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6月8日16時57分配信 夕刊フジ

 マリナーズのイチロー外野手(35)が7日、ツインズ戦に1番右翼で出場し、4打数2安打1四球で打率を.356に上げ、ア・リーグトップに躍り出た。両リーグ通じても首位。5日の試合で連続試合安打記録が「27」で途切れたが、その後は2試合連続でマルチ安打をマーク。首位打者となって再び「記録」に注目が集まる。チームは4−2で逃げ切った。

 イチローが苦笑いとともに得意のセリフを口にした。「皆さん(報道陣)で勝手にどうぞ」。故障中のバートレット(レイズ)が規定打席を割り、2007年9月19日以来の打率首位に。しかし、過去2度のタイトルホルダーが質問に乗ってくる気配はない。

 個人成績で、あくまでもこだわるのはヒット数だ。打率についてはタイトルに手が届きそうな状況で終盤を迎えたとき、あらためて考えればよい。「(現時点で打率には)あんまり興味がない。時期(的な問題)が大きいよね。それを聞かれても困る。(その話題は)今ではないでしょう」

 あれこれ周囲が騒いでもマイペースを貫く。この日は2打席目に内角高めカーブを、5打席目に外角高め速球をそれぞれ中前にはじき返した。さまざまな球種、コースへの対応は万全に見える。

 では安打数でリーグ1位まであと1本に迫ったことについてはどうか。これは単独首位に立ってから尋ねればよいのだろうか。「そうですね。よくご存じで」。シーズン最多安打の記録保持者はつかみどころがない。


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