメント責任者のビル・ミラー氏は、米ソフトウエア大手マイクロソフト<MSFT.O>に対し、ヤフーへの420億ドルの買収提案を引き上げるよう要請した。
それと同時に、ヤフーに買収案の受け入れ以外に選択肢はほとんどないと警告した。ミラー氏が投資家に宛てた10日付の四半期ごとの書状が12日公表された。10日はヤフーがマイクロソフトの買収提案を正式に拒否した前日に当たる。
同氏は、その中で、ヤフーの適正価値について、1株当たり約40ドルとの評価を下した。マイクロソフトの提示額は1株当たり31ドル。
ミラー氏は、マイクロソフトは「交渉を成立させたければ、提案を改善する必要がある」と指摘。一方で「(マイクロソフトにより)最終的に提示されるであろう提案より価値のある選択肢を見つけ出すのは(ヤフーにとって)困難だろう。われわれは、この案件が(マイクロソフトにとって)戦略的急務であり、(ヤフーは)単独企業としての存続を望むなら厳しい立場にある」との見方を示した。
ヤフーの主要機関投資家で、マイクロソフトの買収提案についてコメントしたはミラー氏が初めて。
ロイターのデータによると、ヤフー株の約75%は法人株主が保有しており、ヤフーの共同創設者デビッド・フィロ氏とジェリー・ヤング氏を含めた内部関係者の保有比率は10%。
レッグ・メイソン・キャピタル・マネジメントはヤフー株8000万株超を保有しており、保有比率は、キャピタル・リサーチ・アンド・マネジメントの11%に次いで2位となる6%。
アナリストは、マイクロソフトが、買収提示額を少なくとも1株35ドルに引き上げるとみている。また同40ドルに引き上げられる可能性もあるという。
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