|
9月8日18時2分配信 時事通信
日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)が8日、辞任した。朝青龍のサッカー騒動や時津風部屋の力士死亡事件など、角界を揺るがせた不祥事の連続は、ついに協会トップの引責に発展した。14日からの秋場所(両国国技館)は武蔵川新理事長(元横綱三重ノ海)の下で再出発を図る。
新理事長は弟子に対する厳格な指導で知られるが、時代の変化もあって親方衆も力士もたがが緩み切っており、難しいかじ取りを迫られそうだ。
大相撲の大麻問題は、8月にロシア出身の幕内若ノ鵬が逮捕・解雇されたのが発端で、今月2日に抜き打ちの簡易尿検査を実施。同じロシア人の露鵬(28)と白露山(26)が陽性となり、専門機関で精密分析を行った。
両力士は使用を否定したが、分析結果は露鵬が基準値の5倍、白露山が10倍。8日の再発防止検討委員会で、直接吸引の疑いが極めて強いと判断した。九重広報部長(元横綱千代の富士)は「世間に迷惑を掛けた」と解雇理由を説明した。
この日の臨時理事会の議決は直ちに臨時評議員会にも報告された。
昨年、力士死亡事件で前時津風親方(元小結双津竜)が解雇されて以来、理事会議決による解雇者はこれで4人。同事件で逮捕された3力士も有罪確定を待って解雇する方針が決まっている。
|