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1月9日23時14分配信 毎日新聞

【デトロイト(米ミシガン州)斉藤信宏】米労働省が9日発表した昨年12月の雇用統計(速報値)によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数が昨年1年間で計258万9000人減となり、年間の減少数としては第二次世界大戦時の1945年(275万人減)以来、63年ぶりの大幅減を記録した。金融危機の深刻化に伴い、08年の米国内の雇用情勢が戦後最悪の水準に落ち込んでいたことを改めて裏付けた。

 また、昨年12月の失業率は7.2%となり、11月の6.8%から0.4ポイント悪化し、93年1月以来、約16年ぶりの高水準を記録。就業者数は前月比52万4000人の減少だった。就業者数の減少は12カ月連続で、4カ月連続での40万人超の減少となった。11月の就業者数も58万4000人減と大幅に下方修正された。

 大手証券リーマン・ブラザーズが経営破綻(はたん)した9月以降の4カ月間の就業者数の減少は計193万4000人。金融危機が急速に実体経済に波及し、雇用の悪化に拍車をかけている現状が浮き彫りになった。米景気の後退局面が長期に及ぶとの懸念も一段と強まっており、戦後最長の不況に陥る恐れが現実味を帯びてきた。

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