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4月3日14時26分配信 Computerworld.jp
4年前には10台中ほぼ9台のコンピュータで使われていたMicrosoftのWebブラウザ「Internet Explorer(IE)」が、今年3月にそのシェアを3台中2台にまで落とした。
米国のWeb動向調査会社Net Applicationsは4月1日、同ブラウザの市場シェアが3月に0.7ポイント減少し、同月末時点で66.8%になったと発表した。
これは、Net Applicationsが2005年にブラウザ利用状況調査を開始して以来、最も低い水準である。Microsoftは2週間前に「IE 8」をリリースしたものの、この減少傾向に歯止めをかけることはできず、IEの3月単月のシェア減少率は過去12カ月間の平均減少率を若干上回るものとなった。
Net Applicationsの以前のデータによると、IE 8リリース後最初の1週間で、他社ブラウザからIE 8に乗り換えたユーザーはほとんどいなかった。IE 8をダウンロード/インストールしたのは、これまでIE 7を使っていたユーザーばかりだったのだ。
当然ながら、IEが3月に失ったシェアは他社のブラウザが拾っている。シェアを最も大きく伸ばしたのはMozillaの「Firefox」で、2月比で 0.3ポイント増加した。また、Appleの「Safari」も0.2ポイント、Googleの「Chrome」はわずか0.08ポイントだがシェアを伸ばした。
Firefoxのシェアは6カ月連続で拡大しており、3月末時点で過去最高の22%に達した。そのうち、Firefox 3.5(Firefox 3.1から名称変更)ベータ版の占める割合は6%だった。これは、IE 8がIE全体に占める割合の2倍以上に相当する。
(Gregg Keizer/Computerworld米国版)
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