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10月28日13時22分配信 産経新聞
28日の東京株式市場は午後になって反発し、7200円台を回復して推移している。前日の米国株の下落を受け午前は続落して始まり、日経平均株価は一時7000円台を割り込んだ。7000円台割れは昭和57年10月6日以来約26年ぶり。
日経平均株価は午後1時5分現在、前日終値比114円41銭高の7277円31銭。東証1部全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は同4・36ポイント高の750・82。
前日の米国市場は、乱高下。ダウ工業株30種平均は一時220ドル高まで買い進まれたが、世界的な景気後退懸念が強く、終値は大幅続落し、前週末比203・18ドル安の8175・77ドルと、約5年半ぶりの安値をつけた。ナスダック総合指数も同46・13ポイント安の1505・90で、約5年5カ月ぶりの安値となった。
続く東京市場は、小幅安で寄りついた後、前日に最大約1兆円の増資を発表した三菱UFJフィナンシャル・グループなど、金融の主力株を中心に売りが先行。値ごろ感から、自動車などの一部銘柄に買い戻しの動きも見られたが、為替の円高傾向にも変わりがなく、輸出関連株は全般的に売られた。
日経平均は徐々に下げ幅を広げ、一時、前日比168円00銭安の6994円90銭まで売られ、7000円台を割り込んだが、午後になって買い戻しの動きが強まった。午後は一時200超の上げとなるなど荒い値動きとなっている。
市場では「歴史的な安値水準にあることから、自律反発の機運もあり、下値では買い戻しや押し目買いの動きもあるが、全体的に需給が悪化し、割安でも投資家が売らざるを得ない状況が続いている」(大手証券)との声が聞かれた。
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