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5月9日15時45分配信 産経新聞

 ■高校生と引率教諭 カナダ帰り、成田で隔離 生徒1人、機外で発症

 厚生労働省は9日、カナダから米国経由で成田空港に帰国した大阪府立高校の生徒2人と引率教諭1人の計3人について、新型インフルエンザの感染が確認されたと発表した。日本国内での感染確認は初めて。世界保健機関(WHO)に28番目の感染国として報告した。舛添要一厚生労働相は同日朝、厚労省で緊急会見。感染確認を発表するとともに、「入国前に確認されたもので、『国内での患者発生』には当たらない」と述べた。国内の警戒態勢は、検疫などの水際対策強化を中心とした現在の態勢が維持される。

 3人は大阪府寝屋川市内にある府立高校の10代の男子生徒2人と、引率の40代の男性教諭で、府立高3校が合同で行った短期留学に参加し、4月24日からカナダのオークビルに滞在。米デトロイト経由で、5月8日午後4時38分成田着のノースウエスト航空25便(コンチネンタル、デルタ航空共同運航便)で帰国した。このうち、オークビル一帯では、地元の生徒2人の感染が確認されているという。

 教諭と生徒1人は機内検疫で感染の疑いがあるとされた。もう1人の生徒は、飛行機を降りてから症状が出た。3人は検疫法に基づき、感染症指定医療機関に指定されている成田赤十字病院(千葉県成田市)に搬送、隔離されて治療を受けている。男性教諭は抗ウイルス薬のタミフルを投与されたが、生徒2人は熱が下がっている。

 また、短期留学に同行していた33人(教諭5人、生徒28人)に加え、乗員2人、機内で疑いが確認された2人の周囲にいた一般乗客14人の計49人について、感染の可能性があるため、検疫法に基づいた停留措置を取った。空港近くの宿泊施設で10日間にわたって医師が健康状況を確認し、発症の場合には治療を受ける。

 同機には乗員乗客計412人が搭乗。他の乗客についても1日1回程度、地域の保健所から電話で健康状態を確認する健康観察が約10日間行われる。

 感染した生徒らが通う高校によると、感染した教諭はカナダ滞在中に発熱したが病院に行かず、帰国の間際まで学校に報告していなかった。また日本から現地にマスクを送ったが、引率の教諭の判断で生徒はマスクを着用しなかったという。

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 厚労省によると、宿泊施設に一時待機させられた49人のうち、6人が発熱やせきを訴え搬送された。 
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【用語解説】新型インフルエンザ(H1N1型)

 通常は人に感染しにくい豚インフルエンザウイルスが、人から人に感染しやすいよう性質を変えて生まれた新ウイルス。メキシコ、米国での感染者急増を受け世界保健機関(WHO)が4月28日(日本時間)、世界的大流行を起こす危険があるウイルスと認定した。鳥や人のウイルスを含む4種類のウイルスが混合してできたとみられる。型名のHとNは、ウイルス表面にあるヘマグルチニン(H)とノイラミニダーゼ(N)という2種のタンパク質の頭文字。

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