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7月23日8時0分配信 産経新聞


平成20年上期(1〜6月)のコンビニエンスストアの売上高が全国百貨店売上高を初めて上回ったことが22日、分かった。生活必需品の値上げや所得の伸び悩みを背景に昨年以降、消費者に節約志向が強まり、衣料や高額品が主力の百貨店は苦戦した。一方、出店攻勢に加え、“タスポ効果”も追い風になったコンビニが、10年前に年間で3兆6500億円あった差を逆転した。

日本フランチャイズチェーン協会が22日発表した加盟11社の1〜6月の店舗売上高(全店ベース)は前年比3・2%増の3兆6559億円で、公表を始めた11年以降で最高だった。

たばこ自販機用成人識別カード「taspo」を持たない人が来店するタスポ効果で、来店客数(既存店ベース)が4月から3カ月連続で増加。外食を控える消費者の支持を受け、おにぎりや弁当が健闘したほか、各社が強化してきた「野菜や肉など生鮮品も伸びた」(ローソン)。

一方、1〜6月の全国百貨店売上高は前年比2・7%減の3兆6171億円で、元年以来の低水準に落ち込んだ。原因は売り上げの3割以上を占める衣料品と得意とする高額品の不振だ。6月の商品別売上高は衣料品が12カ月連続、美術・宝飾・貴金属は16カ月連続で前年を下回った。株安や景気の不透明感から客数や購買単価は減少した。「ファッションビルや専門店と比べ、割高感から敬遠された」(J・フロントリテイリング)という。

年間の百貨店売上高はバブル直後の3年の9兆7130億円をピークに落ち込みが続く。19年には2兆円少ない7兆7052億円まで低下。ネット通販やアウトレットモールなどの登場も消費者の百貨店離れに拍車をかける。

これに対し、コンビニは19年が7兆3631億円で、その差は約3500億円まで迫っている。コンビニ各社はフライドチキンなどファストフード商品の販売を始めるなど、品ぞろえの充実を図ってきた。また、金融などサービス事業にも参入し、電気料金などの収納代行やATM(現金自動預払機)設置なども進めた。小売りの雄として君臨してきた百貨店業界だが、年間売上高でもスーパーに続いて、新興のコンビニに抜かれる可能性が出てきた。


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