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7月15日3時9分配信 読売新聞
汚職事件に揺れる大分県の教員採用に絡み、2000年ごろまで約40年にわたり、高校の臨時講師の採用でも、国会議員や県議らの口利き行為が横行していたことが、複数の関係者の話でわかった。
複数の県教委関係者によると、臨時講師希望者の一覧表の「備考欄」には、採用を依頼してきた議員や県教委幹部、PTA会長らの実名が書かれていたという。
1990年代後半に採用業務を担当した複数の職員は、「教育長から採用者を一方的に指示された。有力者から依頼された希望者は、都市部の進学校などに採用されていたようだ」などと語った。
この当時の教育長は、一覧表による選考が60年代前半から00年ごろまで行われていたことを認めたうえで、「備考欄の記名は採用を頼んできた議員らに、辞令の前に配置される学校を知らせるため。選考に手心は加えていない」と説明した。
一方、県選出国会議員事務所の元所員は、臨時講師の採用を巡って数年前まで県教委に口利きをしていたとし、「正規試験に不合格になった人が臨時講師への就職を希望すれば、継続して口利きした。希望通りの学校に採用されれば窓口となった県教委幹部に歳暮を贈って礼をした」と話している。
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