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2月14日9時3分配信 産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】13日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は、メディア王ルパード・マードック氏率いる米ニューズ・コーポレーションが、傘下のインターネット部門を米ヤフーに譲渡してヤフー株式を取得する方向で交渉していると報じた。ホワイトナイト(白馬の騎士)として米マイクロソフト(MS)による総額446億ドル(約4兆7800億円)のヤフー買収提案を阻止する狙いもあるようだ。
同紙によると、ニューズ傘下で世界最大規模のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、マイスペースやその他のネット部門に現金を加えて、ヤフーの株式20%以上と交換するという構想。ニューズはヤフーの経営を事実上掌握するが、ヤフーの独立性は維持するという。
同紙によると、ニューズ、ヤフーの間で過去18カ月の間で検討された案のひとつだが、マイスペースの評価をめぐり過去、意見が衝突した経緯がある。ニューズ側はマイスペースの価値を60億〜100億ドルと見積もっているという。
ヤフーは11日、MSのの買収提案を「過小評価している」と拒否し、第三者との提携を含め単独生き残り策の検討を続けると表明。MSは「必要なあらゆる手段を取る」と敵対的買収など強硬策も示唆している。
ニューズは昨年、ウォールストリート・ジャーナルの買収に成功。MSがヤフーに触手を伸ばした後も、有力対抗馬として取りざたされたが、マードック会長は今月4日の決算発表会で参入の可能性を否定していた。
ヤフーの日本法人を有するソフトバンクは06年11月、日本版マイスペースのサービスを始めている。
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