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5月23日8時26分配信 フジサンケイ ビジネスアイ


■6月出荷、過去最大で170円突破も

ニューヨークの原油先物相場が一時1バレル=135ドル台を突破した急騰を受け、新日本石油やジャパンエナジーなど石油元売り大手の6月のガソリン出荷価格が、1リットル当たり10〜11円程度引き上げられる見通しとなった。引き上げ幅は、1990年9月に1カ月ごとの価格改定を導入した際の8・0円を上回り、過去最大となる。

石油情報センターによると、19日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は160・1円と、調査が始まった1987年以降の史上最高値となっており、6月には170円を突破する可能性がある。ガソリン税の暫定税率が復活した5月に続く大幅な値上げが家計を直撃し、個人消費の冷え込みなどで景気の足を引っ張るのは必至だ。

ガソリン価格は4月末には暫定税率の期限切れで130・6円まで一時的に値下がりしたが、わずか2カ月間で40円も値上がりすることになる。170円台は、現在の調査が始まる前に、第二次石油危機後の1982年秋に東京都区部の平均で177円以来の高値となる。

石油元売り大手の出荷価格は、先物相場が1バレル当たり1ドル上昇すると、1リットル当たり0・7円の引き上げにつながる。一時135ドル台を付けたニューヨーク先物相場に加え、各社が主に調達する中東産のドバイ原油も21日時点で1バレル=123・75ドルとなり、先月の同時期に比べて16ドル上昇している。

各社の足下の調達コストはすでに10円以上上昇しており、6月の出荷価格に転嫁する。

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