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8月21日10時24分配信 ロイター
[東京 21日 ロイター] 財務省が21日発表した7月の貿易統計速報によると、貿易収支は911億円の黒字となった。黒字額は前年比86.6%減で、5カ月連続減。輸出は前年比8.1%の増加、輸入は同18.2%の増加だった。ロイターが民間調査機関を対象に行った調査では、貿易収支の予測中央値は2525億円の黒字で、発表数値は予想を下回った。
対米黒字は前年比19.0%減で11カ月連続の減少となった。香港、マカオを除く対中国輸出額は前年比16.8%の増加となり、戦後初めて対米輸出を上回った。
市場関係者からは「黒字の減少トレンドはこれまで確認されてきた流れであり、シナリオの変更を大きく迫るものではない。米国から始まった景気減速が世界的に拡散、景気の持ち直しが来年半ばにずれ込んできたという市場予想と表裏一体だ」(三菱UFJ投信・戦略運用部副部長の宮崎高志氏)などの指摘があった。
(ロイター日本語ニュース 武田晃子記者)
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