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3月31日21時19分配信 毎日新聞
暫定税率の期限切れで、いよいよ始まるガソリンの値下げ。都市部の一般ユーザーはおおむね歓迎ムードだが、複雑な思いの人もいる。「期限切れで身近な道路の整備が進まなかったら……」。地方からはそんな声が聞こえてくる。運輸業界には「荷主からの値下げ圧力が強まる」と警戒感が広がる。値下げ前夜、各地で声を聞いた。【林哲平、村上尊一、豊田英夫】
◇東京では
東京都江戸川区の主婦、佐々木美智子さん(55)は31日午後、軽乗用車で新日本石油系列のガソリンスタンド(GS)に入った。タンクは空っぽだが「1000円分お願い」。1日朝病院に行くのに足りる分だけという。値が下がったら満タンにするつもりだ。
「何でも値が上がる時代だから、下がるのはありがたいわ」。暫定税率の仕組みは値下げ騒動をきっかけに初めて知った。「道路を造るなら造る、税金を下げるなら下げるでいいけど、税の無駄遣いは勘弁してほしい」
法人契約するGSに営業車で乗り付けた区内の弁当店経営、安藤隆道さん(38)の見方は冷静だ。「いち早く安く値下げしたって、そちらへ乗り換える気はない。この先、品薄になっても、付き合いの長いスタンドなら安定供給を期待できますから」
◇地方では
宮城県南部の大河原町の住民は、仙台や白石など近隣都市部とつながる国道4号の拡幅工事の行方に気をもんでいる。現状では朝夕の渋滞で移動時間が計算できず、生活に支障をきたしている。
国土交通省はようやく08年度拡幅に着手する予定で、町も国道につながる町道工事を予算に計上する。ところが、道路特定財源が揺らいでいる影響で国道工事の実施は不透明になり、町の工事も凍結されそうな気配だ。
買い物などで同町と白石市を往復する元会社員、村上あや子さん(59)は「ようやく拡幅されるとほっとした直後にこの騒ぎ。ガソリンが安くなってもねえ……」。
◇運送業者
「値下げは混乱が広がるだけ。いいことなんて何もない」。東京都世田谷区の「用賀運送」の石川和夫社長(67)は怒りをあらわにする。「そのぶん運賃を下げろ、という荷主からの圧力が強まりかねない」
業務用トラックの大半はディーゼル車。軽油は1リットル当たり約17円下がる。石川社長によると、これは運賃のわずか1%にすぎず、経費圧縮効果はほとんどない。「荷主に丁寧に説明するしかないが、運賃が10%下がるような誤解が広がっている」
千葉県市川市の「角田運送」の角田正一社長(56)も「運賃値下げには応じられない。運賃だけで業者を選ぶ荷主は逃げるかもしれない」と不安そうだ。
東京都トラック協会の牧野良一専務理事は「ずっと下がるならいいが、1カ月後元に戻るなら現場をかき乱すだけ。一度下げた運賃は、お役所が決める税率のように元に戻せませんから」と話した。
◇相談窓口
秋田県が27日に設置した電話相談窓口には31日正午過ぎ現在で計18件の相談があった。「軽油が安価な店舗を教えてほしい」といったものから、税制度の基本的な知識を問うものまで多岐にわたったという。滋賀県が29、30の両日開設した臨時相談窓口にも10件の問い合わせがあった。「4月1日からすぐにガソリンは下がるのか」「今後、法律はどうなっていくのか」といった内容が多かったという。
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暫定予算反対、これって詐欺予算。
道路族に群がる土建業者、談合癒着で高価格道路は入らない。
日本に道路は入らない、世界の成長への予算と教育でしょうが。
その前に、我田引水の議員と国民の選挙の教育も要す。か??
以上。
2008/4/2(水) 午後 0:35 [ uda*04 ]