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1月7日22時19分配信 産経新聞
三菱自動車が主力工場の水島製作所(岡山県倉敷市)で、3月までに非正規従業員900人以上を追加削減することが7日、分かった。同社は景気悪化に伴う世界的な販売低迷を受けて減産を強化する考え。昨年末までに契約が満了した1100人の非正規従業員と合わせ、今期の人員削減は2000人を超える見通しだ。
水島製作所では主力乗用車「ランサー」などを生産し、大半を欧米やロシアなどに輸出している。販売不振を受け、昨年11月の出荷台数は、約3万台と前年同月より1割減。12月はさらに減少したもようだ。このため、先月下旬から生産ラインで働く従業員について週休3日としていたが、今月12日からは稼働日についても夜間の操業を取りやめ、減産を強化する。
水島製作所では昨秋まで派遣社員と期間従業員1400人が勤務していたが、昨年末までに250人を削減。さらに今年3月末までに新たに900人以上を削減することになった。これにより、同製作所から非正規従業員がほとんどいなくなる。
同社は昨年、3月末までに当初計画比で11万台以上の減産を決定。これを受け、昨年末までに水島製作所や名古屋製作所(愛知県岡崎市)など国内5工場の非正規従業員1100人を削減していた。
一方で正社員の雇用は守る方針で、工場の生産ラインで働く正社員に余剰が生じた場合は系列の販売店などに出向させる方針。早ければ来月ごろから100人規模を販売店に出向させる。
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