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11月21日6時44分配信 読売新聞
【ニューヨーク=山本正実】20日のニューヨーク市場は、米経済の先行きに対する厳しい見方から大荒れの様相となった。
株式市場では、ダウ平均株価(30種)の終値が前日比444・99ドル安の7552・29ドルと、約5年8か月ぶりの安値に落ち込んだ。
原油先物は約3年半ぶりに1バレル=50ドルを割り込んで取引を終え、外国為替市場の円相場は前日より2円高い1ドル=93円台まで円高が進んだ。
朝方発表された先週の新規失業保険申請件数が約54万件と約16年4か月ぶりの高い水準となり、雇用情勢の悪化ぶりを改めて示した。米自動車大手3社(ビッグスリー)の支援策を巡り政府・議会が迷走していることも、先行きの不安感を増幅している。
株式市場では、景気悪化に伴い不良債権の増加が見込まれる金融機関株で下落率が大きく、シティグループ株の終値は前日より26%安い4・71ドルだった。
ビッグスリーの株式はこれまでの値下がりを受けた買い戻しが入り、ゼネラル・モーターズが3%高い2・88ドル、フォード・モーターは10%高い1・39ドルでそれぞれ取引を終えた。
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原油先物市場では、指標となるテキサス産軽質油(WTI)の12月渡し価格が前日比4・00ドル安の1バレル=49・62ドルと、5営業日連続で下落して取引を終えた。取引途中に一時、48・64ドルまで値下がりした。
原油価格は今年7月11日に最高値147・27ドルを記録してから、わずか4か月で3分の1程度まで値下がりした。
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