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11月11日10時3分配信 産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)の株価が10日のニューヨーク株式市場で暴落し、一時31%も急落して1946年以来62年ぶりの安値となる3.02ドルをつけた。資金繰り難による経営危機で、政府の支援なしでは破綻(はたん)が回避できないという見方が一気に広がり、株式を手放す動きに拍車がかかった。
議会が近く審議する追加景気対策にビッグスリー(米自動車3大メーカー)向け緊急資金支援を盛り込むよう求める圧力も市場からも高まっている。
GMは7日の7〜9月期決算発表で、来年前半に資金不足に陥る危険性を表明して、政府に追加支援を求めた。これを受けて10日、ドイツ銀行やバークレーズなど大手金融機関が、GMの株価見通しをゼロ〜1ドルに引き下げを発表した。
ロイター通信によると、クレディ・スイスのアナリストは「政府支援で破綻リスクが軽減されても、株主は依然としてリスクにさらされる」とし、支援が実現しても既存株式の価値は著しく毀損(きそん)される見通しを指摘した。
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